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声優と特撮と映画漬けの毎日です。

超・電王トリロジー第1弾「EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル」

2010年06月03日 | 劇場鑑賞映画
<キャスト>
桜井侑斗(仮面ライダーゼロノス):中村優一
野上愛理:松本若菜
野上良太郎(仮面ライダー電王):溝口琢矢
コハナ:松元環季
ナオミ:秋山莉奈
菊地宏:中泉英雄
尾崎正義:永田彬
三浦イッセー:上野亮
オーナー/駅長:石丸謙二郎

<声の出演>
モモタロス:関俊彦
ウラタロス:遊佐浩二
キンタロス:てらそままさき
リュウタロス:鈴村健一
デネブ:大塚芳忠
ピギーズイマジン(長男):中井和哉
ピキーズイマジン(次男):鳥海浩輔
ピキーズイマジン(三男):柿原徹也

<スーツアクター>
仮面ライダー電王、モモタロス:高岩成二
仮面ライダーゼロノス:伊藤慎
ウラタロス:永徳
キンタロス:岡元次郎
リュウタロス:おぐらとしひろ
デネブ:押川善文
ピギーズイマジン:伊藤教人

<スタッフ>
監督:金田治
脚本:小林靖子

<主題歌>
「Action-ZERO 2010」
歌:桜井侑斗&デネブ(中村優一&大塚芳忠)



<注:思い入れが強すぎるため、かなりとっちらかった文章になっております。さらに、基本的にネタバレしてますのでご注意くださいませ~>

TVシリーズ最終話から、その二年後を描いた物語。
若き日の桜井侑斗と、彼が恋焦がれる野上愛理、その後のふたりを描いたせつないラブストーリー。

うーんこれは感想難しい~。
いざ書こうとすると、どう書いていけばいいのやら。
好きすぎるので(苦笑)。

侑斗&愛理以外のところでは。

・オープニング(たぶん3作品共通)がカッコイイ!
・チンピラ役で金田進一さんが! インタビューで「大きなサングラスをしているので分からないと思います」って言ってたけど、バレバレです(笑)
・侑斗とデネブのやりとりシーンが1回しかなかったのが残念・・。侑斗の「デーネブv」は可愛かったけど~
・腰痛モモ最高!!
・「寝るしかないかー」 キ、キンちゃん!(笑)
・「なんでもいーよ。お姉ちゃんが幸せなら」(だっけ?) 大人になったねリュウタ・・・・!(泣)
・コハナにことごとくつれなくされてたウラ。あとリュウタが侑斗に怒ってデンライナー飛び出そうとしたときに、彼を止めながら「ちょ、先輩、手伝って!」みたいなジェスチャーしているウラがツボでした。
・尾崎&三浦コンビすごく好き☆
・契約者の菊池はTVシリーズと合わせてもけっこうなダメダメ男・・・皮肉なことに、桜井さんとそう変わらない年齢設定ぽかったのがニクイ。
・デネブの妄想コーナー爆笑vvv
・溝口くんの憑依ver.はウラは爽やか、モモはイラついた顔がなかなかカッコ良かった~
・ゼロノスがやられっぱなしのは確かにちょっと残念でしたが・・・・・デネブと二人して走りながら変身するところ、ベガフォームでのバイク乗り、愛理さんを抱きかかえてのダイブ、などなど、堪能させていただきました!
・愛理さんとゼロノスのシーン、普段はテストのときは面を取ってるそうですが、伊藤さんは愛理さんが綺麗過ぎて直視できずテストのときから「面をかぶらせてください!!」って言ってたそうです。伊藤さんたら(笑)

侑斗&愛理のシーン。
IN ミルクディッパー。
愛理がコーヒーを煎れてくれてるのを見つめたら目が合って、微笑まれて、すっごくどうしていいか分からない顔をする侑斗とか。
コーヒーカップや砂糖を入れるスプーンを持つ手が震えてて、笑顔もぎこちなくて、そういうの、中村くんは演技超えてたようなので(緊張で本当に手が震えてたらしい)。もうホント、その話を知る前から震えてるの目に見えて分かってたから、「ちょ・・・!」って激ツボでした。
「桜井くん。あなたの未来のはずだった侑斗は消えた。あなたはもう未来には縛られない。もちろん、私にも」だったかな。愛理さんにそう言われたときの侑斗がまたもうね・・・・・
なんとか気持ちを奮い立たせ、「それでも、もう一度会いたいと思った」ってまっすぐ、愛理さんを見つめながら。
このとき、ちょっと涙目になってるんですよ、侑斗ーーーーー!!!! ああもうホントに。。。

暴走するトラックから助け出した時。
気を失ってる愛理さんの頬にそっと触れる侑斗。
目を覚ます愛理・・・・・侑斗に気づくと、ふっと視線を逸らすのでした(泣)。
そんな愛理さんの気持ちを察し、「行こう。野上が心配してる」←うえーん。。。

帰り道。星空を見にちょっと寄り道した二人。
無邪気に星空を見上げる侑斗の横顔に、愛理さんは、いつかの桜井さんと一緒に見に行った星空を思い出してました。
思い出しながら愛理さんは泣いていて。
その涙が観てて本当にせつなくて。
あの涙は、もういない桜井さんを想って流したものに思えたので。
「いつか、きっと」
彼女にとってこの言葉は、「いつかきっと、またあなたに会える」って気持ちも大きかったはず・・。

侑斗の恋はまだまだ前途多難のような気がするけれど、いつか、愛理さんが笑って侑斗を受け入れてくれる、受け入れられる日が来たらいいなあと、スクリーンいっぱいに拡がる美しい星空を見ながらそう思ったのでした。


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トロピック・サンダー/史上最低の作戦

2009年04月09日 | 劇場鑑賞映画
原題:TROPIC THUNDER
2008年,アメリカ
監督:ベン・スティラー
製作:ベン・スティラー、スチュアート・コーンフェルド、エリック・マクレオド
原案:ベン・スティラー、ジャスティン・セロー
脚本:ベン・スティラー、ジャスティン・セロー、イータン・コーエン

劇場公開版(107分)
DVDディレクターズカット版(120分)

<キャスト>
ベン・スティラー(タグ・スピードマン):堀内賢雄
ジャック・ブラック(ジェフ・ポートノイ):丸山壮史
ロバート・ダウニー・Jr.(カーク・ラザラス):桐本琢也
ジェイ・バイチェル(ケヴィン・サンダスキー):山口登
ブランドン・T・ジャクソン(アルパ・チーノ):小松史法
スティーヴ・クーガン(デミアン・コックバーン)
ダニー・マクブライド(コディ)
ニック・ノルティ(ジョン・“フォーリーフ”・テイバック)
ビル・ヘイダー(ロブ・スロロム)
ブランドン・スー・フー(トラン)
マシュー・マコノヒー(リック・ペック):森田順平
誰だっけ?(笑)(レス・グロスマン):森川智之



ベン・スティラーが「ズーランダー」以降7年ぶりにメガホンを取った、ショービズ界を皮肉りつつ繰り広げられる(ある意味)壮大なサバイバル・アクション・コメディ。
テイバック軍曹のベトナム戦争回顧録「トロピック・サンダー」を映画化しようとしてる人たちの物語。
このアクション大作に出演するため、落ち目のアクションスター”タグ・スピードマン”(ベン・スティラー)、シリアス映画に初挑戦のお下品コメディアン”ジェフ・ポートノイ”(ジャック・ブラック)、過剰な役作りで知られるオスカー俳優”カーク・ラザラス”(ロバート・ダウニー・Jr.)などなど、一筋縄ではいかないワガママ俳優たちが集結。
案の定、彼らをまとめられずにいるデミアン・コックバーン監督が落ち込んでいると、原作者のテイバックが「奴らを本物の戦場に送り込んでゲリラ撮影をしよう」と言い出し……



面白かったです! 特に後半の盛り上がり最高~~!
いろんな映画のパロディが盛り込まれてるらしいですが、元ネタ知らなくても充分楽しめます。私も知らないけど楽しかったです~。
お金かけて大真面目にこんな映画を撮っちゃうベンにますます惚れました。
うげぇと思ったグロシーンもあったけど(前半のみ)、そっか、シロップだもんね!と思えたら笑えます。たぶん。(笑)
お下品なシーンもあるけど、ベン曰く、その辺はちゃんとギリギリのラインとして気を遣ったらしいですし。・・・ホント?(笑)

冒頭からエンジンフルスロットルでした。
本編に入ってるんですけど、まるで映画館でCMや予告編を観ているような感覚。
アルパ・チーノ(このネーミング…・苦笑)が出演するドリンクのCMのあと、ベン演じるタグ・スピードマンの最新作「スコーチャー6 地球メルトダウン」、ジャック・ブラック演じるジェフ・ポートノイの最新作「ファッティーズ 2発目」、ロバート・ダウニー・Jr.演じるカーク・ラザラスの最新作「悪魔の小路」の予告編が流れます。
個人的に一番観たいのは「悪魔の小路」。作って!(笑)
でもってこれらの映像の日本語ナレーションはすべて中田譲二さんでした。ナ・イ・ス!

にしてもホントみんな楽しそうで…
そうかそんなに楽しいのか!って思ったらすべてが愛しく思えました。
ベンについては愛が末期症状起こしてるんで語るのはやめといて(いるだけでときめく、その場にいなくてもこの作品全部とりまとめてるんだと思ったらときめく・笑)、他の登場人物だとロバート・ダウニー・Jr.がむちゃくちゃツボでした。彼はこの作品でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされる(!)という快挙を成し遂げましたが、それも納得の振り切れっぷりでした!
演じたカーク・ラザラスには他にモデルがいるとか言われてるけど、なんだかもうまんまロバート・ダウニー・Jr.自身のような気がしなくもないような(笑)。
金髪碧眼にはやられました。マジカッコ良かったです!

やりすぎだったりワガママだったり自己中だったりの登場人物たち、映画業界の裏話・暴露話的なセリフの数々、そういうので笑いをとりつつ、役者自身の不安要素を掘り下げたりしててなんとも奥の深い作品かと。
カークがタグに「シンプル・ジャック」(タグ主演の感動作)がアカデミー賞にかすりもしなかった理由を教えるシーンとか、すっごい笑えたし、かなり興味深かったです~

ベンの監督作品の前作「ズーランダー」との共通点もいくつかありました。思わずニヤリ。
・一度スターの座についたがマンネリを迎えて周囲から飽きられている男が主人公
・最初のほうにメインキャラクターの説明映像がある。(「ズーランダー」ではモデル賞授賞式にてズーランダーとハンセルの紹介映像、本作ではショービズニュースにて主演俳優たちの紹介映像)
・悪役がいるビルが上空から撮影されている(笑)
などなど。他にもあるかも。
きっとベンは共通させようと思ったんじゃなくて、単純にこういうのが好きなんだろうなー



さて吹き替え。
ベン・スティラー=堀内賢雄は完全に諦めていたので超嬉しかったです!!!!
こういう濃ゆいキャラ演じてるときのベンはやっぱ賢雄さんじゃなきゃねv

基本ベースが男前ボイスだったのが嬉しかったです!
劇中劇の芝居セリフから素に戻ったときの切り替わりとか、素敵すぎて倒れました。
裏のない人の良さが滲み出てました。自分を実力も人気も兼ね備えたスターだと思い込んでいる(というか思い込みたい)タグ・スピードマンの可笑しくもせつない純粋さにバッチシはまっていて、観ながら、賢雄さんはさらりと演じてるけどもしかしなくてもこれってすごすぎるんじゃ…?と思いました。
お得意の擬音喋りも聴けます! いつも思うけど、ああいうセリフ、いったい吹き替え台本ではどう書かれてるんだろ(笑)

タグ・スピードマン渾身の一作「シンプル・ジャック」ではすごーくプリチーな声も~。最近ではなかなか聴けなかったトーンが聴けるかと!
(※ちなみに劇中でジャックが喋ってる女性はクリスティーン・テイラー。ベン・スティラーの奥さんです。「ズーランダー」のヒロインですねー。このズーランダーがきっかけで結婚しました)

そして賢雄さんの憂い声が大好物の身としては、何気ないシーンも含め、そういうふっと言葉を零すような言い方がたくさん聴けて嬉しかったです。めろめろでした☆
そこも合わせてツボったセリフはたくさん!
「悪い予感がする…」とか。「マジ、こう。」とか。「というと?」とか。「ケビンです」って言われたときの「よ、よし!」とか。「食べ物だね、基本食べ物。」とか。カマキリの美しさに酔いしれるシーンとか。「名前は小枝ちゃ~ん」とか。「黙ってろ!!」って言われたときの「はい。」とか。「俺は雄鶏なんだ」とか。
なんかヘンなセリフばっかですけど(笑)。

タグ・スピードマンとしてのセリフ(かっこつけのシーンから、エージェントであり友達であるリックとの何気ない会話まで)、「トロピック・サンダー」でテイバック軍曹を演じているときのセリフ、「シンプル・ジャック」や「スコーチャー」でのセリフ。大自然や演技に開眼したときは意識がどっか飛んでいっちゃってたり。頼れるリーダーな時もあり。
とまあホント、色んな芝居が楽しめました。これでラブシーンがあったらさらに完璧だったんだけど(笑)。それでも充分、賢雄さんファンはかなり楽しめる一本だと思います~

ベン・スティラーのファン目線で観たら、もしかしたら賢雄さんは濃すぎるかもしれません(原音で観ると分かりますが、ベンは表情以外は意外にもすっきりな二枚目系)。でも、ベンの憎めないあのキャラクターに賢雄さんはぴったんこなんですよね。そんな素敵なコラボが久しぶりに楽しめて幸せでした!



DVDのジャケ裏には吹き替えキャストが掲載されていなかったんですが、web上には事前に何人か掲載されてました。
もしwebにも掲載されてなかったら、私は賢雄さんと桐本さんと森川さんしか分からなかったと思います。あと、webには掲載されてなかった森田順平さんと中田譲二さんくらい。
森田さんの”ペクチン”、楽しかったですv

事前告知されていたけど、ジャック・ブラックの丸山さん、ジェイ・バイチェルの山口さん、ブランドン・T・ジャクソンの小松さんはお恥ずかしながら初めて声を認識する方たちでした。
何の予備知識もなく観たんですけど、皆さんめっちゃめちゃハマってて!!!!
ジャック・ブラックは常々高木渉さんで観たいと思ってる固定観念がある私ですが、丸山さんのあまりのハマりっぷりには惚けてしまいましたし。
小松さんの人気ラッパーぶりもカッコ良かったし(片想いをツッコまれるシーンも楽しかった~)、新人俳優役だった山口さんがまたすごくよくて。ブルーレイ語りにも笑ったし、後半、ヘタレな先輩たちを奮い立たせるところとかとっても素敵でした! ツッコミの間がうまかった~

あと、知識不足でどなたが吹き替えているのか分からない人たち……総じて皆さんハマってて、吹き替え作品としても完成度の超高い本作であります!
特にツボったのが、爆薬係のコディを吹き替えてた人。すっっごい面白かったんですけど~
ケータリングに転職云々のセリフには大爆笑でした(笑)



はてさて。森川さんも出ておりますv
チャプターでいうと、5、14、16、23、24に登場。(24はセリフないけど)
セリフけっこうあります! 基本的に怒鳴り散らしてます!
演じてる俳優さん同様、森川さんも超ノリノリでした♪
たとえるなら黒崎一心みたいな声のトーン? 言ってるセリフ、劇中で一番アレだったりする人でした(笑)。
一番ウケたセリフを書けないのが残念ですが(まあそこまでの下ネタじゃないとは思うんですけどね・笑)、「Gファーイブ!」とか、さんざん怒鳴り散らした後の「で、今の相手誰。」とか。「ダイエットコーク!!!!」とか。とっても楽しそうでした☆
大道具に殴らせるシーンも可笑しかったなあ~
映画のプロデューサー役。彼には腹心の部下みたいな人がいたんですけど、またこの人が楽しくて(誰か分からないんですが、、吹き替えてる人も楽しかったです!)。
一緒になって踊ってたり合いの手入れてたりするのに笑いました。ナイスコンビ!

この『彼』のシーンは、初めて観たときは特にダンスがすごく寒くてアチャーって思ったものです(苦笑)。が、何度か観ているとアラ不思議! 今やすっっごいツボです。もう病みつきに!!!
特にエンドロールのダンスシーンは何度観たことやら~。

DVDが発売される際、この『彼』を森川さんが吹き替えてくれたら面白いだろうなあとは思ってました。だけど本当にそうなるとは!
んもー分かってらっしゃる!と。胸ときめかせながら観た次第です♪
森川ファンならぜひ上記にあげたチャプターだけでもぜひどうぞ! 笑えますよー



さて本作、先日リリースされたDVDは、劇場公開時より13分追加されたディレクターズ・カット版でした。
映画館には2回観に行ったので、追加されてた部分はわりと分かったかな。
あやふやな部分もありますが、そうかなと思ったところは、

・「帰ったら3ピースバンドを組もう」ってセリフ
・集音マイクにカエルが付いてたってとこから、アルパがヘリから電話してる辺り
・緊急ミーティング終わりのパーティーはたぶん追加。タグのスピーチも初聴きでした!
・カークがタグに「地図読めるか。助けてやろうとしてるんだ」って言ってるシーン
・「おまえの母ちゃん商売女」ってセリフ
・「おまえのファン層じゃねえよ」って辺り←このセリフ最高!

あと一番の追加というより変更部分が、タグが捕虜収容所に引きずられてくるとこ、劇場公開版ではその場でひと悶着あったのに、ディレクターズカットではそのシーンはさらりと済み、その代わり部屋の中で向こうがお茶くれたりしてるのにタグが反抗する芝居を続けるシーンに変更されてました。好みとしては劇場公開版のほうが好きだったかも。

ディレクターズカットのDVDにはたくさんの山盛り特典映像があって、未公開エンディングもあるとか。
本編にはオーディオコメンタリーもあるし、他にもメイキングやニセメイキング(笑)などなど。
まだ観たり聴いたりしてないんですけど、きっとそれらも楽しめること請け合いかと思いますーv



なんかいろいろ書いちゃいましたが、とにかく細かいツボがたくさんありました。
ベンのいっしょけんめー泣こうとしてる顔とか。(このシーンでのベンは、後ろ手に手をしばっていたから手の自由が利かなくて、監督としての指示が飛ばしにくくて苦労したらしいです・笑)
自分の紹介映像のときに嬉しそうにしてるベンとか、授賞式での嬉しそうな顔とか。
本物の銃に小道具の銃で対抗してんのとか。
熱弁の監督とか!(おいたわしや・・)
アレで腹話術をしたり、それを見て「奴らは死を恐れていない」って言われてたり。
DVDのコメンタリー録るまでは、とか。
”チャイニーズズ”とか、98年度セクシーな男性ベスト3とか(微妙・笑)、パンダ愛好家とか、何より愛してるものを手にかけちゃったあたりの会話とか。入れ歯とか!
焚き火をみんなで囲んで夜を過ごすシーンも好きです~
ドッキリの看板がどうとか、「おめーに食わせるゼリービーンズはっ!」とか、日本ならではの訳され方をしてるセリフにもウケました。
そして何より、「こっちは本物の俳優だぜ!」にシビれました。なんて素敵なセリフでしょう!!

先述したエンドロールもホント傑作で、一人ずつフィーチャーされて紹介されるときの映像のチョイスがまたもうね…!
ロバート・ダウニー・Jr.の映像なんて、「あえてソレ!?」と爆笑しました。

「ズ-ランダー」同様、有名人のカメオにも笑いました。
大コケしたタグの映画でコンビ組んでたのがマーティン・ローレンス・・・・よくOKしましたねー(笑)。
ジョン・ヴォイトさんが何の作品でノミネートされてたのかも気になります。
あとそう、最後の授賞式で、アルパの隣にいた人は最近カミングアウトした人だったみたいですよ。
こ・ま・か・い!


というわけで!
けっこう面白いと思いますんで、興味が芽生えましたら一度ご覧になってみていただければと♪
その前に、「ズーランダー」が未見だったらこちらから是非~。
「トロピック・サンダー」より、「ズーランダー」のほうが気楽に楽しめる気がしますので!


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マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(字幕版/吹き替え版)

2009年04月06日 | 劇場鑑賞映画
原題:MARLEY & ME
アメリカ,2008年,118分
配給:20世紀フォックス

<キャスト>
オーウェン・ウィルソン(ジョン・グローガン):森川智之
ジェニファー・アニストン(ジェニー):深見梨加
アラン・アーキン(アーニー・クライン):佐々木敏
エリック・デイン(セバスチャン):白熊寛嗣
キャスリーン・ターナー(ミス・コーンブラット):磯辺万沙子



コラムニストのジョン・グローガン著のベストセラー・エッセイを映画化。
ジョンとジェニーの新婚夫婦が、子育ての予習のために飼い始めた一匹のラブラドール・レトリバーのマーリー。
若い夫婦は、この無邪気で破天荒な元気いっぱいのマーリーといっしょに、泣き、笑い、悩み、愛し合い、かけがえのない日々を過ごしていく。



いい映画でした。すごく良かった。
もうホント、それに尽きます。
いろんな人に観てほしいです。

公開後、世間のレビューを読んでまわると、”犬が主役の映画”だと思って観に行って残念に思った人が多いっぽい。あと子供向けだと思ってたら違ってガッカリとか。確かにラブシーン多かったし、大人の人生が主軸なんですよね。ちっちゃいお子さんにはちんぷんかんぷんの場面が多かったかも~。
でも小学校高学年くらい…というかグローガン家の長男パトリックくらいの年齢だったら(確か10歳)、充分楽しめるんじゃないかなと思います。
デートムービーに最適だと思う! カップルや夫婦で観にいってほしい作品です。
男性視点で描かれていたから、男性も楽しめるんじゃないかな。もちろん女性にも!
原題は「MARLEY & ME」、まさにそんな話でした。主役はジョン・グローガンです。
犬(マーリー)とのふれあいが希薄だと思った人も多いみたいだけど、じゅうぶん濃密な時間が描かれていたと思います。兄弟のような親友のような悪友のような家族のような。一緒にいることが当たり前の愛情が描かれてました。


ここまでナチュラルな演技をしているオーウェン・ウィルソンを観たのは初めてでした。
めちゃめちゃ素敵だったです! もちろん、いつものオバカだったりテンション高かったりのオーウェンも大好きだけど~
あいかわらず鼻の形はヘンだし(でもそこがラブリーv)、おでこも広かったですが(まあ昔から広いっす・苦笑)
思わず抱きつきたくなるほどでした!
中盤以降、年齢重ねたのを表すために前髪を分けて上げていたんですが、またこれがひっくり返るほどツボでしたね~。
マーリーへの接し方もたまらなかったです。愛情たっぷりv 演技超えてた気がする! 実際に犬を飼っているからお手の物だったのかも? だけどマーリーが本当にオーウェンの飼い犬に見えました。いちいち話しかけてるのも最高でした。
顔をべろべろになめられてたのや、病院帰りにとびかかってきたマーリーのあしらい方や、ぼやいたりけしかけたりたしなめたりしてるとこetcetc…。もちろんクライマックス部分は言わずもがなでございます。

といいますか、なんて書けばいいのやら。とにかくもう、彼が笑ったり動いてるだけでときめいてたわけで…。これって恋!?(今更・笑)
ともすれば無個性になるかくどくなったんじゃないかっていうジョン・グローガンという一般男性を、型にはめたキャラクターとして演じたわけでもないのに、惚れ惚れするほど魅力ある人物に仕上げてました。彼の映画を観て、「こういう人と結婚したい」と思ったのは初めてです。はたから眺めていたいとならいつも思ってるけど(笑)。
ラブシーンが多いのも嬉しかった。何気ないしぐさに奥さんへの愛が溢れてて倒れました。
奥さんを心から愛してるけど、でも子供は持ちたくない、自由でいたいっていうその気持ちもすごく自然だったし。
ジャーナリストとしてどんどん先に行く友人への嫉妬も表情ひとつで見せていたし。(セバスチャン役のエリック・デインも表情のつけ方がすごくうまくて、二人のシーン、セリフでは語られない互いの思いが垣間見えてすごく良かったです~)
実生活がセバスチャンタイプのオーウェンが、ジョン・グローガンを演じたというのも興味深かったです。役を通じてどんなことを思ったのかな。
あとこの映画、ジョンが外から自分の家を眺めるシーンがすごく印象的なんですよね。何度か出てくるんですけど、すべてジョン側の気持ちが違ってたんです。ここ素晴らしいと思います!

そして、いつもアクションするのキラーイって言ってる監督泣かせの彼が、冒頭で柵を飛び越えてる時点で胸ズキュン!でした!←早い。
柵はもう一回越えたし、たくさん走ってたし、車運転してたし!!!
車は他でも運転してるけど、まるで普段の生活のように運転してるのって超珍しかった気が! 車の運転ですぐ思い出せるのは、初めて動く車を運転できて超喜んでた「ナイト ミュージアム」のジェデダイアと、完全に頭のネジが飛んだ状態で運転してた「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のイーライです(笑)。
アメフトやってるのがちらほらりと見れたのにも悶絶でした。(オーウェンは学生時代アメフトやってたらしい~)
見ました!? あのスター選手(自称)ぶり!!! ああ満足!!(笑)
あのときちゃんとマーリーも一緒になってオーウェンにとびかかってるのがこりゃまたツボすぎる~

ジェニファー・アニストンとの相性もすごく良かったです! とってもキュートなカップルでした☆
彼女もすごく良かった~。特にヒステリーを起こすところの演技がもううますぎて胸に突き刺さりました。すごくせつなかった。
このときのオーウェンがまたもう…、ね!
…すみません…結局そこに戻ってきてしまう(笑)

編集長役のアラン・アーキンのオジサマもとっても素敵でした。口は悪いけどハートフル~。
ジョンへの、人生の先輩としてのアドバイスの数々も楽しかったです! 奥さんとの関係も最高(笑)

欲を言うなら、少し駆け足気味だったんじゃないかなあと思った部分はありました。
特にマーリーが子犬時代からいきなり体が大きくなるところ。あそこもうワンクッションの大きさの時代の映像があって良かったんじゃ?? もしかしたらあったのかもしれないけどカットされちゃってました。
それとめまぐるしく時間が流れるシーンでは(オーウェンのモノローグも早口・笑)、映像の切り替わりが早すぎてちょっと目がチカチカ。まあこのシーンは文句ナシで大っ好きなんですけど!
あと、何度観ても”ラブラドゥードル”の部分の笑いどころが分かりません(苦笑)



さて吹き替え!

森川さんがオーウェン・ウィルソンでした! キャー!
昔のブログを見返したら、この映画の存在を知ったのは2007年8月。そこには、

”犬を飼ってるオーウェンですってーーー! やっべー、激萌えの予感!!!
ということで~。気が早いですが・・・・
・・・いや。ホントに気が早いので書くのはやめとこう・・・(笑)”

と書いてました(笑)。
いやしかしホントまさかね、森川さんが来るとは夢にも思っていませんでしたよ・・・・!
というわけで、毎回夢心地の鑑賞になっておるわけです。幸せすぎる。
森川さんがオーウェンを吹き替えた作品の中で、たぶん一番セリフが多い役なんじゃないでしょうか。堪能しました!
声のトーン的にも喋り方も、今までのオーウェンの吹き替えでは聴けなかったような感じ。似ているのをしいて挙げるなら「ウェディング・クラッシャーズ」かな? ウェディング~のほうがオチャメでぼんやりしてますが。
それに森川さんと、このジョン・グローガンの設定がすごく被るので(イエローラブのアクセル君がいる、アメフト、左利き等等)、森川さんファンだとそういう+αの楽しみ方もできるかと(笑)

モノローグも豊富にあり、奥さんとの愛情満開のラブラブシーンもあり、友人との男同士の会話、編集長との会話、そしてマーリーとのかけがえのないやりとりの数々!
素の声に近い高めの柔らかいナチュラルトーンで、明るく優しいジョンを超ステキに演じてましたv 惚・れ・た!
好きな部分を挙げるとキリがない。つーか全部好き(笑)。
流れるように時間が経過するシーンのモノローグとか~。
ここねー、森川さんはさすが声のプロだと感嘆しました! 画面の切り替えが早いのでモノローグもじゃっかん早口になってるんだけどすごく聞き取りやすくて丁寧で。すげえ!と。最後の、「ない」って言い方が好きすぎて撃沈。
奥さんと口論になったときの演技も激ツボでした。こういうタイプのケンカを演じてるのって、あんまり聞いたことがなかったから(痴話ゲンカならわりとよく聴けるけど)、すごく新鮮だったし。すごくリアルでドキドキしました。
あとオーウェンのあのなんともいえないスケベそうな顔…もとい子供みたいな笑顔に、森川さんのオチャメな口調は激ハマリします! 車の中でキスをしたあと「その気になっちゃったー」とか、奥さんに自分の名前聞いたあとの「あー!」とか、「ずいぶん久しぶりだね」(だっけ?)とか。んもうかわいいvv

そして何より。マーリーとの会話が最高でした。「マーリー!」って呼び方もどうしてくれようってくらい良くて・・・!(オーウェンの「マーリー!」って呼び方もすっごい良かったですが!)
日常の中、幾度となくジョンはマーリーに話しかけていますが、ホントどれもこれもラブです…!
いいセリフばかりで、森川さんの言い方がまたことごとく良くて、細かく列挙していきたいんだけどやっぱりそれは超ネタバレになるから無理で。観てください!というしか(笑)

胸に響く、心に残るセリフがたっくさんありました。
今後、モリベルラジオや年に一度のファンクラブの会報とかで、この映画について聞けると嬉しいですね~



ジェニファー・アニストンの深見さんも、お得意の色っぽいお姉様タイプではなく、溌剌とした健康的な可愛らしい女性という感じですごく可愛かったです! 森川さんとカップルになるのは初めてなんじゃ…? 最初知ったときは姉さん女房になるのかなって思ってたんですが(ちなみにオーウェンとジェニファーは同い年)、そんなことなくて。とても素敵なカップルでした!

アラン・アーキンの佐々木敏さんも気難しそうで実はオチャメで優しくてピッタシだったし、セバスチャン役の白熊寛嗣さんは森川さんより一回りも年下なのに、ジョンとセバスチャンの関係そのままの悪友っぷりですごーい!と。プレイボーイで独身貴族で仕事もバリバリできて、だけどジョンへの遠慮も見せるしどことなく寂しそうな雰囲気…すごーくハマってました。
往年のファンを脱力させた(?)キャスリーン・ターナーを吹き替えていたのは、磯辺万沙子さん。出番ちょろっとながら笑わせてもらいました・・・・!(ここのシーン、超楽しいです!)



はてさて…。長々と書いてまいりましたが・・・・・(まあまだ全然書き足りないんですけども・笑)。
宝物のような大好きな作品がまた増えて、春から幸せな気持ちになれた一本でした。
この映画を人に薦めると、「どうせ最後は泣けるんでしょ」って返事が返ってくること多いんですけど、別に泣けるから薦めてるわけじゃなくて。
胸に拡がっていくあたたかな気持ち。
たくさんの人に味わってほしいなあと思う次第です。

マーリーすっごく可愛いですよ!
ホント元気いっぱいで~vv
だけどそばにいてほしいときはただじっとそばにいてくれる。
雪の日の夜、ジョンが話しかけるシーンとか大好きです…! 他にもいっぱい!
ぜひぜひグローガン家のマーリーを劇場の大きなスクリーンで観てください♪


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電キバ映画&舞台挨拶感想

2008年04月15日 | 劇場鑑賞映画
劇場版「仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」を観ました。

面白かったです~~!
賑やかで何でもアリでワイワイガヤガヤやってて、相変わらずだなオイ!と笑い、でも最後はホロリと・・・・
(弱いんです、ああいうの……)

みんなTVシリーズのときから何にも変わってなかったです。もうあのまんま!
冷静に考えたら(考えなくても?・笑)、なんでそうなるの!?的なことばかりになってましたが、そんなの吹っ飛ばして楽しくやってんだからイージャン!?みたいな。
みんなも乗っかっちゃいなよ!っていう。
乗っかってきました♪

みんな可愛くてカッコ良くてお茶目で楽しくて面白かったけど(初登場キャラの鈴木刑事もいい味出てました。チョイ役の警官コンビがTVシリーズで契約者だった人たちだったのも笑ったし)、私はやはり侑斗のシーンで色んな意味でドキドキしっぱなし。
侑斗のクールさが増していて、さらにイイ男度が上がった気がしてウヒョーとなったし。
でも悪人バージョンでの笑い声がヘンテコで・・・ホント、そういうキまらないところが大好きではあるんだけど(苦笑)。

M良太郎は相変わらずむちゃくちゃ男前でした。あの眼光の鋭さ、カタギじゃないわ! M良太郎のときには、関さんの声も男前度がUPするのも大好き~
U良太郎は今回相手が中学生だったから控えめで(そう?・笑)、その代わりにU侑斗がはっ! 外国人女性とくんずほぐれつなシーンが・・・!
中村くん、めっちゃ照れまくったらしーんだけど、監督がVシネだからもっとやろう!ってヒートアップしていったそうで。えぇもう、もっともっと色々やってほしかったです、ファンとしては(笑)。その甲斐あってか、手つきのエロい超素敵なU侑斗でございましたv
K良太郎はアクションで大活躍。めちゃめちゃ強かったです~~~♪ 漢前!
TVシリーズではK良太郎が一番先に出番が終わったのでなんかとても懐かしかったです。
R良太郎はいつになくはっちゃけてましたねー。めちゃめちゃキュートでした。でもかなりやってはいけないことをやってた気がするけど(苦笑)。
でもって最後にD侑斗。ちょこっとしか見られなかったけど。ラブリーすぎて撃、沈!
中村くんを知れば知るほど、D侑斗はホント演りやすいんだろうなーって思います(笑)。

あとはこれは書かなきゃ。
リュウタが・・・!
ホント良かったね、リュウタ!!
あのシーン、すごい良かったです。

そんな風に、TVシリーズを通して観て来た視聴者がしみじみするシーンもありつつ。
・・というか、全編通してしみじみしましたねー
これで終わりかもしれないけど、彼らはこれからもずっと、時の中を生きてるんだなぁって。だからまた、”いつか未来で”会えるかもしれない。

ネガタロスは緑川さんのエロカッコイイ低音ボイスがもったいなくなるほど「・・・」なキャラだった気がするけど。面白かったからまぁいいや。
そして彼と共謀していた黒木役の武智健二さんは、JAEの俳優さんで昔はスーツアクトもしていたとか。オーレンジャーのオーグリーンとか。ほえー
発売中の映画本に武智さんのインタビューが載ってたんですけど、今作でスーツアクトから引退する伊藤慎さんについて触れてました。性悪な悪党だった黒木からは想像できない優しいメッセージに感動。
お茶目な人みたいです。黒木がつけてた手袋の裏話にも笑いました。

エンディングではメイキング映像が! クレジットも見たいのに映像が気になって気になってかなり目が忙しかった。早くDVDでゆっくり観たいーー
主題歌「Double-Action Climax form」はもちろん、オープニングは「Climax Jump DEN-LINER form」だったし、劇中でそれぞれの「Double-Action」も「Action-Zero」も流れ、歌もてんこ盛りですごい楽しかったです♪

劇中バトルで高岩成二VS.岡元次郎が観られたのも美味しかった・・・・・! すんごい素敵でした!!
この1年は、キンちゃんでの岡元さんをメインで観て来たから、今放送してる「仮面ライダーキバ」でのイクサもそうなんだけど、今回のネガタロス&ネガ電王も倒れるほどカッコ良くてですね・・・・・・・・・! なんなんすかね、もう佇まいからしてゾクゾクするほどカッコイイ!!
(ちなみに、映画本に掲載されている高岩さんのインタビューを読むと、どこのシーンのどれに高岩さんがメインで入ってたかが分かります。一時期、電王最終回、クラ刑事、キバの1話・2話で撮影が被ってたそうなんですが、このときの各ライダーを演じるときの切り替えの話をしてくれたんですけど、プロすぎて泡吹きました。凄すぎる・・)

そして本作は、ゼロノスのスーツアクター・伊藤慎さんのスーツアクターとして最後の作品でもありました。
久々にゼロノスを観た気がして、なんともせつなく・・・。
ホント華があるんですよね、ゼロノスって。アルタイルはクールでカッコ良くってやんちゃさもあって、ベガはどっしりしてて逞しい、その対比もすごく素敵。もっともっと観たかったです・・
そういえば今回、デネブの出番も少なかった気がします。
侑斗とデネブは潜入捜査してたので、ほぼ別行動だったから仕方ないんだけど・・。

キバチームの出番も少しでした。
渡のキャラクターが固まってないのに苦笑。
ちょうど1話・2話を撮っていた頃で、でも映画の上映は4月だから(Vシネだった場合の発売予定は5月だったらしい)、その頃は渡もちょっと変わってるだろうみたいな手探り撮影だったみたいなんだけど。
今でも渡は初対面の人には敬語を使うはずなので、良太郎たちにタメ口だったのにちょっと違和感(笑)。

音也も登場~。あれだけの出番で「俺の映画だ」と言える音也が素晴らしい。
でも少ない出番ながらすごいインパクトでした。す・て・き!

そうそう、鑑賞前にパンフ読むのは厳禁かと思います。
あらすじ全部書かれてたから(苦笑)。

本編後には夏のキバ&ゴーオンジャー映画の予告が。
特報とは違って、映画本編の映像が・・・!
面白そうな予感・・・・! 観に行くぞ~~

上映前には「モモタロスのキバっていくぜ!」が。
相変わらずユルーイ感じでした。何やってんだ、アンタら!みたいな(笑)。



映画終了後に舞台挨拶がありました。
私が見たのは新宿バルト9の2回目。
出演は、中村優一、瀬戸康史、村井良大、関俊彦、遊佐浩二、てらそままさき、鈴村健一、杉田智和、金田治監督。(並びは舞台向かって左から、監督・村井・杉田・中村・瀬戸・関・遊佐・てらそま・鈴村)
中村くんはサプライズでした! 双眼鏡持って行ってて良かった~(笑)
そのサプライズが嬉しかったのもあって記憶が飛んで、もうあんまり覚えてないんですけども(汗)。

・上映後だったので出演者も色々喋りやすそうだった雰囲気でした♪
・中村くんが「見たってことですよね、あのシーン」と軽くへこみ気味(←U侑斗のシーン・苦笑)
・瀬戸くんが喋ってたときかな? 何かで反応した中村くんの胸を、隣の杉田さんが手にしていたキバットで「ガブッ」。何で?(笑)
・声優さんはそれぞれキャラクターの声で第一声。なぜかツボに入ってリュウタのセリフがなかなか言えない鈴村さんが可笑しかったです。
・関さんが終始楽しそうにリアクションしてるのが可愛かった~~
・てらそまさんが、来週主題歌が発売されますがB'zを抜いて1位になりたいと。1位になったら生で歌いますって・・・・! ひー!(てらそまさんが「B'z」と言ったことにかなり萌えましたv←マニアックなB'zファンでスミマセン)
・B'z超えは万が一でもちょっと難しいと思うけど(オリコンマジックという奥の手もあるし・苦笑)、それでも「羞恥心」が浜崎あゆみを破る勢いだったようなミラクルが起きることはあるかもしれないかも?
・鈴村さんのコメント時に、真ん中ら辺に座っていたお子さんがガンフォームのフィギュアを高く掲げ、すると鈴村さんがすかさず「ガンフォームだ!」。するとその子がすぐ下に降ろしちゃって。「照れんなよ~」と笑う鈴村さんでした。
・杉田さんの自由すぎるコメントに爆笑。一番ウケてたのは関さんと中村くんかな? ふたりはリアクションが大きいところが似てると思う(笑)
・金田監督にU侑斗のシーンで大ツッコミを受けてた中村くん。立ち向かうも切り替えされ・・(苦笑)
・一通りコメント言い終わったあと、M電王が登場! 俺、参上ポーズに合わせ、関さんがアドリブでセリフを入れるも「参上!」だけになってしまったので、M電王がもう一度ポーズを取り直したんだけど、今度は関さんが見てなくてセリフなし。ズッコケるM電王。「ごめんごめん」とM電王とじゃれ合う関さんでした(笑)。
・最後の締めは中村くん。キンチョーしてるのが丸分かりのあわあわっぷり。かわいいなぁ・・・←末期?(笑)


以上、こんな感じでしたかね~~
ちなみに新宿1回目には佐藤くんが来たそうです。その様子がこちらに!→
撮影カメラも入ってたらしいので、クラ刑事DVDの特典映像として収録されるかもしれません。
ていうかしてくれ~!

2007年上半期、劇場鑑賞映画私的BEST10

2007年08月16日 | 劇場鑑賞映画
今期はあまり映画を観に行けず、さらに序盤の「ナイト ミュージアム」だけで大満足だったというか、燃えるほど観に行きたくなる映画があまりなく・・・(今年は下半期もそうなんですけど)
そんな中20作品観ました。映画館には25回行きました。(アレッ?・笑)
私的BEST10はこちら↓
※作品名から映画公式サイトへ、観た日付からうちのブログの感想へ(あれば)リンクしています。


★第1位:ナイト ミュージアム字幕版:3/10鑑賞※先行、吹き替え版:3/11,18,21,31,4/22鑑賞
ダントツ。面白かった! 大好きなベン・スティラーが主人公で、大好きなオーウェン・ウィルソンが(想像以上に)大活躍してて、大好きな森川オーウェンが楽しめたんですから。何も言うことはありません!
☆DVD発売中(FOX)
【吹き替えキャスト】
ベン・スティラー(ラリー・デリー):檀臣幸
カーラ・グギーノ(レベッカ):高乃麗
ジェイク・チェリー(ニック・デリー):千葉翔也
ロビン・ウィリアムズ(テディ・ルーズベルト大統領):岩崎ひろし
ディック・ヴァン・ダイク(セシル):中村正
ミッキー・ルーニー(ガス):永井一郎
ビル・コッブス(レジナルド):坂口芳貞
オーウェン・ウィルソン(ジェデダイア):森川智之
スティーヴ・クーガン(オクタヴィウス):水野龍司
リッキー・ジャーヴェイス(マクフィー博士/館長):佐藤晴男
キム・レイヴァー(エリカ・デリー):山崎美貴
ラミ・マレック(アクメンラ):小森創介
ミズオ・ペック(サカジャウィア):本田貴子


★第2位:リトル・ミス・サンシャイン(2/25鑑賞)
クセがあってヒネくれてて、でも可愛い映画でした。
いっしょにミニバン押したいし、いっしょに踊りたかったですー
☆DVD発売中(FOX)
【吹き替えキャスト】
アビゲイル・ブレスリン(オリーヴ):永田亮子
グレッグ・キニア(リチャード):内田直哉
ポール・ダノ(ドウェーン):小野大輔
アラン・アーキン(グランパ):松井範雄
トニ・コレット(シェリル):田中敦子
スティーヴ・カレル(フランク):岩崎ひろし


★第3位:ラッキーナンバー7(1/24鑑賞)
初めてジョシュを可愛いと思った作品。キュートでヘタレでぎゅぎゅーと抱きしめたくなりましたv
☆DVD発売中(ハピネット/アートポート)
【吹き替えキャスト】
ジョシュ・ハートネット(スレヴン):平田広明
ブルース・ウィリス(グッドキャット):内田直哉
ルーシー・リュー(リンジー):湯屋敦子
モーガン・フリーマン(ボス):勝部演之
ベン・キングスレー(ラビ):小川真司
スタンリー・トゥッチ(ブリコウスキー):青山穣


