Nurseのホジキンリンパ腫闘病日記

現役看護師のホジキンリンパ腫の闘病日記です。
同じホジキンリンパ腫で苦しんでる人に役立てばと思い書くことにしました。

寛解から3年

2013-12-28 22:19:31 | 日記
更新2ヶ月ぶりです。

あっという間に師走に入り、あっという間に年末です。この一年は本当にあっという間に過ぎました。2年目の検査からもう1年経ったんですね。今年を振り返ると、心も体も安定した1年だったと思います。普通の日常を過ごせる有難さ・・・普通ってできそうで出来ないことですよね。
仕事に関しては、後輩指導に力を入れて来年につながることができたと思います。私の病院では5年目以上を対象に1年で自分の頑張った看護を提出することになっています。この一年の自分の看護を振り返るとなかなかペンが進まなくて、今年は個人的に看護を楽しめたかな・・・と少し反省をしていましたが、先日30歳代の胃癌ステージⅣの女性患者さんが入院してこられました。抗癌剤治療をする予定でしたが、癌の告知を受けてからずっと泣いてばかりで過ごされていました。病棟に来た日、早々にその患者さんの話を伺い、自分の体験を少しお話させてもらいました。「辛い経験をされたのに、今こんなに元気に仕事されてるなんて、元気をもらいました。」と言っていただきました。
日々当たり前のように毎日が来ているようですが、実はそうではなかった3年半前。。。一日を大事に生きていこうと心に決めて生きていました。そして寛解を迎えて、自分にしかできないケアをできるだけしていきたいと看護の世界への恩返しを決意し、そんな色々な気持ちが彼女と話をしていてまた甦りました。
「なんで私がこんな目にあうのか」そう感じていることと察します。そして家族は「代われるなら代わってやりたい」と心を痛めていると察します。



先々週3年目のPET-CTと採血を受け、先週その結果を聞きに言ってきました。
1年に1回の節目の大きな検査です。意外とそんなに緊張もせず、体調が良かったので不安要素はほとんどありませんでした。


『異常なし』の結果に安堵。。。めでたく検査も半年毎でよくなりました。

ようやくここまで来ました。

長い長い道のりの折り返しです。ここまで来るまで支えてくれた方たちへ、ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします!