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cogito, ergo sum

日常を楽しめたらいいな

大人のおもちゃ MERKUR37c

2014-03-09 11:29:00 | 大人のおもちゃ~シェービング
MERKUR 37c(337c)
最近(と言ってもここ過去半年くらいの間)手に入れました。
両刃ホルダーを複数所有している方々の中では定番ホルダーの一つですね。


まず、その見た目のごつさとは裏腹にとても扱いやすい。
剥き出しに見えるブレードも肌に対する威圧感無しに「スッ」と剃ってくれるため、ちょっと拍子抜けでした。ただし、剃り味に不満があるわけでもなく、肌への負担もfuturよりもマイルド。
全くの個人的な好みで言えばfuturに軍配が上がるが、ぼくの使ったことのあるMERKUR製品の中で他人にお薦めするとすれば文句なしに37cですね。取り合えず両刃一本持っておきたい人にはコレしかないってくらいオススメ・・・だけど、一本目に37c買う人ってそうそういないと思うw。

欠点としては
・見た目が強烈?で警戒感を与えてしまう。
・全体的には剃りやすいが限られた部位によっては剃りづらい場合がある。

剃り上がり:37c<FUTUR+Shark
・好みと肌質、剃り方にだいぶ左右されるとは思いますがFUTURに若干劣る感じ。
・慣れなのかな・・・剃れるんだけど、追い込んでも追い込みきれないんですよね。その独特の刃の当たり方からなのか、顎のラインや首筋など細かな剃り加減の調整ができない。

剃り心地:37c=FUTUR+Shark
・肌へのタッチは優しい感じ。ス~と剃れます。少し伸びた髭とか、柔らかめの髭で深剃りを追い込まない限り37c>FUTURになります。

コントロール性:37c≦FUTUR+Shark
・これは慣れてしまえば問題ないと思いますが、ヘッドの当たる場所によって刃の突出量が違いますので鼻下など細かなところは最初はコントロールしづらいと思います。ぼく的には鼻下は刃の突出量の多い側を当てて剃ることでFUTURやGEMより剃りやすいと思います。ただ、顎のラインなどは通常タイプのホルダーのように刃全体が均一に突出しているデザインの方が使いやすいですね。

大人のおもちゃ~GEM

2014-02-17 14:15:00 | 大人のおもちゃ~シェービング
GEMです。
一般的にはあまり知られていない。でもこのブログを読むような奇特な人はおそらく知っているであろうホルダー。
現在、GEMのホルダーは日本では殆ど流通していません。本家、USAでもとっくに生産は終了しているのでeBayなどでデッドストックやUSEDで探すしかないでしょうね。

それでも替刃はなんとか手に入ります。
と言っても日本国内ではなかなか見つからず、海外からの購入が現実的です。

どうしても国内で替刃を手に入れたいって人がいましたら
・ペットトリマー用
・リード加工用
・スクレパー用
などの用途で売られてはいるようです。

なんと言いますか、良くも悪くもアメリカンなシェーバーですね。
誤解を恐れずに言えば、すごく大雑把な剃り心地。。
ゾリゾリって・・・剃ると言うより刈るって感ですかね。
でもちゃんと剃れてます。ぼくはこういう感じ、嫌いじゃないです(^^;
肌のあたりもきつくありません。

グリップは短いですが、先端を持っても根本を持っても順剃りでも逆剃りでも・・・とても持ちやすく使い勝手のいいホルダーだと思います。

その独特な剃り心地もあって、アメリカではGEMを好んで使っている方も多いそうですよ。
その気持ち分かります。

欠点としては
・まず替刃の入手が難しい。
ここhttp://www.tedpella.com/dissect_html/dissect.htm#anchor1606431とかここhttp://connaughtshaving.com/gemss.htmlで入手できます。
国内ならここhttp://www.em-japan.com/glass_knife.htmlとか・・・高いけど。。

・ヘッドが大きい・・・と言うかヘッドの平面が広すぎて細かなコントロールがしづらい。

剃り上がり:GEM≦FUTUR+Shark
・剃り上がりはTypeLと同じような傾向。FUTURのほうが若干深く剃れる感じです。

剃り心地:GEM≦FUTUR+Shark
・これは好みですね。その独特な剃り心地は癖になる人もいるかもw
肌へのダメージはインジェクターより少しあるかな?って程度で、両刃よりはストレスは少ないです。

