帰ってきた常時リソース不足

センセイ(べ・一文字)の日々是アキバ系ヲタ生活 あーかいぶ

KOTOKO LIVE TOUR 2005 ”硝子の靡風-garasu no kaze-” In TOKYO(FINAL)

2005-09-11 23:55:00 | I've
『KOTOKO LIVE TOUR 2005 ”硝子の靡風-garasu no kaze-”』 於 東京厚生年金会館のツアーファイナルに行って来ました。既に書いてはいるのですが、本来の日程ではない追加日程、いわば敗者復活戦だったのですが、ファイナルならではのサプライズも有り既に大阪公演を経験した身でもこれ以上無い位飛び跳ね燃焼しました。
やっぱりライブは良い…と興奮さめやらぬ間に記録しておきます。

今回はこれまでのライブと違い事前に所用があったので、会場入りがPM4:40頃と非常に遅れてしまい、会場後の目的であったグッツ物販のNo2Tシャツが既に売り切れていたのが残念でした。無地に円形の「KOTOKO」ロゴで、普段着に着ていてもイベント会場か秋葉原なら問題が無いような代物であっただけに大阪公演で見たときに狙っていたのですが…残念。その代わり天使柄の黒Tシャツは査収しました。

さして待たぬ間に開演を迎え、ホールの照明が暗くなり、聴き慣れているイントロが響く中バンドメンバーが集結。ギターの面々は前面に勢ぞろいしてクラップを煽り、「遊園地のアトラクションを意識した」と言うスモークと警告音の中からKOTOKO登場!そのまま
01 RETRIEVE
02 meconopsis


この辺りの繋がりは大阪公演共々イベントライブツアーと同じです。2曲ともにCDよりギターがだいぶ強めにアレンジされた嫌いはありますが。その余韻のまま

03 Agony (2nd SINGLE 『神無月の巫女』ED)
ライブツアーでは初登場の曲。アニメのEDと言う事も有り一気に会場のボルテージが上がります。

04 ため息クローバー
サビに移る直前でのBメロラスト「こ・と・ば」の歌詞に合わせて「こ」で右、「と」で左、「ば」で正面をダンサーのNANA&TAEと一緒に指差すのですが、大阪公演では誰もついていけなかったのが、今日は経験者が多いのか、事前情報があったのか、結構な人数がKOTOKO&ダンサーズと共に指差しを行ってました。何でも同郷のTAEサンに3時間の猛特訓を受けたそうで…。それを抜きにしてもKOTOKOのダンスは回転もあり、手振りもあり、以前に比べればかなり上達していると思いました。

05 β~粘土の惑星(ほし)
一旦KOTOKOが舞台袖に下がり、この『β~粘土の惑星』のコーラス(KOTOKOのWoW~Wowと言う声)のみがリフレインで響く中、一回目のお色直し。これまでがバンドメンバーもそろえたアーミー風ルックであったのに、今回のKOTOKOはお姫様風のドレス。大阪公演で一目見たとき種死の某歌姫を連想してしまったのは内緒だ。映画好きのKOTOKOによると、スターウォーズEP3のお姫様をイメージしたそうです。
歌は1stライブツアーパンフに収録の場合によっては幻の曲扱いだったものですが、今回の2ndアルバムに収録されて嬉しい限りです。初見はFirstライブの会場でしたが、曲を知ってから聴くと感慨もひとしお。名曲です。

ここで一回目のMCが始めて入ります。今日改めて確認したけど、KOTOKOって一曲一曲歌い終わるたびに「ありがとう」ときちんと言うか、我々観客にきちんと頭を下げてくれるんですね。再確認してさらに感動してしまいました。

06 硝子の靡風
アルバムのタイトル曲。メンバーの一人右のギター武士クンがギターをアコースティックに持ち替え、題名通りの緑の草原を晴れ晴れと歌い上げます。ここで気が付いたのですが、大阪公演ではどのような曲も(事前情報がない事も有り)掛け声やサイリュームの振りが「ヘイ!ヘイ!」一色だったのに対し、この東京公演ファイナルはだいぶバラード振り(前から持ち上げて後ろに持っていく)が大半を占めている気がしました。事前情報が多くなっている所為なのか、統率が取れていると言うべきか。個人的には大阪公演余計なコール関係が無いほうが良いと思いましたが。なお、サイリュームはセンセイ自身も使っているので肯定派です。

大阪公演ではここで衣装のトラブルがあり、トラブル修復の間ギターの武士クンのゲーム好きが暴露されたりしたのですが、今回はいきなりピアノソロが始まり、

07 went away (PrincessSoft「夏色の砂時計(PS2)」OP)
初のコンシューマゲーム主題歌と言う事で、これまでMac使いの為楽曲を提供したオトナの方々向けのゲームが殆どプレイできなかったKOTOKOですが、初めてプレイできると言う事で意気込んでプレイしたものの、やっぱりクリアできていない様子です。尚、I'veの高瀬一矢氏からは「これだけはプレイしなさい」と言う事で「ドラクエⅤ」を借りているそうですが、大方の予想通り放置中だとか。

08 琥珀
「went away」に続き夏をイメージした楽曲。KOTOKOが交換日記をしていた事がモチーフだそうです。そして夏→甲子園→KOTOKOの地元駒大苫小牧優勝。と話が続き、「甲子園に負けないように!」と歌ったのが

09 We survive (戯画「V.G.NEO」OP)
ただしこの曲の間奏からハリー吉田氏のドラムソロが始まります。
(間奏~ドラムソロ)
大阪会場でも今回の東京ファイナルでもドラムステージが宙に浮くと言う離れ業を見せてくれましたが、「We Survive」に関しては間奏と最後のサビもきちんと聴かせて頂きたかっただけにちょっと残念。でもハリー吉田氏のドラムソロは回を追うごとに磨きがかかってます。


10 Suppuration -core- (「Re-Sublimity」C/W 『神無月の巫女』挿入歌)
ドラムソロが終わりバンドメンバーが再集合した後、「そ~うあさーぷれーいしょーん~」と昨年のKOTOKOライブ、あるいはライブDVDでおなじみのフレーズが流れ、浮いたままのドラムステージの下を潜って2回目のお色直しをしたKOTOKO登場!おなじみの曲なのでこの辺りから飛び跳ね無間地獄になっていきます。

11 ささくれ
「さぁ後半戦行くよー!」と気合も新たに曲は続きます。今回の2ndアルバム内でもかなりお気に入りのこの曲。同じようにお気に入りの人が多いのか、だいぶタテ乗り感が増してます。

12 Re-sublimity (2nd SINGLE 『神無月の巫女』OP)
もうこの曲のイントロからの会場全体の一体感と言ったらもう!アニメ主題歌で、前回のライブでも披露済みと言う事も有り、会場全体がタテノリ感MAXと言う感じです。

13 Princess Brave! (130cm「プリンセスブレイブ!~雀卓の騎士~」OP)
大阪公演時は知らない人が多かったのか、タテノリ感はあったけど一体感はいま一つだったこの曲。やっぱファイナルだけ有りみんなご存知なのか明らかにタテノリの一体感も大阪以上。特に間奏中の「よっ!」の掛け声に反応したのが多いのがその証拠かと(センセイ自身は大阪公演時に興奮でこの掛け声忘れてました…)。


14 覚えてていいよ (FIRST MAXI SINGLE)
最後にこの曲を持ってくるかーっ!っと言う完全燃焼ソング。厚生年金会館のステージ左右を存分に駆け抜け、我々観客と一緒に楽しもうと言う雰囲気がたまらない。曲自身も間違いない名曲なので、もう最後の力を振り絞り飛び跳ねてました。
そして気が付けば最後!あっという間!短すぎ!
無論これで終わるわけも無く、「アンコール!アンコール!」の大合唱が起こります。

そのアンコールの声に応えてKOTOKO再登場!(大阪公演ではこの時間が短い気がしたのですが、やはり開演時間が遅れていたので時間が押していたのでしょうか)。ライブツアー用のTシャツを装備し、準備万端。そして恒例のメンバー紹介ですが、ベースの横田氏の紹介時の「からあげ!からあげ!」コールがいつに無く揃っていたのは何故だろう。皆慣れて来たのかな。

そしてダンサーズのNANA&TAEがOL風のスーツで登場!大阪の時にこれでピーン、と来たのですが…

アンコール
15(EC-1) ねぇ…、しようよ! (きゃんでぃそふと「姉ちゃんとしようよっ!2」主題歌)
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!と叫ぶ間も無く合いの手を要求されます。「生意気言うのも?」「「♪おっけー( ゜∀゜) ♪おっけー(゜∀゜ )!」」やっぱヲタな皆さん最高です。しっかりついていってます。やたらと艶めかしいダンスで両ギターに絡むNANA&TAEでしたが、この選曲はKOTOKOのたっての希望と言う事だそうで…。
我が同胞でもある古強者のエロゲヲタ共よ、武道館は期待できるぞ(電波系が)。
ちなみにKOTOKOには弟がいるそうですが、弟に対する姉の恋心と言うものが判らず、自分の好きな高校球児をイメージして詩を書いたそうですが、メーカーより「ゲーム内容は高校野球と関係ないので…」と駄目出しを喰らってしまったとか。何てことしやがるきゃんでぃそふと
そして「武器がないとしっくりこないよねぇ」という言葉とともに元気水ならぬ元気大砲を掲げ、武器を持てばこの曲!来ました!