★第4位:スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい(5/15鑑賞)
なんともかんともアレな作品だと思うんですけど、めちゃめちゃ楽しめちゃったんですよね…
DVDの吹き替えキャストも気になるばかりです! ライアン・レイノルズは誰が吹き替えるのかしらー?
☆2007/9/13(木)DVD発売(ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)


★第5位:プレステージ(5/27鑑賞 ※試写会)
気の持ちようで楽しめ方が変わる作品。そのトリックに酔えるかどうかがキモ。
でもそれはさておき、ヒュー・ジャックマンVS.クリスチャン・ベールの互いしか見えてない対決っぷりは楽しめます!
吹き替えキャストに誰が来るのかも気になります。メインの二人はかなり美味しい役なので~
☆DVD待ち(GAGA)


★第6位:スパイダーマン3吹き替え版:5/4鑑賞
1と2を続けざまに観てから日を置かず観に行ったら、やっぱ3はちょっとパワーダウンしてた気がします。いろいろ詰め込みすぎてとっちらかってたような。残念ー
☆2007/10/17(水)DVD発売(ソニー・ピクチャーズ)
【吹き替えキャスト】
トビー・マグワイア(ピーター・パーカー/スパイダーマン):猪野学
キルスティン・ダンスト(メリージェーン(MJ)・ワトソン):岡寛恵
ジェームズ・フランコ(ハリー・オズボーン/ニュー・ゴブリン):鉄野正豊
トーマス・ヘイデン・チャーチ(フリント・マルコ/サンドマン):石田圭祐
トファー・グレイス(エディ・ブロック/ヴェノム):森川智之
ローズマリー・ハリス(メイ・パーカー):谷育子
J・K・シモンズ(J・ジョナ・ジェイムソン):立川三貴


★第7位:サンシャイン 2057(4/17鑑賞)
途中まではとっても面白かったんですけど。終盤「はぁ!?」って展開になって吃驚仰天。
でもキリアン・マーフィーが素敵すぎて完敗でした。も、大好き!
☆2007/9/7(金)DVD発売(FOX)
【吹き替えキャスト】
キリアン・マーフィ(キャパ):田中実
真田広之(カネダ)
クリス・エヴァンス(メイス):竹若拓磨
ミシェル・ヨー(コラゾン):塩田朋子


★第8位:ホリデイ(3/28鑑賞)
あまり現実味のない話だったんですけど。たまにはこういうのもいいかなって。
☆DVD発売中(ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)
【吹き替えキャスト】
キャメロン・ディアス(アマンダ):朴璐美
ケイト・ウィンスレット(アイリス):林真理花
ジュード・ロウ(グラハム):鉄野正豊
ジャック・ブラック(マイルズ):小森創介
イーライ・ウォラック(アーサー):永井一郎
ルーファス・シーウェル(ジャスパー):森田順平
エドワード・バーンズ(イーサン):吉見一豊


★第9位:ドリームガールズ(2/25鑑賞)
ビヨンセが可愛かった。ジェイミー・フォックスがカッコ良かった~
☆DVD発売中(パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン)
【吹き替えキャスト】
ジェイミー・フォックス(カーティス・テイラー Jr.):咲野俊介
ビヨンセ・ノウルズ(ディーナ・ジョーンズ):北西純子
エディ・マーフィ(ジェームス・“サンダー”・アーリー):山寺宏一
ダニー・グローバー(マーティー・マディソン):宝亀克寿
ジェニファー・ハドソン(エフィー・ホワイト):米倉紀之子


★第10位:パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(吹き替え版:6/13鑑賞)
なんやかんやで楽しめたかな。ツッコミどころは満載だったけど。2よりは確実に面白かったです!
☆DVD待ち(ブエナビスタ)
【吹き替えキャスト】
ジョニー・デップ(キャプテン・ジャック・スパロウ):平田広明
オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー):平川大輔
キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン):弓場沙織
ジェフリー・ラッシュ(キャプテン・バルボッサ):壌晴彦
チョウ・ユンファ(キャプテン・サオ・フェン):磯部勉
ビル・ナイ(デイヴィ・ジョーンズ):大塚芳忠
ジョナサン・プライス(スワン総督):村松康雄
ステラン・スカルスガルド(ビル・ターナー):柴田秀勝
ジャック・ダヴェンポート(ジェームズ・ノリントン):森田順平
トム・ホランダー(ベケット卿):横島亘
ナオミ・ハリス(ティア・ダルマ):高乃麗
ケヴィン・R・マクナリー(ギブス航海士):青森伸
リー・アレンバーグ(ピンテル):佐々木梅治
マッケンジー・クルック(ラゲッティ):高宮俊介
キース・リチャーズ:小林清志


★次点:ゾディアック(6/26鑑賞)
ちょっと期待しすぎちゃって、ううーんってカンジにもなったんだけど。けっこう面白かったです。
ロバート・ダウニー Jr.のヘタレっぷりが素敵だったんで良し♪
☆DVD待ち(ワーナー)


<その他、この時期に観に行った映画>(一応、上から好き順位で)
★6/2鑑賞:バベル(11/2(水)DVD発売:ギャガ・コミュニケーションズ)
★5/12:真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章(9/28(金)DVD発売:アミューズソフトエンタテインメント)
★3/7:ボビー(DVD発売中:東宝)
★6/5:ザ・シューター 極大射程(9/21(金)DVD発売:パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン)
★3/23:今宵、フィッツジェラルド劇場で(DVD発売中:東宝)
★5/12:名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)(DVD待ち)
★3/21:パフューム ある人殺しの物語(9/7(金)DVD発売:ギャガ・コミュニケーションズ)
★3/21:ゴーストライダー(8/22(水)DVD発売:ソニー・ピクチャーズ)

☆3/31:DEEP SEA(吹き替え版)
※ストーリー物ではないんでランキングには入れませんでした。海の生物の生態を楽しめる3Dムービーで、森川さんと園崎未恵さんが会話形式のナレーションで紹介してくれました(オリジナル版はジョニー・デップとケイト・ウィンスレット)。


現時点(2007.08.16)で好きな海外俳優は、
※矢印はこの上半期で好き度合いがどうなったかみたいな感じ。

ベン・スティラー(↑↑)、オーウェン・ウィルソン(↑↑)、ブラッド・ピット(↑)、ポール・ウォーカー(↑)、キリアン・マーフィ(↑)、クリス・エヴァンス(→)、ロバート・ダウニー Jr.(↑)、ショーン・ビーン(→)、クライヴ・オーウェン(→)、ダニエル・クレイグ(→)、キアヌ・リーヴス(→)、チャウ・シンチー(→)、ベン・アフレック(→)、ユアン・マクレガー(→)

女優はジェシカ・アルバ、スカーレット・ヨハンソン、エヴァ・メンデスなど~
レイチェル・ワイズ、レイチェル・マクアダムス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、シャーリーズ・セロンも好きですv

今年はホント下半期も心躍る作品があんまりないんですけども・・・
とりあへず、「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」を楽しみにしておきます!

スパイダーマン3(吹き替え版)

2007年05月06日 | 劇場鑑賞映画
映画「スパイダーマン3」を日本語吹き替え版で観ました。

原題:SPIDER-MAN 3
2007年,アメリカ,139分
監督:サム・ライミ
脚本:アルヴィン・サージェント
映画公式サイト

<CAST>
トビー・マグワイア(ピーター・パーカー/スパイダーマン):猪野学
キルスティン・ダンスト(メリージェーン(MJ)・ワトソン):岡寛恵
ジェームズ・フランコ(ハリー・オズボーン/ニュー・ゴブリン):鉄野正豊
トーマス・ヘイデン・チャーチ(フリント・マルコ/サンドマン):石田圭祐
トファー・グレイス(エディ・ブロック/ヴェノム):森川智之
ローズマリー・ハリス(メイ・パーカー):谷育子
J・K・シモンズ(J・ジョナ・ジェイムソン):立川三貴
ブライス・ダラス・ハワード(グウェン・ステイシー)
ジェームズ・クロムウェル(ジョージ・ステイシー)
江原正士、飛田展男、本田貴子、小林沙苗 他

<あらすじ>
クモに噛まれたことによってスーパーパワーを手に入れた青年ピーター・パーカーの、戦いと恋と苦悩の日々を描いたシリーズ第3弾。
今回の敵も様々・・・次々とスパイダーマンに襲いかかります。
果たしてピーターはスパイダーマンとして世界を救えるのか、愛するMJと幸せな未来をつかむことができるのか!?



今まで、このシリーズは全然観てませんでした。理由はトビー・マグワイアが好みじゃなかったから・・・・あはは。
しかし2007/5/1、森川さんが今作第3弾の吹き替え版に出演していると知り、そりゃ観に行かねばと思い、その予習として1と2を観ようと~。
もともと鉄野正豊さん目当てでTVでオンエアされた1と2を録画していたので(録画しただけで観てはなかったけど)、これを機に一気に一晩で2作連続して楽しんだ次第です。

そしたらめちゃめちゃ面白くてですね……!!! 本気でビックリしました。こんなに面白いとは思ってなかったので~。
トビーも可愛かったです!(ゲンキンな)
…でもやっぱり3ではちょっと…ねぇ(苦笑)

そんなわけで、1と2を観てから1週間もたたないうちに3を見に行ったので、3作をよりひとつの長い物語として楽しむことができました。
結論から言うと、1と2が最高すぎて3はちょっとトーンダウンしちゃったような気もするんですが・・・・
というかですね、1と2ではメインの敵が一人しかいなかったんです。でも今回は3人もいて…。
それでつめこみすぎちゃった感が出ていたような。。

でもでも!
私は先述しましたが鉄野さんが好きでして、なので自然にハリー・オズボーンにLOVEになるわけでして。
だから3には言葉にできない万感の思いが・・・・あぁもう好き・・・・!!!

それにしてもこのシリーズは3作通してのお遊びというか、キャラクターを大切にしているような気がします。大家さん親子とか、ゴーイングマイウェイの編集長と彼の部下たちとか。
そして3作通していっつも吹き替え陣に江原さんがいて(3でも爆笑シーンを担ってます♪)、いつも脇役でなんで!?って思ってたんですが、どうやら全部同じ俳優さんを演じてるらしい??(役柄はいつも別)
それに上映後、ちゃんと吹き替えキャストのクレジットが出ました。ホントにもう、同じ20世紀フォックスだったのに、なんで「ナイト ミュージアム」は出なかったのか(怒)
(※追記:勘違いしてました。「スパイダーマン」の配給は20世紀フォックスでした。すみません~~)


果てさて吹き替え版。シリーズ通して同じキャストというのはやっぱり嬉しいものです!
鉄野さんラブ!!!(こればっかし)
メイ叔母さん役の谷育子さんの優しい声にも本当に癒されました。なんだかピーターと一緒に彼女の慈愛に包まれるような気がするんですよね。
猪野さんのピーターはトビーより可愛かったし(ん?)、岡さんのMJもとっても好きです!

