元傭兵の気分的なレビュ倉庫

移転しました。恥ずかしい文章ですけど放置です、放置。

ゾイドエヴォドライブ レッドホーン ダークホーン

2008年05月30日 21時32分32秒 | ゾイド

最初に言っておく―――


投げ売りの所を買いました。
ほんとゴメンナサイ。
定価6000円オーバーが1000円とか買う方としちゃ楽でいいんですが、
やっぱり正直どっか申し訳ないなぁ…

まぁ定価じゃ絶対買いませんけどね!(正直


と、最初に言っておく、の辺りも終わったんで、とりあえず前置き。
エヴォドライブシリーズってのは大部分が組み立てられた状態で箱に入った、いわゆる半完成品の製品。
廉価版で武装の充実しているゼンマイ駆動の物と、より多くの連動ギミックの楽しめる電気モーター駆動の二種類が存在、
していました。(ぇ
店頭で見かけて「高い!」と驚くことすら出来なかった人も多かったんじゃないでしょうか。
そもそも売ってる店が少ないんですから。


こちらが電動のレッドホーン。電源は内蔵の充電池で充電方法は後述。
マーキング類は全て印刷済みです。
細かい武装類は全て別パーツとなっており、ランナーにつながった状態で塗装され、
箱に入っています。
パーツが非常に細かいので、出来るだけ切れ味の良いニッパーを使ってやってください。
それと関節部分の灰色したサーボモーター(キャップ)も全て別パーツ。
更にそのままの状態で汚しっぽい塗装が入れられており、キャップのモールドが際立っていいカンジ。


…んでも切り取るのも組みつけるのも正直かなり手間です。
ついでに言っておくとレッドホーンの特徴の一つでもある(主観的な意見)後ろ足のレーザーガンの取り付け方が本家キットとは違います。
いやまぁ部品の成型の都合なんでしょうけど。
あの取り付け方が好きだったんだけどなぁ…


パイロットも再現。
これらも武器と同じランナーにくっ付いていて塗装済み。
パイロット背面の出っ張りでコクピットの溝にはめ込む形になる為、
しっかりはめ込めばコクピットからパイロットが外れて行方不明、と言う事態を予防することができます。
特に小さいパーツなんで嬉しい配慮。
ただし、右のスカウターポッド(?)には若干乗せにくいような。


尻尾にもパイロット搭乗。


ディスプレイベース兼充電器。
下の分厚くなっている部分に単三電池3本を入れて使用します。
3本って微妙ですけど。


取り付けた状態。ちょっとレッドホーンには高すぎるような。
充電中にも一応電源は入れられますが、モーターと電源が直結しているわけではないらしく、
バッテリーがすっからかんの状態では殆ど動いてくれませんでした。
充電された状態だとしっぽとエリのレーダーを振りながら歩行。
更に時折立ち止まり、口を開閉させながら背中の対空連装ビーム砲が首を振り、3連リニアキャノンを上下させます。
更に乱造された電動ゾイドの中でも珍しい、発光ギミックを搭載。
動力ユニットの赤いLEDの発光により、クリアパーツを介して目が光る…
ハズなのですが、なぜかこの子は光りませんでした。
単に充電不足で光り方が足りなかっただけかもしれませんが、
緑のパーツに赤い光は相性悪いって可能性もありますね。


ついにねんがんの ダークホーン をてにいれたぞ!
エヴォドラだけどな。
ゾイド復活以降、初の一般品扱いのダークホーン。
なおかつ唯一売れ残りの発生したダークホーン。

こちらはゼンマイ駆動。
蛍光グリーンのパーツは蓄光ではありませんでした。残念。
あ、因みに設定上「ハイブリッドバルカン」はディオハルコンによる出力向上の恩恵で使えた装備だそうです。
しかし西方大陸戦争以降はビームガトリングに換装されてしまったとのこと。
大異変以後は多くの方の推測通り、ディオハルコンは激減。
ついでにダークホーンもGC(ガトリングカスタム)に再度改装されて、
ダークホーンとして残っているのは相当のレアモノと言う。。。(ジュルリ
ガトリングカスタムの配色はファンブック2参照。(絶版(ぇ


なんとなく斜め後ろから。


こちらもレッドホーン同様にパイロットが。
色も違うのですが、旧ガイロス帝国兵と旧ゼネバス帝国兵のカラーリングとは無関係な模様。
因みに目が透明じゃないんで、無論動力部を電動にしても全く光ってくれません。

参考のメッキパイロット比較写真:左から旧ゼネバス、旧ヘリック、旧ガイロスのパイロット)