コントロール性:GEM=FUTUR+Shark
・GEMのほうが良いような気もするのですが、顎のラインで一部剃りづらいところがあるんです。結果的に相殺されてしまって・・・決して悪いわけじゃないですよ。
ただ、先にも書いたようにヘッドの平面部が広すぎることが要因だと思います。
比較対象がFUTURですから「=」にしましたが、Gillette AdjustableならGEM<Gilletteですね。

使い心地:
グリップはインジェクターに増してチープな感は強いですが、インジェクターのチープさとは意味が違いまして、ノスタルジックなとても愛着のわくチープさです。

GEMのホルダーは三つ保有しております。
以前、オークション(と言ってもe-bayですが)で未使用2本セットってのを手に入れた都合でフェザーウェイトとういモデルを二つ。あとタイプ名は分かりませんが黒いグリップの若干重いものが一つです。

同じように見えますが、使い心地は別物で、軽いフェザーウェイトというタイプのもののほうが剃りやすいです。
とは言っても黒いタイプのもののほうがデザイン的には気にいっているんですよね。


大人のおもちゃ ~シック インジェクター Type L

2014-01-29 20:46:00 | 大人のおもちゃ~シェービング
久しぶりの更新です。
インジェクター最後はTypeLです。

同じように見えるけどTypeMより滑りが悪いようです。刃も5~7日ほどでストレスを感じてきます。
とは言ってもTypeNとは比較にならないくらい剃りやすいです。
剃り心地、深剃りともTypeLからTypeMへの進化は正常進化というか、納得いくレベルですね。
グリップもTypeMと遜色ないレベルでチープさはあるものの特に使いにくいわけではありません。
総じてTypeMには若干劣るかなって感じです。

欠点はTypeMと同様です。

剃り上がり:InjectorTypeL≦FUTUR+Shark
・深剃り、剃り上がりは同じようですが、一日経つとTypeLのほうが若干ザラつきが強いようです。その分FUTURのほうが剃った直後に肌がヒリヒリしますけど。

剃り心地:Type L<FUTUR+Shark
・これは好みですね。FUTURのほうが剃りを楽しめます。ただTypeLのほうが気軽に剃れるし、インジェクター全般に言えることですが、ほとんど出血したことがありません。肌へのストレスが少なく深剃りも効くという意味ではバランスの取れたシェーバーだと思います。

コントロール性:Type L>FUTUR+Shark
・これはTypeM同様インジェクターに軍配ですね。

文頭に"最後"と書きましたが、実はまだ未使用のホルダーがあります。
・TypeMの予備(chrome)


・未開封の缶詰(中身はTypeLのはずですが。。)


・Hydromatic


何れ気が向いたら使ってみようと思いますが。。

次回のレポはGEMの予定です。

大人のおもちゃ ~シック インジェクター Type M

2013-11-28 00:28:00 | 大人のおもちゃ~シェービング
さて、誰も読んでないでしょうけど、予告通りシックインジェクター TypeMいきます(^^;
グリップはチープな感じはするものの、わりと持ちやすい。個人的にはもう少し角が取れていた方が好きなのですが、それでもTypeNに比べれば上々です(順番逆なんだけどね)。

未使用とのことでしたが、ダイヤルの目盛が剥げてます。

最初に結論から行きましょう。
はっきり言って過去に使ったシェーバーの中でトップクラスの使い心地です。
私のメインシェーバーの一つになってます。
なぜ、TypeMからTypeNへモデルチェンジしたのかさっぱり分かりません。
単純に市場の活性化というならシック最大の失敗ではないでしょうか?
とは言うものの、世の一般的な人気はTypeL、Nのほうが高いようですが・・・・・。
あくまでも個人的な感想ですので。。

シックインジェクターシリーズ唯一のアジャスタブルタイプのハンドルです。
少しいじってみましたが、最終的にはフル(ダイヤルで言うと6,5?7?)が一番剃りやすかったです。
深剃りもそれなりに効くし、小振りなヘッドはとてもコントローラブル。
TypeNのように肌に吸い付いてしまうのではなく、肌の上を滑ってくれます。
刃の耐久性も高い。