脇も何気に豪華で、編集長の気弱な部下に飛田さん、強気な秘書に本田さん(でも1では別の人が吹き替えてた気が...勘違い??)、小林沙苗さんは…不覚ながらどこに出ていたのか分りませんでした。。グウェンではないですよね?
っていうか、グウェンの吹き替えが誰だったのかクレジット見逃してしまいました。。

そしてそして~~
大元のお目当て、それは森川智之でございます!
ピーターと共に新聞社のカメラマンの座を狙おうと奔走する青年エディ・ブロック役。
ちょい高めのガキ大将チック?な青年ボイス、アメリカの学生たちを描いた青春ドラマに出てきそうな声といいますか(笑)。
てなわけでトーン的にはドツボでした・・・・!
でも、思ってたより初登場シーンは早かったけど、思ってた通り出番は少なかったです。。
森川さんファン的には1と2を観なくてもいいと思うけど、それでは味気ないのでぜひとも1と2も観てから3を観ていただければ~
やっぱりこの役に森川さんが起用されたのは、森川さんがアニメ版でピーター・パーカー/スパイダーマンだったからに違いないという、その思いをいっそう確信できましたし。
それを考えると、かなりニヤリとできるキャスティングなのではないでしょうか。グッジョブ!

私的注目映画

2007年05月01日 | 劇場鑑賞映画
自分のメモ書きも兼ねて、今後日本で公開される映画の中から個人的に気になってる作品を並べてみました。
定期的に更新予定。
鑑賞済みの映画は一番下に。
NEW!!=追加作品,UP!!=追記作品

2007/5/1:更新
2007/3/31:更新
2007/2/27:更新
2007/1/23:作成

【2007年4月】
★4/21(土)~:「こわれゆく世界の中で」(ブエナビスタ)
<出演>ジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ、ロビン・ライト・ペン
公開日が決定しました。予告編観ましたがなんか暗そう…?

★4/28(土)~:「バベル」(ギャガ・コミュニケーションズ)
<出演>ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊地凛子
ブラッド・ピットが出てますから。観ます!


【2007年5月】
NEW!! ★5/12(土)~:「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」(UIP)
<出演>ベン・アフレック、アンディ・ガルシア、アリシア・キーズ、レイ・リオッタ、ジェレミー・ピヴェン、ライアン・レイノルズ
一人のターゲットを狙う殺し屋がたっくさん。誰が殺るか、殺られるか?なアクションコメディのようです。観たい!


★5/19(土)~:「主人公は僕だった」(ソニー・ピクチャーズ)
<出演>ウィル・フェレル、エマ・トンプソン、ダスティン・ホフマン、クイーン・ラティファ、マギー・ギレンホール
日本語公式サイトがリニューアル。予告編も観られます♪
ある日突然、自分の行動を描写する女性の声が聴こえてくる主人公・・・声の主は女性作家で、なんと自分は彼女が描く物語の主人公だった!?というファンタジードラマです。


★5/25(金)全世界同時公開:「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(ブエナビスタ)
<出演>ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ
日本語公式サイトが出来ました。予告編もUPされてます~。
やっぱ日本語吹き替え版同時公開でーす。まぁ当たり前ですわな。
ジェフリー・ラッシュがたくさん活躍してくれたら私的には満足ですv


★5/26(土)~:「毛皮のエロス~ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト」(GAGA)
<出演>ニコール・キッドマン、ロバート・ダウニーJr.
何このアヤシイ映画!! ツボ!!!


【2007年6月】
UP!! ★6/9(土)~:「プレステージ」(GAGA)
<キャスト>ヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベイル、スカーレット・ヨハンソン、マイケル・ケイン、デヴィッド・ボウイ
公開日が決まった様子。オフィシャルサイトにもいろいろカラクリが。あー観たいっ!


★6/16(土)~:「ハリウッドランド」(ブエナビスタ)
<出演>エイドリアン・ブロディ、ベン・アフレック、ダイアン・レイン、ボブ・ホスキンス
ようやく日本語サイトができました。予告編も観れます!!
人気絶頂中に殺害されたTVドラマ「スーパーマン」の主演俳優(ベン・アフレック)の事件の真相に私立探偵(エイドリアン・ブロディ)が迫る物語。観・た・い!


NEW!! ★6/16(土)~:「ゾディアック」(ワーナー)
<出演>ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニーJr、アンソニー・エドワーズ
”ゾディアック”と名乗る連続殺人鬼に翻弄される4人の刑事を描いたサスペンス。面白そうです~


★6/16(土)~:「舞妓 Haaaan!!!」(東宝)
<出演>阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ
予告編だけで笑えましたどす。

★6/30(土)~:「ボルベール<帰郷>」(ギャガ・コミュニケーションズ)
<出演>ペネロペ・クルス 、カルメン・マウラ 、ロラ・ドゥエニャス 、ブランカ・ポルティージョ
上映日が決まりました。楽しみです!
ペドロ・アルモドバル監督の新作。ペネロペが可愛い。


【2007年7月】
★7/21(土)~:「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(ワーナー)
<出演>ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
でかくなったなぁハリー…


【2007年9月】
「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」(20世紀フォックス)
<出演>ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エヴァンス、マイケル・チクリス
公開時期が決定した模様。は・や・く・観・た・い!!


【2007年秋】
★「STORMBREAKER(原題)」→英語公式サイト(キュービカル・エンタテインメント)
<出演>アレックス・ベティファー、ユアン・マクレガー、ミッキー・ローク
14歳の少年が英国諜報員となって活躍するスパイアクション。主役の子が可愛い…!
ユアンは出番少なげ?


【2007年公開予定】
★「Miss Potter(原題)」→英語公式サイト(角川ヘラルド)
<キャスト>レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン
ピーター・ラビットの生みの親であるビアトリクス・ポターを主人公にしたラブ・ストーリー。 ユアンの口ヒゲが可愛い~…ビミョーに似合ってない気もしますが(苦笑)。




【鑑賞済み】
UP!!「サンシャイン 2057」(20世紀フォックス)
<出演>キリアン・マーフィ、ミシェル・ヨー、クリス・エヴァンス、真田広之
近未来SFスリラー。後半にトンデモ展開が待ってます。
クリス・エヴァンスも真田さんも素敵だったけど、なんつってもキリアン・マーフィです!
マジ惚れ!!!!

「ナイト ミュージアム」(20世紀フォックス)
<出演>ベン・スティラー、カーラ・グギーノ、キム・レイヴァー、ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソン
ベン・スティラーのファンで幸せだと思いました。オーウェンが可愛すぎてマイッタ!→長い感想はこちら

「ホリデイ」(UIP)
<出演>キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック
夢物語のような、絵に描いたようなラブストーリー。だけど、一人ひとりが個性的で魅力的でした♪

「ゴーストライダー」(ソニー・ピクチャーズ)
<出演>ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス
エヴァ・メンデスが可愛かったでっす。

「パフューム ある人殺しの物語」(ギャガ・コミュニケーションズ)
<出演>ベン・ウィショー、ダスティン・ホフマン、アラン・リックマン
途中まではやるせなさと気持ち悪さのバランスにぞくぞくできたんだけどなー。ラストがなー。

「ボビー」(ムービーアイ)
<出演>アンソニー・ホプキンス、デミ・ムーア、シャロン・ストーン、イライジャ・ウッド、リンジー・ローハン、ヘレン・ハント
1968年のロバート・F・ケネディ暗殺事件が起こったその日、アンバサダーホテルにいた老若男女22名のそれぞれを描いた人間ドラマ。希望の光を失う様に胸が苦しくなりました。

「今宵、フィッツジェラルド劇場で」(ムービーアイ)
<出演>メリル・ストリープ、ケヴィン・クライン、トミー・リー・ジョーンズ、ギャリソン・キーラー、ジョン・C・ライリー、ウディ・ハレルソン、リンジー・ローハン
ラジオ局が買収されたため最終回を迎える公開生ラジオショウ「プレイリー・ホーム・コンパニオン」の出演者たちを描いた群像劇。超不可思議な部分もありましたが、皆さん歌がうまくて聞き惚れました。

「ドリームガールズ(UIP)
<出演>ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、ダニー・グローヴァー、アニカ・ノニ・ローズ、ジェニファー・ハドソン、エディ・マーフィ
やっぱりビヨンセは超可愛かったのでした。ジェニファー・ハドソンの歌もパワフルでビシバシきました。ジェイミー・フォックスもカッコ良かったです。

「リトル・ミス・サンシャイン」(20世紀フォックス)
<出演>グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル、アラン・アーキン、ポール・ダノ、アビゲイル・ブレスリン
楽しかったです!! 私も一緒に黄色のバンを押したい(笑)。

「ラッキーナンバー7」(アートポート)
<出演>ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー、スタンリー・トゥッチ
初めてジョシュを可愛いと思いました・・・・! 男性陣のキャラが立っててナイスな1作♪

ナイト ミュージアム(字幕版/吹き替え版)

2007年03月22日 | 劇場鑑賞映画
映画「ナイト ミュージアム」を字幕スーパー版、日本語吹き替え版の両方観に行きました。

原題:NIGHT AT THE MUSEUM
2006年,アメリカ,108分
監督:ショーン・レヴィ
脚本:ロバート・ベン・ガラント、トーマス・レノン
映画公式サイト

<CAST>
ベン・スティラー(ラリー・デリー):檀臣幸
カーラ・グギーノ(レベッカ):高乃麗
ジェイク・チェリー(ニック・デリー):千葉翔也
ロビン・ウィリアムズ(テディ・ルーズベルト大統領):岩崎ひろし
ディック・ヴァン・ダイク(セシル):中村正
ミッキー・ルーニー(ガス):永井一郎
ビル・コッブス(レジナルド):坂口芳貞
オーウェン・ウィルソン(ジェデダイア):森川智之
スティーヴ・クーガン(オクタヴィウス):水野龍司
リッキー・ジャーヴェイス(マクフィー博士/館長):佐藤晴男
キム・レイヴァー(エリカ・デリー):山崎美貴
ラミ・マレック(アクメンラ):小森創介
ミズオ・ペック(サカジャウィア):本田貴子

<あらすじ>
夢ばかり追って定職につかず何事も中途半端のままな男ラリー・デリー(ベン・スティラー)は、再婚を控えた元・妻と暮らす息子を安心させるため職探しをした結果、国立自然史博物館の夜警の仕事にありつく。
しかしその博物館にはとんでもない秘密があった!!!
全米で大ヒットしたファンタジー・コメディ。

*

面白かったです! ベン万歳!!!

現在一番好きな海外スターがベン・スティラーとオーウェン・ウィルソンなんですが、彼らの映画はまず日本で公開されるかどうかっていうのにいつも脅かされ、公開されても少数館上映とか。そういう哀しい現実が常にありました。
ですが本作は違って! 今でも信じられないくらい。夢か幻か・・・・夢かも(笑)。

ベン・スティラーが普段の作品からタイプを変えて、ファミリー向けムービーを選んだのが日本でも功を奏したんだと思います。連日TVで流れてる大量のCM、そして映画館には現時点で4回足を運んでますが(字幕1回、吹き替え3回)いっつも大盛況!
館内はことあるごとに子供たちの無邪気な笑い声に包まれていて。あぁ幸せ・・・・・!

