cogito, ergo sum

日常を楽しめたらいいな

火遊び ~アルコールバーナー Battle

2012-04-27 21:07:00 | Outdoor-gear
さて、日vs独vs瑞vs中 アルコールバーナー対決です。
ステージに向かう途中のダム湖面を覆っていた雪も割れ水面を臨むことができるようになりました。


もちろんバトルステージは今までと同じところ
標高:約477m(カシミール上での大凡の標高)
気温:14℃~4℃
水温:測り忘れてました(汗;;;
水量:400ml(エバニュー チタンマグポット500の目盛による目分量)
使用クッカー:エバニューチタンティーポット500/チタンマグポット500(EBY257使用時のみ)・・・共に蓋付き

燃焼条件:アルミローテーブル上にてウインドスクリーン使用
計測条件:アルコールバーナーに火をいれ、本燃焼を待たずにすぐにクッカーをあげ計測開始→沸騰に至まで
※一度使ったクッカーは雪を詰めて火にかける前の温度に下げる。
※バーナーは連続使用せず常温状態から使用する。

私の手持ちのゴトク、スタンドでそれぞれ計測

まずはエバニュー EBY257
このスタンドのみ、クッカーはマグポット500を使用しました。
15:40ごろスタート 外気温 14℃
まずはEBY257

エバニューTiの専用スタンですね。
写真の通り、外径の違いからセットされる高さに違いでます。
※写真のスタンド上部に十字五徳が乗ってますが、今回は使っていません。

次はTRP301 一応純正って言われるやつですね。
このスタンド、今回使ったウインドスクリーンのポケットにスポって入ってしまうんです。

どうせウインドスクリーンがないと使えないと思えば、携帯性でTRP301を普段使いとしてチョイスするのも手ですね。
このスタンド以降、使用するクッカーはエバニューTiティーポット500です。

16:20ごろスタート 外気温12℃
まずは倒立(写真左)
ん?倒立って・・・変ですか?
普通の使い方だとバーナーが直置きになってしまうんですよね。
そこでスタンドを倒立させるとバーナーを浮かせることができるってわけです。
ただし、そのままでは底面の広いクッカーでないとセットできません。
そこで、焼き網(たしかかなり前にドンキで50円位だった気がする・・・)を使用してポットをセットすることにしました。
当然このスタンドの推奨されるセッティングではありませんので、もしお試しになられるときには自己責任で。。

次にマニュアル通りの使い方。(上の写真右側)
17:10ごろスタート 外気温8℃
まだ日暮れではないのですが、太陽が周りを囲む山の陰になってしまい、一気に気温が下がってしまいました。ちょっと寒い・・・
このセッティングの場合TATONKAのバーナーのみ高さの問題があってNGでした。

次にclickstand

18:10ごろスタート 外気温5℃
このスタンドも小さめのクッカーだと載せられないため焼き網を使用しています。

最後に。。
Alocsのスタンドを。。

19:00ごろスタート 外気温3℃・・・スタート時点からの気温差が。。。寒かったです(^^;
トランギアの銀色の王冠スタンドが王道でしょうけど、alocsのバーナーとセットでトランギアのバーナーのみと同じ価格だったモノですから、ついこちらを・・・・(^^;

因みに下記のようにバーナー部からクッカー底部までの大凡のクリアランスを測ってみました。


同じスタンドでもそれぞれ条件は異なるって事ですね。

以上が今回の条件です。。

前置き長いですねw
では結果です。

私の個人的な感想は、エバニューTiとトランギアの差がこんなに開くとは思っていませんでした。
そこでEBY257とAlocsだけはエバニューTiの測定を二回行ったのですが、差は10秒ほどだったので、このタイム自体は間違いではなかったようです。
もう一つはトランギアとAlocsの差があまり明確にでなかったのは意外っていうか、EBY257に関してはAlocsのほうが良いタイムだったのはビックリです。(大した差はありませんでしたが)
TRP301の倒立はもう少し期待したのですが、使えませんね。クリアランスが少なすぎました。
TATONKAに関しては残念ながら予想通りでした。

