今更言っても始まりませんが、やはり3700人もの感染予備軍を乗せたダイヤモンドプリンセス号は、大黒埠頭に入港させるべきではなかったと思います。
3700人もの感染予備軍がウイルス兵器を携えて上陸してくるのは、丸腰で平和に生活している街を、銃器をもった集団が襲うようなものです。マスクが防弾チョッキ?
蟷螂は考えました。
3700人の中には遵法精神の欠如している者が必ず10%はいると思わねばなりません。
ディズニーランドがオープンしていたので、出かけた者もいるはずです。
先の大戦時は、お国の勝利という大目的があり、『欲しがりません勝つまでは』の大号令のもと、国民は我慢をしていたのです。
しかし、現代は戦争状態ではないので、『やりたいことはやる。欲しいものは手に入れる』ことに、他人は誰ひとり文句を言えません。
文句を言えば『オレの勝手だろう』のひと言で、却下されます。
中国だったら街でマスクをしていなかっただけで拘束されますが、日本は自由、コンサートだって開けます。
ただし、今自由に振る舞えるのは、みんなが決め事を守って生活をしているからであり、自由な生活が保証される大前提に『決め事を守ること』がなくては成り立ちません。
クルーズ船から下船した人は、二週間程度自宅で不要不急の外出を控えるように伝えられているはずです。
下船したその日の内にスポーツクラブへ行く。
厚労省はどのような条件で下船を許可したのでしょう。
おそらく位階勲等の高い乗客が、『二週間我慢したんだから、降りたら自由だろう』と、感度の甘いPCR検査(おそらく偽陽性)陰性を盾にとってゴリ押ししたのでしょう。
おのれひとりが発症して苦しむのならご自由にというところですが、スポーツクラブの経営の根幹を揺るがしかねない蛮行は、非難されても申し開きが立たないのではないかと思います。
このような輩も、税金で面倒を見なければならないのでしょうか?