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cogito, ergo sum

日常を楽しめたらいいな

カフェ「レイクビュー」

2005-06-01 22:19:16 | coffee
職場を出ると もう太陽は十分高度を上げていた。
肌に差し込むような暑い日差し、まるで夏のようなアスファルトの照り返し。
風もほとんどない。
一晩駐車場に停めてあった車の中も蒸すような空気が密度を上げている。
エンジンをかけ、窓を全開にした。
アクセルを踏むと止まっていた空気が一気に流れ出す。
まだ雪化粧を落としきっていない山が目に涼しい。
「あぁ、あそこにも綺麗な滝があるはずだ・・・」
言葉に出さないまま行く先を決めた。



不自然なほど自然にとけこんだ人工湖を望みながらハンドルを切る。
程なく行き止まりになり車を降りる。
ここから15分ほど歩くと水量は少ないが細い幾筋もの水糸が絶壁を流れる滝が見られる。
ワゴンのハッチを開け、三脚とカメラを取り出し歩き始める。
雪の残った山肌を滑り降りる冷たい空気が熱くなった身体をゆっくりと舐めていく。
川沿いの道を上っていくと 突然雪の壁が目の前に立ちはだかり、そこで道が途絶えている。
滝までは行けない・・・
が、それほど落胆はなかった。
火照った肌を癒してくれた風に感謝しながら帰路につく。
来る時とは反対側の窓越しにダム湖を見ながら走っていると まだ朝から一杯のコーヒーすら飲んでいないことを思い出した。
湖岸に降りる道に向けウインカーをだす。
まだ路面も整備されておらず、ガードレールも張られていない道路に車を止め、雲一つない「青空」というドームの中 湖面で踊る風のステージを観てきた。
今日は第一幕、夏へのプロローグ・・・


喫茶「レイクサイド」

2005-05-26 18:06:57 | coffee
久しぶりに晴れの休日
とりあえずカメラを投げ込み車を走らせた。
好きな色の川がある。
上流には大きくはないがダム湖もある。
行き先が決まり山に向かって走ることにした。
10:50分
中途半端な時間に出てしまったため途中で何か食べよう。
エメラルドグリーンに染まる川沿いを走り抜ける。
ダム湖畔の道を走りながらまだ人の気配のない公園を見つけた。
今日はここ・・・喫茶「レイクサイド」

パーコレーターの中子を抜きケトルにし湯を沸かす。
メインディッシュができるまで4分、もう一度湯を沸かしコーヒーを入れる。
今日はドリップにした。

静かな湖畔に鳥のさえずりのBGM
物静かな店主はいつまでいてもいいよ。と語りかけてくる・・・

昼食を終え 店を後にする。
ダム湖の上流に向かう・・・冬季閉鎖の看板が行く手を阻むところに車を止め、一時間ほど森林浴を楽しんだ。

帰り道、レイクサイドの店主がもう一つの店を教えてくれた。

この時期、熱いくらいの日差しの中、湖面を走る穏やかな空調の効いた店。
一杯の抽れたてのコーヒーをご馳走になってきた。


ロケでコーヒー計画 実践編

2005-05-24 18:22:50 | coffee
今日、カメラをバックに投げ込み車を走らせた。
車を降りると濡れはしないが全身が湿るような水滴が空気に含まれている。
少し肌寒い。
数カットシャッターを切っただけで車に乗り込んだ。
いつもは通らない道を選んで走っているとひっそりと静まりかえったブナ林があった。
別に時間に追われてるわけじゃない、知らないところに車を停めるのはいつものこと。
適当なところを見つけ車をとめ林の中に入ってみる。
何も音がしない・・・風も吹かず、しっとりとした空気のためか雪面に見えるか見えないか程度の水蒸気が発生していた。

民家のない山の道のため自動販売機もなく、ちょっと咽が渇いていたので持っていたバーナーにパーコレーターをセットして火を着ける。
数カット撮影後、お湯の沸いたことを確認しパーコレーターにコーヒーをセットした中子を入れる。
あとは蓋のつまみの中を踊る透明なお湯が徐々に色を変えていく様を楽しんでいればいい。
久しぶりにフィールドでのコーヒータイム。
ちょっと寒い空気が熱いパーコレーターのコーヒーをいっそう演出してくれた。


マテリアル編
新たに購入したのが写真のパーコレーター。
同じデザインの6カップサイズのものがコールマンなどにOEM供給されているためよく見かける。
が、これは3カップサイズ。
バーナーもソロを意識したデザインのもので大きなケトルを乗せるには不向きなので ソロかツインで動くことの多い私にはこのサイズがちょうどよかった。


ロケでコーヒー計画 その弐~マテリアル編01

2005-05-13 01:02:14 | coffee
野外でのコーヒーと言ったら ここ数年のアウトドアブームでパーコレーターが一般的になってますね。
でも以前書いたように 私のパーコレーターは壊れてしまいました。
ま、20年も使ったのだから仕方ないってことで。。
で、安かったから買っちゃいました「折りたたみドリップホルダー」

こんな感じです。




二つで500円弱だったんでよね。
何故二つかって・・・男のロマンですよ(笑)
見てのとおりの形でペーパーフィルターを使用します。
小さいしパッキングしても邪魔にならないし。
いいじゃんこれ♪
ということで家で試しに使ってみました。
感想は・・・こくも香りもないw
抽出するまえから想像はできていたんですけど、普通ペーパーフィルターはKかMのように一つから三つの穴からチョロチョロとコーヒーが抽出されるんです。
この手のドリッパーを使うとドバドバって感じで一気に抽出しちゃうもんだから味なんかでるもんじゃない。
ま、パッキングした時に邪魔にならないってことと使った後にフィルターごと捨てて(もちろん野外で使用した時は持ち帰りますよ)水でサッと流せば洗う手間も要らない。場合によっては別に水で流さなくても そのままパッキングしても問題ないと思います。
野外では味は二の次ってこともありますから手軽さで使えるかな。ってところですね。
でも・・・ヤカンがいるじゃん!w
ってことでヤカン替わりにもなるし、やっぱりパーコレーターが必要です(^^;

ロケでコーヒー計画 その壱~ストーブ編03

2005-05-12 23:28:59 | coffee
実は・・・
先日購入したプリムスP-113の他に 同じプリムスのMBL2ってのも衝動買いしてしまったりしてますw
写真を見ればわかる人はわかるってモデルかな。

見ての通り ランタンとストーブがくっついた状態でのパッキングです。
もちろん使用するさいには分けてそれぞれランタンとストーブとして使うんですけどね(^^;
この合体メカが妙に男心を擽るんですよね~。
でも、現在はカタログ落ちしちゃいました。
あまり必要ないかもしれないけど、やっぱり以前ランタンも持っていたから・・・無くなったのは悔しい!ってことで自分を納得させてデッドストックを見つけた瞬間買ってしまいました。

でも使うのかな・・・(お馬鹿w