☆やはりお湯を沸かすという目的だけだったらエバニューがダントツですね。そう言う使い方ならエバニューのスタンドセットがベターな選択だと思います。システム化されているから使いやすくスタッキングできます。
ただし、以前の記事でも書きましたが、炊飯やパスタなど、湯を沸かした後に一手間かけることは難しいと思います。
今回は計測しませんでしたが、満タン70mlで燃焼時間は12分くらいかな。
トランギアなら湯を沸かしてから一手間かけられますね。
TATONKAもできますが・・・この時間差をみるとあまりメリットが見受けられません。
グラムカットの軽量化を図りつつ、湯沸かし以外の使用方法を想定するならトランギアとほぼ同性能という結果のでたAlocsを選択するのもありのようです。
スタンドのチョイスはシステマティックなEBY257(Ti以外のバーナーでも有りだと思う)かAlocs(トランギアの王冠)になりそうですね。clickstandも良いのですが組み立てる一手間が必要です。ばらせば薄く収納できると言っても結構かさばりますし。
前述のとおりTRP301はその携帯性で期待していたのですが、あまり積極的に使ってみようと思う結果にはなりませんでした。

最近、火遊びばかりで実践がありませんね。これじゃまるで「湯沸かし」が趣味みたい思われちゃいますw



火遊び♪ ~アルコールバーナー対決!

2012-04-20 00:09:00 | Outdoor-gear
先日のエバニューTi vs TATONKA SS 。
ご存知のとおり、発売はTATONKAのほうが先なのですが、実は私のもとに来たのはTiが先なんです。
とは言っても出かけるときにはほとんどガスバーナーを持ち出していたので使う機会は滅多にありませんでした。
それが、使ってみたら結構面白いもので。。

基本的な性格が天の邪鬼なのか、王道トランギアにはあまり興味がなく、エバニュー繋がりってだけでTATONKAをポチってしまいました。
でもね、比較してみるとやはりBASICってのは必要ですよね。
はい、素直になりましょう。
言い訳してるだけ、物欲の波にのまれているだけですw

ってことで回り道しながらもトランギアをGetしちゃいました。
と、ここまで来たら勢いでトランギアのバチもの・・・いや、ESBITにOEM供給しているalcosもついでに(笑)
このalcos、ただのトランギアのパクリだと思うと興味はわかないのですが、ESBITにOEM供給していると思うと比べてみたくなりますよね。
トランギアから見れば、偽物
ESBITから見れば本物?という絶妙な立ち位置にある商品です。

ところでエバニューのアルコールバーナーで検索をかけてWEBを見ていると、あるサイトでエバニューのTiアルコールバーナーに"ナヴィ"の愛称を与えていました。

これは言い得て妙というか絶妙なネーミングですね。でも、4機揃えて、Tiだけ"ナヴィ"と呼ぶわけにはいきません。

ではTATONKAをジッと見つめてみましょう。
Tiが"ナヴィ"なら・・・・見えてきましたよ。

これは。。T1000!(ムリがあるかな(^^;)

ではトランギアとalcosは。。
WEBで見るとあまり違いがハッキリしませんが実物は似て異なるモノでした。
素材が違います。
トランギアは生粋の真鍮製。
手に持った感じもずっしりしていて素材感がとてもいい雰囲気です。
ジッと見つめていると・・・

これはメトロポリスの"マリア"ですね。


alcosはというと写真でみるとトランギアと色は似ているのですが素材はぺらぺらで、WEBの説明を見ると銅製だとか・・・
こんな素材の銅メダルをオリンピックにだしたらクレームがきそうです。
手に取ったときの質感はというと、昭和の野球部のベンチにおいてある大きなヤカン!
そうまるでアルマイト。。
まだ手元に来て一度も火を入れていませんが、いくら販売価格が安いからと言ってトランギアとの価格差を埋めるほどの質感はありません。数百円の差ならトランギアのほうが所有する満足感は数倍上です。
ただし、現段階では手に取った質感だけの話。
実際に使ってみればまた違う感想になるかもしれません。
さて、NAMEですが、トランギアがマリアなら、マリアをモデルにしたと言われる・・・

そう、この人(?)、C3POできまりです。

ということで
エバニューTi ="ナヴィ"
TATONKA = "T1000"
トランギア="マリア"
Alcos ="C3PO
に決定!(う~~んムリありすぎ?)

さぁ、次は機会を見つけてこの4機で湯沸かし勝負しましょう♪