元傭兵の気分的なレビュ倉庫

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ANIME 10th EDITION-02 アイアンコング<カール・L・シュバルツ仕様>

2009年05月16日 07時50分44秒 | ゾイド・アニメ関連

タイトルは長いけど、中身はいつも以上に薄いぜ!

とりあえず説明書。

中身はちゃんとシュバルツ機のそれになっていますが、表紙はほぼEZ版。
上の文字くらい変えて欲しかったな…!
でもそういえば、色とパーツ換えただけで独自の説明書が付くゾイドっで結構珍しかったよーな…。


シールもほぼそのまま。
パーソナルマークなんかもない割とストイックなパイロットだったので、
通常のアイアンコングと同じマーキングでも問題ないかと。
かつての作例とも内容が違うのは作ったモデラーさんの責任な!(ぇ

さて本編。


アイアンコングシュバルツ仕様。
実はダークホーンの背負っていた武装をほぼそのまま移植していた機体だと気付いたのはごく近年のこと。
…アニメ版と比べると部品が全然足りてないのは目を瞑りましょう。
実はむしろ漫画のシュバルツコングに近い形…?
赤いパーツはアイアンコングPKと同じ頑丈なパーツを使っているとされ、
カードゲームでは「レッドパーツ」と言う名のダメージ低下アビリティで表現されていました。

単一電池一本で鳴き声?を上げながら歩行。単三電池2本を追加することで、更に鳴き声に合わせた目の発光ギミックも楽しめます。


左肩には展開式ロケットランチャー「10連発自己誘導ロケット弾ランチャー」を装備。
LBアイアンコングでも再現してほしかった装備でした。


コクピットは元の機体と同じ2人乗り。
シュバルツのフィギュア?そんな贅沢な。


このキットの目玉その1、「ビームガトリングガン」。
発売当時は改造パーツとして求める人が多かったパーツでした。
今でもクリムゾンホーンとこのシュバルツコングを買えば、レッドホーンBGに似た何かが出来上がるぞ!(ぁ
因みにEZ版の武装だったミサイルランチャーとミサイルは付属していません。


その2、「カスタマイズパーツA1」。
その昔、数々のイベントで販売されたものの、手にした者は数少ないと言われる幻のレアパーツ。
例としてカノントータス、セイバータイガー、ジェノザウラー、レドラー、コマンドウルフ、アイアンコングへの装着が示されており、
特にコング、レドラー、ジェノには専用パーツが付属し、他は汎用アタッチメントとして様々なゾイドに使えた筈…だったんですが、結局一般販売ならず、こうしてレアパーツのまま現在に至ると言うワケです。
正直発売のチャンスを逃しまくってただけとも言う。


と言うワケでアイアンコング専用アタッチメントが、肩アーマー上に付いているグレーの平たいパーツ。
ガトリング砲と接続してあるパーツとは別パーツで、砲身は上下左右に大きく振ることができます。


こちらはキャップを取り外し、細いハードポイントを増設するパーツ。
ビームガトリングガンのスプリングが接続してありますが、
アニメ版の仕様ではガトリング砲から平たいリンクベルト式給弾装置っぽいケーブルがつながっており、残念ながらここもアニメ仕様と離れる一因。


ここからはシュバルツ仕様とは無関係なクローズアップ。
左胸のモールドから胸ポケットを連想してやまなかった、アイアンコングを初めて手にしたあの日…。


マンガ版では親指もありましたが、キットには歩行に必要な分の指しか備えられていません。
でもいざマネしてみようとすると、実際は指にかかる負担が大きくて…おっとなんでもない。


並び立つことなんてあり得ないであろうシュバルツセイバーと。

○総評
元がいいからカッコいい+レッドホーンのリニアキャノンより地対空ミサイルの方が好きと言う個人的な補正で気に入ってしまったものの、
やっぱり武装が完全再現されてないのが残念です。
どうせ高価格になるんだから、いっそガーディアンフォース編に出てきたmk2装備もセットにしてくれればそりゃもう凄まじい勢いで売れたと思うのですが、
流石にそりゃ贅沢ってもんですね。

ちなみにこのカラーリングはシュバルツのパーソナルカラーかと思いきや、
同カラーのアイアンコングが鉄龍騎兵団に破壊されているシーンが公式ファンブック3に掲載されていた上、
その後もシュバルツが平然とアイアンコングで作中に登場していました。
ひょっとすると黒と赤のコングはエースのコング乗りに支給される上位モデルであり、複数存在しているのかも?
HMMセイバータイガーシュバルツ仕様のパッケージイラストに、
シュバルツ機と同様のカラーリングのセイバータイガーが複数いるのも、
それと同じ理由、もしくはシュバルツ率いる第一機甲師団自体のパーソナルカラーだった、とか。
まぁ完全な憶測なんですけどねー。
そう言う妄想の余地があるのも、きっとゾイドの良い所。



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