Nurseのホジキンリンパ腫闘病日記

現役看護師のホジキンリンパ腫の闘病日記です。
同じホジキンリンパ腫で苦しんでる人に役立てばと思い書くことにしました。

予兆

2012-04-28 09:39:00 | 日記
私がホジキンリンパ腫と診断を受けたのは2010年6月です。
振り返って考えてみると、2009年の夏ごろから皮膚の乾燥もないのに全身のかゆみが強く、冬でも大量の寝汗をかいていました。薬局で買った保湿ローションの種類を色々と変えて毎日塗りたくり、全然引かないかゆみ。一晩に2回くらいは着替えをしないといけないくらい全身に汗をかいていましたが、夏は暑いから、冬は熱がこもりすぎて汗をかくだけだと思い込んでいました。
2010年3月ごろからセキが出るようになりました。喉が痛かったり、鼻水が出たりもなく、ただセキが出るだけ、、、家の近くの病院でセキ止めやタンきりの薬をのんで、アレルギーも疑って抗アレルギー薬も試しました。でもセキはいっこうに良くならず・・・
4月になって首筋の後ろに一個しこりを見つけました。痛くもなく、なんだろうと思っていたら、その2日後に鎖骨、肩、胸の辺りに赤いぶつぶつが出てきました。次の日にはその場所に痛みが出てきて・・・帯状疱疹の発病です。皮膚科の先生には「若い人がなるのは珍しいね。免疫力が低くなって発病する病気だから高齢者がなる病気だよ。免疫力がかなり低くなる病気が隠れているか・・・まあ、でも働きすぎで疲れがたまっているんじゃないかな。」と言われました。そう言われても、この時期に仕事が忙しすぎて疲れが溜まっていた自覚が全くなく・・・とにかく帯状疱疹の神経痛は私の人生の中で味わった痛みのmax。。。神経痛なので痛み止めが全く効かない。夜も眠れない。ただ、ウィルスが体からなくなるのを待つ日々。5日間痛みに耐えました。先生の『免疫力が低くなる病気』がまさかホジキンリンパ腫が隠れていたなんて、そのときは全く全然、想像もつかないことでした。

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