先日リサイクルショップでタイプライターを見つけました。
以前から撮影小道具として探していたので、
迷わず買ってしまいました。
三十数年前のものですが、程度はかなり良く不良箇所も
見あたりませんでした。
タイプライターとの出合いは高校生の頃でした。
オリベッティーのバレンタインと言う機種で、
真っ赤なボディーで素敵なデザインが印象的でした。
学生の身分ではとても買えない代物でした。
その頃からタイプライターへの憧れは、
持ち続けていたのですが、ワープロの登場に伴い
何時しか忘れてしまいました。
タイプライターはすべて機械式なので、パソコンのキーボードと違い、
力を入れて押さないと紙に印字されません。
キーを押すとアームの先に付いた活字が、インクリボンを通して
紙に印字されます。
この時のパタパタと言う音が、何とも心地よくて懐かしいです。
</object>
YouTube: Olivetti Valentine S Typewriter c. 1969
私が学生時代に憧れたバレンタインの動画です。
タイプライターは西欧では古くから確立された一つの文化ですね。
パソコンが普及している現在でも、これを使っている人は多いそうです。
私もPCのキーボードには多少慣れているので、
タイプライターのキーも何とか打つことができましたが、
PCと違って力がいりますね。
すぐに指が疲れます(笑)。
でも早く打とうとすると、アームが絡んで止まるのが難点です。
私の憧れだったオリベッティーの動画がありましたので、リンク付けました。
このデザインは世界的に有名になり、工業デザインの博物館に
展示されているそうです。
タイプライター・・・私は若いときにも縁が無かったものですが、
外国映画では、良く登場する小道具でしたね。
機械ものとして少し古いモデルは、レジスターなどとともに、
視覚的にも素敵ですね。
元タイピストの友達がいますが、PCのキーボードの操作、
ブラインドタッチで、早いこと早いこと。
PCのその他の操作は苦手だそうですが。