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日々を記す。

声優と特撮と映画漬けの毎日です。

イルマーレ

2006年10月12日 | 劇場鑑賞映画
映画「イルマーレ」を観ました。

原題:THE LAKE HOUSE
2006年,アメリカ,98分
監督:アレハンドロ・アグレスティ
脚本:デヴィッド・オーバーン

出演/キアヌ・リーヴス(アレックス・ワイラー)、サンドラ・ブロック(ケイト)、ショーレ・アグダシュルー(アンナ)、クリストファー・プラマー(サイモン)、ディラン・ウォルシュ(モーガン)、エボン・モス=バクラック、 ヴィレケ・ファン・アメローイ、リン・コリンズ
映画公式サイト

*

2001年に公開された韓国映画をハリウッドでリメイク。
湖の岸辺にある一軒家。そこのポストを通じて、別々の時代を生きる男女が恋に落ちるファンタジック・ラブストーリー。

*

韓国映画「イルマーレ」のハリウッドリメイク。
アメリカ版の原題は「THE LAKE HOUSE」ですが、邦題はオリジナルをそのまま。
オリジナル版ではポストのある一軒家の名前が「イルマーレ」ですが、アメリカ版では劇中に出てくるレストランの名前になってました。
そういう細かい部分はやはり違いますけど、大筋はほぼそのままオリジナル通りです。ラストへ行くに連れて少しずつ変わっていったかな?
とにかく、オリジナルへの思慕が感じられてとても素敵でした。
オリジナル版も観ましたが、ハリウッド版のほうが分かりやすかったです。
韓国版の爽やかで初々しいイ・ジョンジェ&チョン・ジヒョンとは違って、メインの二人がキアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックという大人のカップルというのも、年を重ねていくことでのせつなさや寂しさが上乗せされた味わい深いラブストーリーに仕上がってました。
そうそう。違うといえば、エンディングがある意味ぜんぜん違うので、そこがすごく興味深いところかと。

純粋でまっすぐな新雪のような真白い恋を楽しみたいなら韓国版、諦めることも覚えてしまった大人たちのほろ苦い恋を味わいたいならアメリカ版でしょうか。
ストーリーはほぼ同じなのに(どちらも犬がキーパーソン♪)、登場人物のタイプでこんなに変わるんだと思いました。

キアヌ演じる建築家のアレックスは、新しく越してきた湖のほとりの一軒家のポストの中に一枚の手紙を見つけます。「新しい住人の方へ」と宛名書きされたその手紙は日付が2006年で、2004年に生きているアレックスは面食らうのでした。それにこの一軒家にはここ数年誰も住んでいないはずなのにと・・・・。
戸惑いながらもその旨を書いた手紙をポストに入れるアレックス。
そこから、2006年と2004年の時を越えたラブストーリーが始まります。
ホント、ファンタジーなんだけど。時間の流れとか、そういう細かいことを考えていったらキリがないんだけど。まぁそこはノリで(笑)。

しかしキアヌは可愛いですねぇ…!
確かに昔よりは年を取ったけど、目が離せない危なっかしさがあるというか母性本能をくすぐられるというか・・・あいかわらずぼんやりしててホント可愛かったです!

それにしても考えるだけでせつないです。
彼女には明日でも彼には2年後。
その待つ日々はきっと気が遠くなるほど長かったことでしょう。
もっとなんかうまくやれたんじゃないのとも思うけど、まぁそこもノリで(笑)
ゆるやかに展開していく不器用な二人の恋を時にしみじみ、時にハラハラ見守った98分でした。

*
*

はてさてさて!
このたびメデタイことに、「イルマーレ」の吹き替えが判明しました♪

キアヌ・リーヴス:森川智之!!!

森川さんがDVDでキアヌを吹き替えるのは2001年以来です!
TVでも今年「マトリックス リローデッド」で吹き替えるまで、2002年の「マトリックス」が最後でした。
まさに待望のと言ったところでしょうか~。
森川さんのキアヌ・リーヴスは、森川ファンということを差し引いてもハマってると思う吹き替えなのでとても楽しみです!!
(たまに森川さんの声だと色気がありすぎると思うときもありますが、「イルマーレ」にいたっては素朴な雰囲気も多く出してくれるんじゃないかとワクワクしてますv)
それに「マトリックス リローデッド」は続き物だから、新しいキアヌの役どころを演じるのは本当に久しぶりなんじゃないかなと!(いつまでも言い続けますが・苦笑、「コンスタティン」は本当に残念でした)。

森川さんがファンクラブ会報で、自分とキアヌの声質はまたちょっと違うと言ってましたが、今回「イルマーレ」を観たとき、キアヌが発した第一声は耳を疑うほど森川さんとソックリでビックリしました。
キアヌのほうがちょっとくすんだ声かなぁ。 森川さんはクリアボイスですからね~。

そしてそんな森川さんと同様、綺麗な声&背筋がぴんとなるようなまっすぐな芝居で魅了してくれる本田貴子さんがサンドラ・ブロックを吹き替えるようで!
本田さんがサンドラ・ブロックというのはちょっと意外だったんですが、(サンドラにはちょっと若い気がする…)手紙を読むモノローグが森川さんと交互に入るので、それはそれはもう、極上の音楽のようなやりとりになるんじゃないかしらと!? 楽しみすぎ!