ベン・スティラーが出ずっぱりでオーウェン・ウィルソンも出てるとなれば、私の好き度はMAXを突破してしまうので、なかなか落ち着いた感想が書けないのですが。
でも、欲目を差し引いても、誰もが気軽に楽しめる娯楽作に仕上がってたと思います。
小ネタも多かった~~。大好きなシーンは多々あれど、なんといってもラストカット。あの終わり方はマジで最高!!!!

そうそう。ベンが最初に職安に行きますが、そのとき彼とやりとりしてる女性は、ベンの実母アン・メアラです♪

*

吹き替え版が同時上映と知ったとき、賢雄さんがベン・スティラーだったら倒れるくらい嬉しいけどたぶんきっと違うだろうなと思ってました。
そしてオーウェンが出てるけど、どうやら友情出演のちょい役っぽいから、その辺はまったく何にも考えてませんでした。
なので3/10(土)に先行上映を字幕版で観に行きました。
そしたらその帰りに、吹き替え版をご覧になった方から「オーウェン・ウィルソンが森川さんでしたよ!」とメールをいただいて!
ギャー!?とのけぞり、次の日吹き替え版を観に行った次第です。
まさか大画面で森川オーウェンを聴ける日が来ようとは!!
だって「ズーランダー」(2003年1月発売)から「ウェディング・クラッシャーズ」(2006年11月発売)まで、4年近くもなかったんですよ、森川さんのオーウェン・ウィルソンって。
やっぱ夢かも~(笑)。

*

親しみやすくてあったかい、楽しい吹き替え版でした。
同じシーンでも吹き替え版のときのほうが字幕より笑いを取ってたときもあったし(声優さんの言い方が面白くて)。
全員ハマってたと思います!

ベン・スティラーの吹き替えは檀臣幸さん。檀さんのベンは「アメリカの災難」「ポリー my love」に続いて3本目。
檀さんだとちょっとベンが男前すぎちゃうんですけど、だけどボイスパーカッションのシーンやサルをおちょくるシーンなど惚けるほどの巧さでした! キめるシーンはカッコ良かったし~
もちろん賢雄さんで観たかったなーというのはやっぱりあったけど。檀さんも素敵だったです!

息子ニッキーを吹き替えてた千葉翔也くんが、かなりうまくてビックリしました。綺麗に響く声だったし、細かい気持ちの変化とかもうまかった~

高乃さんのカーラ・グギーノは意外なキャスティングでした。個人的に、高乃さんはやっぱり男勝りな女性声というイメージがあるので。でも優しい雰囲気で可愛かったです♪

最強のおじいちゃん'sには中村正さん、永井一郎さん、坂口芳貞さん。皆さん一癖もふた癖も聞かせてくれて素敵だったです!
でも坂口さんはモーガン・フリーマンを吹き替えるときのようなカッコイイ声が頭にあるので、今回は雰囲気が違っててクレジットを知るまで分かりませんでした~・・・。うーん修行不足!

本田貴子さんのサカジャウィアはキュートだったし(出番少なくて残念…)、岩崎ひろしさんのロビン・ウィリアムズときたら・・・・・!
岩崎さんの地声は、いつも聞くひょうきんな高音ボイスだと信じて疑ってなかった時期があるので、今回のように落ち着かせた渋みのトーンでこられるとずえんずえん気づけなくなります。ホントすごいなぁ・・・・

唯一、公開前から分かっていたのは、「24」のオードリー・レインズでお馴染みの(こちらで彼女を吹き替えてるのは田中敦子さん)キム・レイヴァーを担当してた山崎美貴さんです。山崎さん、ご自身のサイトに書いてたので~


そっしってーーー!!!!
吹き替え版において私的な目玉は森川智之です! オーウェン・ウィルソンです!
オーウェンが演じていたのは博物館にあるアメリカ鉄道史のジオラマに飾られていたミニチュアのカーボーイ。ちっちゃかった・・・・v
ベンに「ブロンド!」って呼ばれ「ジェデダイアだ!」と名乗り、ジェドと呼ぶベンのことを「デカ男」って呼んでました。
とにかくべらぼうに可愛くてですね・・
森川さんもオーウェン同様、最高にキュートでラブリーでした。私が両方共に大好きだから余計にそう思うのかもしれませんが、オーウェン・ウィルソン=森川智之は本当にパーフェクトな鉄壁の組み合わせだと思います。
「イーーーハーーーーーー!」ってテンションバカ高で登場、「とにかく償え!!」とわめきちらし、ベンにひょいとつままれて「情けない・・・」とへこみ(激カワ)、隣にあるローマ帝国のジオラマにいるミニチュアのローマ皇帝とケンカばっか、そして「こういうのやってみたかったんだ!」と少年のようにウキウキワクワクはしゃぎ、シビれるほどのカッコイイ見せ場もあり・・・!
信じられないことに、今回オーウェン・ウィルソンはノンクレジットで出演してました。友情出演だろうなーとは思ってたけど、先行上映で観たとき、エンドロールに彼の名前がなかったので「えぇ!?」となりました。いや別に、公私共に親友のベンがいるからノンクレジット出演自体には驚かないんですけど、ノンクレジットなのにあの活躍はいったい!?と(笑)。素敵過ぎです。しかもアメリカ版第一弾のトレーラーから彼は出てたから、シークレットゲストの扱いでもなかったわけで・・・・。面白すぎ(笑)。
そんなオーウェンはとにかくノリノリでした。子供みたいなキャラでした。やんちゃ坊主♪
森川さんもそんなオーウェンのテンションにバッチリとハマってて、もーホント気持ちが良かったです。へこんでるのも可愛かった~。男前ボイスにはメロメロになったし!
もっともっとオーウェンには出てほしかったんですけども。ノンクレジットだったのにホント贅沢ですけど。
つーか、ベンとオーウェンのやりとりをもっともっと観たかったです~~!

森川さんは兼ね役で、モアイ像の声も担当してました♪ こちらもかなりウケますので(もっと喋ってほしかった…!)、ぜひぜひお楽しみくださいv
⇒2009/8/9(日)追記:モアイ像の声は森川さんではなく、玄田哲章さんでした~。あららら…(汗)。何年も勘違い・・・(日が経つにつれ、少しずつアレ?違うかな?って思ってましたが、やっぱり森川さんかなと思ってたりしてましたー。うーん修行不足!)

*

そしてそして。今作の主人公ラリー・デリー(吹き替え版では”ラリー・デイリー”)を演じていたのはベン・スティラー。
私が初めてベン・スティラーを認識したのは「ズーランダー」で、なんて濃い顔&演技の人だろうと思ったんですが、映像特典にあった『ベン・スティラーとデレク・ズーランダーにインタビュー』というオマケで素のベンを見たときは「え!? この人フツーに男前じゃん!!!」とビックリしました。その次は何を観たか、もう記憶は定かではないですが・・・・新しい彼を観るたびどんどん惚れていきました。
彼はとっても真面目で真摯で、真剣にギャグをやる人です。それがすごく素敵。
生真面目ゆえに周囲に振り回され、アタフタ&ジタバタして、まったくもって何もかもうまくいかず、だけど最後には彼自身が運を引き寄せてハッピーに。彼の一挙手一投足で観てるこちら側もハッピーに~。そんなふうに楽しませてくれる人だと思います。もうホント大好きです。
今作は、そういう意味では振り回されっぷりはそこまでじゃなかったんだけど(いつもはもっとヒサンなので・笑)、でも終始出ずっぱりで、彼がいるだけで幸せになれる楽しさを充分に堪能することができました。
それにやっぱり彼はそうとうのハンサムだと思います!
走る姿もスマートでカッコ良かったし、後姿からも伺えるスタイルの良さでめちゃめちゃカッコ良かったし、警備員服も超似合ってた♪ ボイスパーカッションもバッチリ決まってたし、そして彼の音楽のノリ方(首を軽くひょこひょこっと頷く感じの)がめっちゃめちゃ好きなので見れてすんごい嬉しかったし、笑ってる顔も好きすぎる・・・!
「ズーランダー」や「スタスキー&ハッチ」みたいにキャラクターを作りこんでるベンも大好きだけど(「ドッジボール」はファンである私も苦笑せざるをえなかったけど…日本人には難易度高いです、あれは・笑)、作りこんでないベンも最高に好きです!


というわけで。今作でベン・スティラーに興味を持たれた方、いらっしゃいましたら、ぜひもうどんどん彼の映画を観てハマっていってくださいませ! 好きになればなるほどとことんハマれると思いますv

◆「ナイト ミュージアム」のようなちょっとツイてない男なベンをご所望なら、
「ポリー my love」「おまけつき新婚生活」

◆もう一段階上のヘタレなベンが観たくなったら、
「メリーに首ったけ」「ミート・ザ・ペアレンツ」「ミート・ザ・ペアレンツ2」

◆周囲から浮き気味のアクの強いベンなら、
「ズーランダー」「スタスキー&ハッチ」

◆他にも、「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」「隣のリッチマン」「ミステリー・メン」などなど、出演作は豊富です!


アメリカンコメディってやっぱり好みが分かれてしまうと思うんですけど、それでも、日本ではあまりにも人気がなさすぎると思います。
ベン・スティラーやオーウェン・ウィルソン、そしてアダム・サンドラーなどが、日本でも今以上に人気が出るように、今作がその一歩でありますようにと。願わずにはいられません。

2006年下半期、劇場鑑賞映画私的BEST10

2007年01月16日 | 劇場鑑賞映画
今期は思ったほど観に行けませんでした。
仕事場が引っ越したため、仕事帰りに映画へ行きづらくなったというのが一番の要因です。とほほ。
そんな中、28作品観ました。私的BEST10はこちら↓ 今回はけっこうすぐ決まったかも?
※作品名から映画公式サイトへ、観た日付からうちのブログの感想へリンクしてます。


★第1位:スーパーマン リターンズ(7/24鑑賞) ※試写会
観終わった後、自分も空を飛べると思いました。そのくらいスーパーマンはリアルに美しかったです!
今期1位に挙げてるわりに感想書いてないのは同時上映だった吹き替え版を観に行ってから書こうと思ってたから。結局観に行けず、後日発売されたDVDで観ました。
DVD発売中(ワーナー・ホーム・ビデオ)
※吹き替え版、やっぱりもうちょっと可愛い声の人に主役を演ってほしかったなと~


★第2位:もしも昨日が選べたら9/28鑑賞
面白かった・・・・!!
たぶん私、アダム・サンドラー作品で一番好きです。
2007/3/2(金)DVD発売(ソニー・ピクチャーズ)
※アダム・サンドラー:森川智之、ケイト・ベッキンセール:岡寛恵という吹き替えキャスト。「M:i:III」や「ミュンヘン」と同じカップリングですが、また違ったコンビネーションが聴けそうです~♪


★第3位:カーズ字幕版:6/23鑑賞※試写会,吹き替え版:7/8鑑賞
字幕版のオーウェンに悶え、吹き替え版の土田さんに万歳三唱あげた1作。車に興味が皆無なのでその辺りはスルーでした(苦笑)。
DVD発売中(ブエナビスタ)


★第4位:ハッスル&フロウ8/29鑑賞
めちゃんこ面白かったです。歌に魂が込められていくシーンには心が震えました!
DVD発売中(パラマウント)
※字幕が追いつかないくらい喋り倒してたのに吹き替え版収録はナシ…字幕では訳し切れてなかったセリフ部分の意味が知りたかったのにー


★第5位:マッチポイント8/31鑑賞
なんとも皮肉に満ちた作品。あんなにイイ女なのに恋に溺れるスカーレット・ヨハンソンがせつなかったです。やっぱり惚れたら負けなのですね。
2007/2/2(金)DVD発売(アスミック,角川エンタテインメント)
※吹き替えが誰なのかヒジョーに気になってます。主人公のジョナサン・リース・マイヤーズはもちろん、スカーレット・ヨハンソンを誰が吹き替えたのか気になる~!