もちろん尻尾にも。


レッドホーンでは撮り忘れてましたが、尻尾はこんな具合に可動。
最初は「おぉ、こっちも連動するんだ!すっげぇ!」と感動しちゃってましたけど、
それは間違いで、実際は手動。
角度から考えるに、恐らくゴジュラスに取り付けた際の配慮かと。
曲げた時の尻尾の付け根のケーブルの処理なんかはなかなか上手く出来てると思います。


大きなゼンマイ巻きが付属。
ゼンマイを巻いた後、スイッチを「ON」にしないと歩かないないって言うのは好印象。
手で押さえて動かないようにするのって結構手間ですもんね。
因みにゼンマイ動力の場合、ギミックは歩行に連動して尻尾を振るのみ。
ちょっとさみしい。

そう言えば撮ってませんけど、エヴォドライブシリーズのウリの一つに、
四肢としっぽ、頭と背負いモノを自由に交換してカスタマイズが出来るってモンがあったんですよ。
四肢は左右の前足と後ろ足がそれぞれ基部ごと取り外しできて、
レッドホーンの前足を振りながらゴジュラスの足で二足歩行をする不気味な物体を作ることもできたワケです。
…ゴジュラスも買ってくるんだったな!(そんな理由でか


背負いモノ。レッドホーンとダークホーン、パーツ的な差異の一つ。
バックパック部分の形自体はかなり近いのですが、構造は全く違います。

 
分解できるとこまで分解して組み替えたレッドホーンBG。
バックパック本体が銀なのが残念。


レッドホーン用バックパックを装備したダークホーン。
こちらは色合いがまとまって違和感なし。


さらに動力部を電動版に交換して真っ黒に。


「フューザーズ」に登場したギルバート専用ダークホーン。
ダーク?


前から。ちょっと肩幅広めですね。


後ろから。組み替え・稼働のしわ寄せも、見慣れれば違和感なし。


LBレッドホーンと。
どっちがかは御覧になられている方の主観にお任せしますが、バランス悪いなぁ…


そろそろこの子のウリの方にも触れていきましょうかね。
左がギミック多数のハイスペックZiと呼ばれる動力部分。
右が史上初・カム4つ搭載のゼンマイユニット。
発売前にはすっごい話題になったのよ、ハイスペックZi。
なのにどうしてこんなコトに…


ハイスryには上と前に出力パーツがあり、これにより各種ギミックを作動させます。
また、あんまり光ってくれないLEDも(余計なお世話
一方ゼンマイユニットには長いゼンマイ巻きが。



と言う訳でエヴォドライブでした。(ぇ
エヴォドライブが売れなかった理由とかそんなのはもう今更ですし、
値段。の一言で済むんで割愛(してない
とりあえず組み換えと組み立て塗装済みってのは、個人的には必要なかった要素なんですが。
対象年齢の人間なら、組み立てキットを望んで…いると思うんだけどなぁ。

まー、もしも投げ売りなんかで見かけたらせめてもの情けに、手元に置いてやってください。
何様だ、俺よ。


破☆損

後ろ足のレーザーガン、あんまりにも細いもんだから折れちまいました('・ω・`)
この後ちゃんとABS樹脂用接着剤で補修しましたけどね。

○追記09/08/18
上のレーザーガンですが、もちろんまた折れました!
もう面倒だから修理なんてしません。
とりあえずエヴォドラ関連の最終更新ということで。


どうすれば一番頭を抱えたくなる組み合わせにたどりつけるか、と言う脳内審議の結果、
これが一番分かりやすく、なおかつ組む方も楽と言う結論にたどり着きました。
以下詳細。


ゴジュラスマリナーの後ろ足をダークホーンのものに交換。そしてしっぽを伸ばす、と。
尻尾の基部と干渉し、しっかりと取り付けることはできません。
そして前足の惨状からもお察しいただける通り、もちろん歩けません。
それと、脇腹の換気扇パーツはダークホーン側とは規格が異なるため、実質取り付けは不可能となっています。
写真のものはゴジュラス側にだけ差し込んでおり、ダークホーンの穴からはずらした形にしてあります。


ダークホーンの後ろ足をマリナーのものに交換。
尻尾が上に曲がる機構が生きる瞬間…と言うことは全くなく、こちらも足のブロックとしっぽのブロックが干渉し、しっかりと取り付けることができず、歩くことはできません。

まー、分かりやすく言えば、
・歩行を維持したまま交換できるパーツは頭と背負いものと腹のパネルだけ。
・後ろ足としっぽは必ず元キットの組み合わせでなければならない。
・ゴジュラスタイプならば前足のみ交換可能。ホーンタイプは足パーツすべてが固定となる。

エヴォドライブのカスタマイズ要素、要らなかったんじゃないかなと思うのは俺だけじゃないはず。