元傭兵の気分的なレビュ倉庫

移転しました。恥ずかしい文章ですけど放置です、放置。

ハイエンドマスターモデル001 シールドライガー

2007年02月06日 11時50分41秒 | ゾイドHMM

2006年11月、ゾイドの歴史に新たな一ページが。
本格的プラモデル、ハイエンドマスターモデルシールドライガー発売。
買って組んだら直ぐ書こうと思ってたのに、いつの間にか年越してました'`,、('∀`;)'`,、

ブログドライガーDにてMGとPGの中間だと言われており、
僕はフレーム内臓ギミックすらないモノがMG以上なんてありえないと思ってました。
が、現に組み立ててみると今までのどのMGよりキツかったと言う現実が。


本来のシールドライガーっぽく武装展開。
小顔気味で、頭部上下のEシールドジェネレーターも小型化されており、
関節の色もオリジナルとは全く違います。


頭部Eシールドジェネレーター全展開。
頬のジェネレーターも可動します。
君はどこのブレードライガーですか。
因みに説明書の解説では、Eシールドは青い粒子の壁を発生させて
攻撃を防ぐとかどうとか。
要はビームシールド。(ぇー

後、アニメ「ゾイド」のサントラ第三弾のオマケのデータベースでは、
「Eシールドとは高エネルギー高密度で機体正面に発生させ、
超物理量の壁を作って相手の攻撃を弾き返す装備」
とかそんな解説がされていました。

コレはいわゆる原子崩壊の逆。
物質が崩壊すると膨大なエネルギーが生まれますが、
その逆に膨大なエネルギーから物質を作り出せるのではないか、って考え。
実際1秒経たずに崩壊するようなモノとはいえ、
そうやって作られた人工の物質自体はあるみたいです。
理科の教科書の原子表の最後の方に載ってるのがそれだったかと。
激しくうろ覚え。

話がそれましたね。(´・ω・`)
要は無限のエネルギー源でもない限り、Eシールドは無理ってのが我が結論。
ま、アニメ設定なんか気にしてたらゾイドの設定妄想なんかやってられませんけどね!


強制廃熱っぽく。


ウインカーランプっぽい物が見えない位置に。


後ろのは普通に見安い位置に。
どこぞの自衛隊の車両みたいで面白いっちゃぁ面白いんですが、
ちょっと間抜けかも。


ゾイド、ジェネシス、新旧バトストと色々ありましたが、
キットに付属するのは昭和バトスト寄りのゾイドコア。
合わせ目消しが厳しいのはご勘弁を。


脚部可動のキモたる付け根部分。
範囲は制限されますが、上下左右に結構動きます。
自動車の車輪保持アームをモチーフにしているとか。
因みにシリンダーはダミー。


背部に格納されているAMD2連装ビーム砲。


展開。
オリジナルとは違い、根元の方で回転するのでちょっと動かし辛いかも。
破損防止の意味があるのでしょうが、
芯になってるパーツが軟質樹脂製でフニャフニャなのは減点。


ミサイルポッド基部のシリンダーは、このキットで唯一稼動するシリンダー。
足のシリンダーも全て固定されています。
尚、シリンダーパーツは全て塗装済みなのでゲートのリタッチ推奨。


3連装衝撃砲。
冷却機構がイイ感じ。


他の部位に比べてちょっと気合の足りない尻尾の連装ビーム砲。
合わせ目消しry
元キットではセイバータイガーの主砲から使いまわされた筈でしたが、
全く原型をとどめていません。
尻尾は全て差し込み式のパーツとなっており、
曲がり具合の微調整は兎も角根元の可動範囲は完全になくなっており、
これだけは元キット以下の可動範囲となっています。


バイクがモチーフのコマンドウルフの上位機だからって全体的に車のモチーフを取り入れたのか、
それっぽいパーツが頭部にも。


アタッククローを強調しようとしたちょっと間抜けなポーズ。
爪は全て縦にのみ可動。
足首には中々の可動範囲があり、接地性も良好。
キャップは全て硬質プラスチック製で塗り替えも可能です。

そう言えば脚部を中心に衝撃吸収機構が仕込まれてるって設定なんですけど、
それだと爪の攻撃力が落ちちゃうような気がするんですよね。
ぶつけた瞬間の衝撃でダメージを与えるだけなんでしょうか。


コクピットはかつてなくモールドが多くなっています。
ただし操縦桿及び色分けはナシ。
気になる人は 塗 れ ☆ミ


パイロットは当然新規造型。上下半身に両腕の分割。


本家のシールドライガーと一緒に。
見劣りする部分がありつつも、見慣れた安心感があります。

○総評
と言う訳で組応えバツグン。
むしろあり過ぎな1/144HGのガンプラに慣れてると非常に面倒なキット。
対象年齢以下の新規ユーザーお断り、みたいな。
一部のユーザーには待望だったフル可動キットですが、
対象年齢が対象年齢なのでガシガシ動かすには向いていません。
後、パーツのはめあいに多少の難があり、動かしてるとポロポロ取れてくるコトも。
下半身が丸ごと外れるのはいくらなんでもヒドいと思います。
ディスプレイモデルと割り切って置いておくのが吉かと。

カラバリ出たら買うかって聞かれたら相当微妙。
ブレードライガーでも多少渋るかも。
追加パーツだけ売ってくれないモンでしょうかね。
ま、はめ込みピン短く切り過ぎて外れやすくなっちゃったんで、
そういうののリベンジとしてなら組んでもいいかな、と。