★第6位:トランスアメリカ8/20鑑賞
ありきたりに終わらないところが良かった。でも、ありきたりでも良かったのにと思えるくらい主役二人に感情移入しました。
2007/1/27(土)DVD発売(松竹)
※主役の性同一性障害の”男性”を演じた”女優”フェリシティ・ハフマンの吹き替えは戸田恵子さんとのこと。息子役は誰かな? 浪川さんがハマりそうなんだけど。


★第7位:イルマーレ9/27鑑賞
オリジナルの韓国版を観てると、また違う気持ちになれる作品。
朴訥としたキアヌと活発なサンドラはやはりナイスカップル!
2007/2/9(金)DVD発売(ワーナー・ホーム・ビデオ)
※キアヌ・リーヴス:森川智之、サンドラ・ブロック:本田貴子です。交互に聴けるだろうモノローグが超楽しみ!


★第8位:ローズ・イン・タイドランド7/26鑑賞
一歩間違わなくても犯罪スレスレ。ギリアム監督は捕まっても文句言えません(笑)。
そんなボーダーラインに一歩どころか10歩くらい足を踏み入れた背徳感を楽しめるかどうかがキモ、かな?
楽しめちゃった自分にどうしようかと思った作品☆
2007/1/26(金)DVD発売(東北新社)
※吹き替え収録ナシ。。


★第9位:サイレントヒル7/25鑑賞
意外と面白くてビックリ!
しかしなんつってもショーン・ビーンのパーカー姿です。滅多に見られるもんじゃございやせん!
DVD発売中(松竹,ポニーキャニオン)
※ヒロインに渡辺美佐さん、ショーン・ビーンに山野井仁さん、カッコイイ婦警さんに沢海陽子さん。そして娘の吹き替えに中川翔子
、しょこたんです。吹き替え版は未見。


★第10位:007/カジノ・ロワイヤル(12/1鑑賞)
青くて無鉄砲なダニエル・クレイグのボンドにメロメロ! ホント素敵…v
感想書くの忘れましたが(オイ)、なかなか面白かったです!
☆劇場公開中(ソニー・ピクチャーズ)
※吹き替えが誰になるのか、本気で気になる今日この頃。


★次点:M:i:III(吹き替え版)(6/24,7/21鑑賞
前半~中盤までは本当に面白かったと思います!
DVD発売中(パラマウント)
※でっかいスクリーンで森川さんの声を聴けるのはホント嬉しい~。


★特別1:Monja(8/1鑑賞:DVD発売中:CAPエンターテインメント)
★特別2:木更津キャッツアイ ワールドシリーズ(11/3鑑賞:DVD待ち)


<その他、この時期に観に行った映画>(一応、上から好き順位で)
★11/29鑑賞:DEATH NOTE デスノート the Last name(DVD待ち)
9/6キンキーブーツ2/23(金)DVD発売:ブエナビスタ)
★10/16:スネーク・フライト ※試写会(DVD待ち:ムービーアイ)
★12/19:スキャナー・ダークリー(上映中:ワーナー)
9/14X-MEN ファイナル・ディシジョンDVD発売中:FOX)
11/25父親たちの星条旗(吹き替え版)(上映中:ワーナー)
8/11マイアミ・バイス ※試写会(DVD発売中:ユニバーサル,ハピネット)
★12/30:武士の一分(上映中)
★10/26:サンキュー・スモーキング(DVD待ち:FOX)
7/30パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(吹き替え版)(DVD発売中:ブエナビスタ)
7/17奇跡の夏(吹き替え版)(DVD待ち)
★10/21:地下鉄(メトロ)に乗って(DVD待ち)
8/18:ハイジ(DVD発売中:ポニーキャニオン)
★9/13:グエムル-漢江の怪物-1/26(金)DVD発売:ハピネット)
★7/12:ゲド戦記 ※試写会(DVD待ち)


現時点(2007.01.16)で好きな海外俳優は、
※矢印はこの下半期で好き度合いがどうなったかを表してます。

ベン・スティラー(↑)、オーウェン・ウィルソン(↑)、ブラッド・ピット(↑)、ダニエル・クレイグ(↑↑)、ポール・ウォーカー(↑)、ショーン・ビーン(↑)、クライヴ・オーウェン(→)、キリアン・マーフィ(↑)、キアヌ・リーヴス(↑)、チャウ・シンチー(→)、クリス・エヴァンス(→)、ベン・アフレック(→)、ユアン・マクレガー(→)

女優はやっぱりジェシカ・アルバv
そしてここへ来てスカーレット・ヨハンソンに激ボレしました。超ラブどえす。
他にはレイチェル・ワイズ、レイチェル・マクアダムス、シャーリーズ・セロン…かな。

個人的に、今期は盛り上がりに欠けました。これだ!と思える作品が少なかったような…
しかし2007年には、3/17から公開される「ナイト ミュージアム」という超目玉がありますので! 早く観たいです~~♪

父親たちの星条旗(日本語吹き替え版)

2006年11月29日 | 劇場鑑賞映画
映画「父親たちの星条旗」を日本語吹き替え版で観ました。

原題:FLAGS OF OUR FATHERS
2006年,アメリカ,132分
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ポール・ハギス、ウィリアム・ブロイルズ・Jr
映画公式サイト

<CAST>
ライアン・フィリップ(ジョン・”ドク”・ブラッドリー):竹若拓磨
ジェシー・ブラッドフォード(レイニー・ギャグノン):関智一
アダム・ビーチ(アイラ・ヘイズ):志村知幸
ジェイミー・ベル(ラルフ・”イギー”・イグナトウスキー):佐藤淳
バリー・ペッパー(マイク・ストランク):桐本琢也
ポール・ウォーカー(ハンク・ハンセン):森川智之
ジョン・ベンジャミン・ヒッキー(キース・ビーチ):仲野裕
ジョン・スラッテリー(バド・ガーバー):小島敏彦
ニール・マクドノー(セベランス大尉):有川博
トム・マッカーシー(ジェームズ・ブラッドリー):井上和彦
※私市さんもいました。役名分かんないけど。。

*

太平洋戦争末期での硫黄島の戦いをアメリカ視点で描いた1作。
12/9(土)からは日本視点から描いた「硫黄島からの手紙」が公開予定。

悪夢のように続く太平洋戦争で疲労していたアメリカに元気をもたらしたのは、激戦続く硫黄島にある擂鉢山の頂上に星条旗を掲げる6名の兵士の写真でした。
アメリカは彼らを英雄として祭り上げ、6名のうち生存していた3名を連れ立って戦争を続けるための資金を稼ぐ国債キャンペーンを始めます。
が、その写真は実は・・・・・・というお話。
”英雄”に祭り上げられてしまった若者たちの苦悩が描かれてました。
個人の思いが無視される苦しさに心が痛かったです。戦争って本当にくだらないですね。

はてさてこの映画、目的はポール・ウォーカーでした(思いがけずライアン・フィリップが可愛くて驚きましたが~。「クラッシュ」ではそんなこと思わなかったのに!)。
森川さんが吹き替えてたというのもあるけど、ポール自体も大好きですv
彼の映画は「ワイルド・スピード1&2」、「イントゥ・ザ・ブルー」、「南極物語」、「ロードキラー」を今までに観ました。考えてみれば主役じゃないポールの映画は初めて観たかも。新鮮でした!
それにしても出番が少なかったですねぇ。。少ないと教えていただいてはいたんですが、それでも想像以上に少なかったです。
ポール・ウォーカーはホント目立つ人ので、画面に映っていればけっこうすぐ分かりましたが、まずなかなか出てこなかったのでした。。だけどエンドロールでポールが演じたハンク・ハンセン本人の顔写真が出てきたとき、驚くほど雰囲気がソックリで思わず「おぉ…!」と。

そんなわけで。森川さんのセリフも少なかったです。
でもポール・ウォーカーに起用されて嬉しかった! これからもずっとそうだったらいいなぁ。
しかし役柄的に言うと、アダム・ビーチが演じたアイラ・ヘイズを森川さんに演じてほしかったです。作品中、一番演じがいがあったと思うので~。
もちろん志村さんもすっっごい素敵でしたが!

すごくいい吹き替え版だったと思います。ストーリーにすんなり入っていけました。
爆発の音がでかすぎてたまにセリフが聞き取れなかったこと、建物に書いてある文字まで吹き替えのナレーションが入ってたことは(←これ興を殺がれませんか?私だけ??)残念でしたけど。

竹若さんは毎度ながら涼しい爽やか青年だったし(ホントこういう役ハマるなぁ)、智一さんの憎めない目立ちたがり屋青年も良かったし、志村さんのアダム・ビーチは苦悩に満ちた役どころにシンクロした演技で素敵だったし。
桐本さんは相変わらずカッコ良かったし・・・・・! ああいう兄貴的な存在のキャラ、本当に似合いますね~v
後半の話を引っ張っていく存在だった井上さんのモノローグも心に響きました。

そして森川さんのポール・ウォーカーは、ポール同様とっても男前でした。
出番が少なく、彼自身が何を思っていたかとかそういう部分はまったく描かれてなかったので、儚ささえ感じるような幻のような存在でした。私が森川さんとポールを好きだからかもしれませんけど、ものすごく印象に残りましたです。彼のことをもっと知りたいと思いました。
森川さんは、少し低めに設定した響きのいい声で喋ってました。ホントもっとセリフがあったらなぁ・・・・・。
にしてもポール・ウォーカーのビジュアルからこの声のトーンは、本当にパーフェクトに美男ですねっ!(笑) すごく好きです~v

戦争映画なので、思わず顔を背けたくなるようなシーンも結構出てきました。(でも実は個人的にはまったく平気でした・・・・あぁ私の乙女部分はどこへ。。)。
でもそういうところはまったく重要ではなくて。
無駄に命を奪っていく戦争のくだらなさが知れる映画でした。
国のためじゃなく、仲間のため、大切な人たちのために戦った若者たちの物語です。