日曜の淀は雨のようだ。
織田作の『競馬』という小説をふと思い出した。
石頭の真面目な青年が、小説家の原稿を受け取りに行った先の淀競馬場で競馬を覚え、のめり込んでいくというストーリーで、織田作の作品の中でピカイチのできだ。
その後カフェの女給に入れ込んで所帯を持つが、乳がんを患い死んでしまう。
その女給の名が一代だったことから、競馬では迷わず1の単勝しか買わず、小倉競馬まで追いかけて行った先の最後のシーンでは泣かせる。
競馬の小説で泣かせるのはなかなか難しい。
競馬にかける情熱がありすぎても、なんだか空々しく感じてしまう。
蟷螂は馬はヤネによって走る走らないが決まると思っています。
今回のジャスティンパレス、ルメールでは負けたことがない。
ちょっとケガ明けでルメさんの体調が気になるし、ドウデュースもいるけれど、ジャスティンパレスとルメさんで負けたらあきらめもつきます。
ジャスティンにとっては距離が短いという懸念があるし、馬場状態も気になりますが、外人ジョッキーはひ弱になった日本人ジョッキーに比べるとモチベーションが違うので、レーンのシュトルーヴェも侮れません。
渋った馬場と京都競馬場に実績のあるブローザホーンまで抑えれば、たぶん大丈夫でしょう。
枠連
2-4 1000円
1-2 1000円
2-8 1000円迄
なお、予想はあくまで個人的なものであり、オマエのいうとおりに買ったら外れたというクレームはご容赦ください。