ソノひぐらし

よく食べよく寝てよく遊ぶ 我が家のつれづれ日記帳

マーゴン

2004年10月11日 | 仕事
先日、関東を直撃した台風22号は、今まで経験したことのない台風だった。

仕事で鎌倉に来ていたが、3時の現場打合せの後
「台風が接近して帰れなくなるだろうからいるから、仕事を切り上げて帰ろう」
という話しになったのだが、「どうしてもここまでやりたい」という職方の声に負け
定時まで仕事をすることになった。


(今思えば、そのときに帰っておけばよかったなぁ)


ラジオからは台風の接近と、その勢力の強烈さを伝えるニュースが続き、
窓から見える景色が、猛烈な雨で真っ白になっているのを見て
「これは帰れなくなるかもしれない」と思い、定時を待たずに終業し、
帰宅の途についた。


(今思えば、その前に帰っておけばよかったなぁ)


現場の駐車場から県道に出た瞬間、猛烈な雨が車を襲い、
ワイパーを最速にしても前は見えない状態、車道と歩道の区別がつかないほど
道路には水が溜まり、エンジンはうなりを上げる。

やがて、前の車について走っていると、前方は「水溜り」というよりは
「池」のようになっていた。前の車はクロカン4WD、私の車は1.3Lのコンパクトカー
先行車は何の躊躇も無く進んでいくが、私は…
後続車もいたので仕方なく進むが、その先に見たものは…
前方で車が4台、ぷかぷか浮いていて、道を塞いでいるではないか!


(やっぱり帰ればよかった、後悔先に立たずとはこのことか)


その池の中で急いでUターンして今来た道を引き返したのであった。

その後、エンジンから煙は出て、ラジオの電源が落ち、
気がつくと足元には水がしみている。
「あぁ~、終わった…か……?」

近所のコンビニに駆け寄り、点検してみると、エンジンには水がかぶっただけ、
電装関係はヒューズが飛んだだけで、走行には問題ないようだ。

急いで帰路に着いたのだが、そこからがまた大変だった。

海沿いの134号線は湘南大橋が通行止め、1号線は冠水していて通行止め、
何より、JR線を越える道路がみな冠水していて通行止め、
まんまと「都会?の通勤難民」となったわけだ。


(今思えば、その時に帰らなければよかったなぁ)


知っている道をたどり、湘南から県央を抜けて西湘へ、
いつも1時間で通う道を6時間もかかって、やっと我が家にたどり着いた。
帰って妻の顔を見て、やっとほっと一息ついた。

空を見上げると雲はひとつもない。いや長い一日だった。


(今思えば、よくここまで長い文章書いたなぁ。)


まあ、知っているところに大きな被害が無かっただけ幸いなのだが。

しかし、台風の名前って、誰が考えるんだろう?
「マーゴン,Ma-on」ってどういう意味なんだろうか?
その由来を知りたいものだ

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
台風のアジア名 (みなみ)
2004-10-13 20:42:24
http://www.kishou.go.jp/know/typhoon/asianame/ty_name.html



どうやらアジア特有の名前を付けるようになったのはごく最近らしいですね。

実に140個あるんだとか。でもまた141個目には最初に戻るみたいです。



これは知らなかった!
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へぇ~ (つま)
2004-10-13 22:39:54
ものしり君だねぇ・・・

よくこういうことを調べることができるのだなぁと感心しました。

わたしも仕事柄調べ物をすることが多いのですが、まだまだてこずりまくりです。

しっかし、日本のつける名前ってかっちょ悪くない??
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