16(EC-2) Short Circuit (Album『ShortCircuit』)
しかも今回は観客席内を縦横無尽に駆け巡ります!(ガード付きで一階席のみですが)。丁度センセイの二つ後ろの通路を通ったので、浴びましたよ!元気大砲を! ステージから飛ばされた4つの大風船は触れる事が出来ませんでしたが、掛け声もコールも存分にこなす事が出来、回を重ねるごとにこの「Short Circuit」ライブに欠かせない曲になってゆきますな。

そしてアンコールも終わり、再アンコールを求める声が出ますが、
「もう一回!もう一回!」
「KOTOKO! KOTOKO!」
「もっともっと!」
いろんなコールが混じってしまってちょっと残念。大阪公演は時間が押していた事を抜いても「もう一回!もう一回!」統一だったので余計にそう思ってしまいました。

しばらくして再アンコールに応えてKOTOKO再登場!
そして重大ニュースとして三点の新発表がありました。

・10/12発売のシングルカット「421 -a will-」のC/W曲が決定。
このライブの「We Survive」も手がけたC.G mix作曲で「秋爽(しゅうそう)」
・10/15にはご存知I've武道館ライブ!これより練習に入るような日程との事。
・そして12/30に最初のライブ地、新木場STUDIO COASTにてファンクラブイベント開催!後にイベント内容や歌って欲しい歌等を募集する予定との事。

そしてサプライズ!「今日はファイナルと言う事も有り、特別にもう一曲多く歌います」
うぉぉぉぉぉぉと言う会場の歓喜の悲鳴が聞こえました。センセイも上げてましたが。

「4年前の今日、9月11日、とてもたくさんの人の命が失われました。世界が平和でありますように…」
と歌うは、昨年冬のライブでも「KOTOKOなりの反戦歌」と言っていた。

17(EC-3) 地に還る
KOTOKOの前振りもありもう会場全体がしんみりした中で、やっぱり涙声になってしまうKOTOKO。やっぱりもらい泣きしそうなセンセイ(ダイナシです)。そんな中でも最後に歌ったのが
 
18(EC-4) 421 -a will-
今度シングルカットされる、アルバムのタイトル曲の裏タイトル。そして「421」と言うのは昨年KOTOKOが「羽 ‐hane‐」をもってメジャーデビューした日付。アルバムタイトルツアーの最後を締めくくるにふさわしい最後の曲でした。ダンサーズのダンスにあわせ、会場全体が大きく手を左右にスイングする姿。あぁ是非DVDで拝見したい…。

そうそう、会場のあちこちに撮影機材やスチールが入っていたので、今後の展開に期待できると思います。

総評。
アルバムツアーに留まらぬ、KOTOKOの魅力を存分に引き出したライブでした。客観的に見れば昨年冬のライブには及ばないかもしれませんが、冬は二階席だったのに対し今回は一階席、しかも元気大砲を浴びる事も出来て至極満足です。このパワーをそのまま武道館まで維持してゆくのをとりあえずの目標にしたいと思います。

と言うわけでもう全てをいろんな意味で出し尽くしました。…明日以降どうなるかな…。

セットリスト
(Introduction)
01 RETRIEVE
02 meconopsis
03 Agony(2nd SINGLE 『神無月の巫女』ED)
04 ため息クローバー
05 β~粘土の惑星(ほし)
06 硝子の靡風
07 went away(PrincessSoft「夏色の砂時計(PS2)」OP)
08 琥珀
09 We survive(戯画「V.G.NEO」OP)
(間奏~ドラムソロ)
10 Suppuration -core-
(「Re-Sublimity」C/W 『神無月の巫女』挿入歌)
11 ささくれ
12 Re-sublimity(2nd SINGLE 『神無月の巫女』OP)
13 Princess Brave!
130cm「プリンセスブレイブ!~雀卓の騎士~」OP)
14 覚えてていいよ(FIRST MAXI SINGLE)

アンコール
15(EC-1) ねぇ…、しようよ!
きゃんでぃそふと「姉ちゃんとしようよっ!2」主題歌)
16(EC-2) Short Circuit(Album『ShortCircuit』)

Wアンコール
17(EC-3) 地に還る
18(EC-4) 421 -a will-

KOTOKO2005SUMMERTOKYO

えー余談ですが、今回はKOTOKOライブ初体験の友人と行ったのですが(今回のアルバム未視聴)、非常に気に入っていただけたようで何よりでした。
興奮を覚ます為にライブ終了後新宿のKIRIN CITYに連れ込んでブラウマイスターを飲ませたら3杯でグデングデンになってしまい、若干残っている意識に確認して了承を得た所で秋葉原でタクシー捕まえて「○○通り(台東区内の某商店街)まで!足りない分はコイツからチョッパって!」と運ちゃんにお願いして千円札と一緒にタクシー内に友人を放り込みましたが(センセイもいい按配で酔ってました)、無事着いただろうか。


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