帰ってきた常時リソース不足

センセイ(べ・一文字)の日々是アキバ系ヲタ生活 あーかいぶ

もうあの場所へ戻れない 鈍い痛みはもう感じない

2005-09-13 23:21:48 | 健康・病気
今頃になってKOTOKO東京ファイナルの際の腕振りの筋肉痛が襲ってきました。もう若くないと言う以前の問題ですが。

それ以前に実は昨日、つまりKOTOKO東京ファイナルの翌日、朝起きたら右耳が全く聞こえていない状態ですっごく焦りました。
シャワー浴びて綿棒でほじくってしばらく経ったら全く聞こえないと言う事は無くなりましたが、ゴロゴロするわ常に水みたいなのは出てくるわ聞こえは悪いわじわじわと痛みみたいなものもあるわでどんどん不安になってゆきます。「すぐわかる家庭の医学大事典」を開いてみたり、「中耳炎」でググってみたり。でも埒があかない事は判っていたので出勤が昼からと言う事も有り、意を決して部屋の隅から電話帳を探し出し、一番近くの耳鼻科へ行く事にしました。

で、診療開始と同時に病院に行きましたが、なんでしょうこのクラシックな建物は。入ってすぐの待合室とおぼしきこの空間は一般の建物の構造上居間と言うのではなかろうかと思ったりしてメトロン星人状態を体験しながら保険証を窓口とおぼしき受け付け口に出し、予想通りのおじいちゃん先生に呼ばれ、診療室へ入ります(驚いた事に月曜の朝なのに待っている人がいなかった)。

状態を話し、おじいちゃん先生に右耳を見せます。どす黒く汚れた使い込まれた跡を見せる器具を耳に入れられ、ライトで照らされたりして…

「あー耳垢がたまっているね」

ハイ……? ∑( ̄ー ̄ ;)

「やわらかい耳垢が水吸っちゃって、どろどろしちゃってるんだねぇ。取りましょうねー」

正直あっけに取られている間におじいちゃん先生は器具を用意し…ってそれは普通針といいませんかぁっ!?イタイイタイイタイ。血とか出てませんよねぇ、んで続けて手にするはピンセット…ピンセットぉ!?絶対口径が会わないからソレだからピンセットの方が大きいってソレイタイイタイイタイやめて止めてやめて止めて。

「軟らかくって奥の方入っちゃってるんだねー。洗浄しましょうねー」

カルチャーショックでそれどころじゃない状態でしたが、おじいちゃん先生が用意した黄ばみのある使い込まれた防水のマントのようなもの(床屋でシャンプーの時使うアレ)を着用し、おじいちゃん先生は注射器にお湯を装填…ってその金属製の注射器、センセイ「DEEP2」(リンク先18禁)とか「SEEK」とかの調教ゲーで非常に拝見した覚えがあるのですがガガガ。
水受けの皿を持たされて(おじいちゃん先生の他に誰もいなかった)「勢い良いですからねー」と言い放つと同時に

ぶしゅぅぅぅぅぅ!!!
(↑耳に直接なのでホントにこのくらい大きく聞こえた)

ひえぇぇぇぇぁぁぁぁ…

終わった後ホントに放心状態ですよ。芸風ではないんですが「汚されちゃった…、汚されちゃった…」てな気分ですよ。
でも確かになんか溜まっていた物が取れたような、軽い感じがするようになりました。「乾いたらもう大丈夫ですよー」と言われ、一応治療費として初診料込みの¥1,050(税込)を払いますが、

スミマセン、センセイの保険証番号メモっているその紙って他の方のカルテの使っていない部分ですよねぇ…個人情報とか大丈夫なんですか大丈夫なんですかぁっ!?

でもおじいちゃん先生の他に誰もいないこの昭和の名残を残している建物の中で、そこだけ時代に対して不器用に動いているおじいちゃん先生の背中を見たら何も言えなくなってしまいました。

でももう行かない。
(何か桜玉吉みたいなオチになってしまった)

で。
まだ右耳に何か溜まっているような感じがして非常に痛いんですが。


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