同じ刃を使ったのに、TypeMは他のモデルより切れ味が長持ちします。
アジャスタブルで刃のギャップを深く取れるから、刃の劣化が目立たないのかな?
確かに剃れなくはなるけど、そこからも大して気にせず使えるレベルでした。
因みに私はスキンヘッドにしているため、毎日剃刀は三本使います。
一本はヘッド用。これは殆どの場合FUSION。時々Schick Hydro5。まれにShick スーパーⅡってところ。
フェイスに2本。これは特に意味はなく、髭剃りを楽しむため顔の左右で剃刀を変えているだけです。
そんな剃り方でTypeMは約一ヶ月ブレードを交換せずにさしてストレス無く剃ることができました。
まぁ、顔半分が一回だと思えば剃り面積で言えば二週間ってところですかね。
これはメーカー推奨の交換時期と一致します。
そう思うとTypeLやNはメーカーが推奨する交換時期より前に剃り味にストレスを感じるようになってしまうって事ですね。

欠点としては
・デザインが安っぽいw
・クリーニング、水切りがしづらい。
・上記に加えて細部まで手軽に洗えないため、不衛生になりやすい。特にオイルシェービングをすると後始末が大変!
・構造上、刃の取り外しが気軽にできない。また、刃を外して置いても金属が密着しているため汚れがたまる。錆びやすいなどの弊害がある。
などかな。


剃り上がり:InjectorTypeM≧FUTUR+Shark
・深剃りを含め、剃り上がりは甲乙付けがたいのですが、両刃の方が肌のコンデションに左右されやすく、場合によっては肌が負けてしまって深剃りまで追い込めないこともありますので、若干インジェクターの勝ちってところですかね。

剃り心地:Type M=FUTUR+Shark
・これは好みですね。単純な剃り心地で言ったらインジェクターのほうが気軽に肌のコンデションを気にせずに剃れるし、ちゃんとそれなりの深剃りまで追い込めるので一般受けはするかもしれません。ただ、両刃に比べると髭剃りという行為そのものがチープになってしまうような感覚がありますね。
良いホルダーだとは思うのですが、使う楽しさという面では両刃に軍配が挙がります。

コントロール性:Type M>FUTUR+Shark
・これはインジェクターに軍配ですね。ただヘッドがデカイからと言ってFUTURのコントロール性も巷で言うほど悪くはないですよ。

大人のおもちゃ ~シック インジェクター Type N

2013-11-16 23:57:00 | 大人のおもちゃ~シェービング
大して更新しないのに、ここのところダブルエッヂブレードが続いたのでシングルエッヂのレポを。

と言ってもシングルエッヂってシックインジェクターとGEMしか持ってないけど。。
取り合えず、タイプ別インジェクターから。

残念ながら最終モデルのTypeOは使ったことありません。っていうか持ってません。
ってことでお終い(^^;

次に新しいのがTypeN
これが実に・・・・・剃りづらい!
最初持ったときにストレート過ぎるハンドルに違和感バリバリでした。
ダブルエッヂは両側に刃があるため、どうしてもシンメトリックな形になり、ハンドルはストレートにならざるを得ないのですが、シングルエッヂならブレードの角度とヘッドをコントロールしやすいハンドル形状というものを別々にデザインできそうなものですが、使い勝手を全く考慮に入れずデザインしたとしか思えない形状です。
そして、これが一番の問題なので・・・滑りが悪すぎます。
私の肌質との相性なのかも知れませんが、滑りが悪いため剃っていてヘッドが細かくスキッドしているような感じになり非常に剃り心地が悪い。
写真のようにヘッドに細かなディンプルが入っているためでしょうか?



良く言えば肌に吸い付く感じはあるのですが、吸い付いたまま滑らないんです。
これは髭剃りとしては致命的と思えるのですが・・・。
ま、肌質によっては剃りやすくなるのでしょう。
あくまでも私個人としての使用感は最悪でした。
以上の理由で、おそらくもう使わないでしょう。

ということで、ちょっとお遊びで、ハンドル形状を改造してみようかと。。
改造と言ってもストレート形状のものを加熱して少し曲げてみただけです。
結果として若干コントロールはしやすくなりましたが、ヘッドはそのままですので滑りの悪さは改善されません(使わないと言っておきながら使ってしまいました)。
あと、熱風や直火では樹脂が溶けてしまうのではないかと思い、湯煎で曲げたのですが、すっかり忘れてしまい15分以上沸騰させたままにしておいたため、樹脂の変色・劣化が著しい一品になってしまいました(^^;

剃り上がり:InjectorTypeN=FUTUR+DERBY
剃り心地:Type N<<FUTUR+DERBY
コントロール性:Type N<FUTUR+DERBY
と言ったところでしょうか。

次はType Mいきます。