他の吹き替えキャストは、有川博、咲野俊介、塩田朋子、内田夕夜、小宮和枝とのこと。
おそらく、有川さんがキアヌの父親を演じたクリストファー・プラマー。
咲野さんはご自身がブログでおっしゃってるので判明、モーガン役のディラン・ウォルシュ。
サンドラの同僚役の、一度見たら忘れない印象的な迫力美人ショーレ・アグダシュルー(私は「24」シーズン4で知りました)の声は・・・・塩田さんか小宮さんだと思うんですが・・・どっちでしょ。小宮さんはサンドラ・ブロックのお母さんかも。
内田さんは、キアヌの弟を演じたエボン・モス=バクラックの吹き替えを担当されてると思います~
脇を固める配役も素敵で、DVDがますます楽しみです!

これを機に、韓国版「イルマーレ」のDVDも一緒に買おうかと計画中。
韓国版では、キアヌの役どころがイ・ジョンジェで吹き替えが賢雄さんでした!(超絶素敵だった)
韓国版で賢雄さん、アメリカ版で森川さんと、同じ役どころを二人で楽しめるというのはなんとも幸せでございます♪

もしも昨日が選べたら

2006年10月05日 | 劇場鑑賞映画
映画「もしも昨日が選べたら」を観ました。

原題:CLICK
2006年,アメリカ,107分
監督:フランク・コラチ
製作:アダム・サンドラー、スティーヴ・コーレン、マーク・オキーフ、ジャック・ジャラプト、ニール・H・モリッツ
脚本:スティーヴ・コーレン、マーク・オキーフ

出演/アダム・サンドラー(マイケル・ニューマン)、ケイト・ベッキンセイル(ドナ・ニューマン)、クリストファー・ウォーケン(モーティ)、デヴィッド・ハッセルホフ(エイマー)、ヘンリー・ウィンクラー(テッド・ニューマン)、ジュリー・カヴナー(トゥルーディ・ニューマン)、ショーン・アスティン(ビル)、ジョセフ・キャスタノン(ベン・ニューマン)、テイタム・マッキャン(サマンサ・ニューマン)、ロブ・シュナイダー(クレジットなし)
映画公式サイト(日本語)
映画予告編(英語)

*

アダム・サンドラー主演の笑って泣ける素敵コメディ。
建築士として馬車馬のように働いているマイケル(アダム・サンドラー)は、家族のために一日でも早く出世したいと思っていたが、家庭を顧みない夫や構ってくれないパパに妻ドナ(ケイト・ベッキンセイル)や二人の子供たちは寂しい思いをしていた。
そんなある日、時間の節約のために万能リモコンを買いに深夜のデパートへ出かけたマイケルは、怪しげなスペースにいたモーティ(クリストファー・ウォーケン)という従業員から最新型の万能リモコンをもらう。
なんとそのリモコンは、自分の人生を自由自在にコントロールできる万能リモコンで・・・

*

面白かったです!
アダム・サンドラーはまるで悪ガキみたいでした(仕事ができる建築士のようにはちょっと見えなかった・笑)。ホント、この人は人生楽しそう~。
いろいろと笑った前半、そしてドスンと泣けた後半(だけど細かいギャグは忘れない)・・・・あまりにもシリアスになったときがあって、「まさかそんな・・・アダム・サンドラーなのに・・・!?」と逆にハラハラしました。

怪しげなデパート店員(クリストファー・ウォーケン!素敵!)からもらった一台のリモコン。サンドラー演じる主人公のマイケルは、そのリモコンが自分の人生を自在にコントロールできる物だということに気づきます。
犬の散歩・毎朝の身支度・つきあいの食事・うるさい奥さん・いけすかない上司、面倒くさいことやイヤなことはすべて早送りしたり一時停止したりミュートにしたり。
今日は顔色が悪いなーと思ったら色調整で色を変えたり(簡単に魅惑の小麦肌v)、周囲の会話を副音声で色んな言語に切り替えたり、視界をワイドにしたりスモールにしてみたり~♪
さらにメニューボタンを押せば、自分の今までの人生がチャプター化されていて、いつでもどこへでも観に行けるのでした。”メイキング”が可笑しかった(笑)。

でも気をつけなくてはいけないのは、自分が歩んできた”過去”には行けるけど、その場で観ることしかできないということ。過去は変えられないのです。
(あ。そっか、その思いが「もしも昨日が選べたら」って邦題になったのかな・・・? でもやっぱりなんか変にひねりすぎな気がするー…)

奥さん役のケイト・ベッキンセイルがそうとう可愛く、彼女を観るだけでもOKです。なんで主人公がこんな可愛い嫁さんをもらうことができたのかがこの映画最大の謎(笑)。(でも回想シーンの髪の毛が長いサンドラーはカッコ良かった)
子供二人も可愛くてめろめろでした。すんごい素直で純真でホント可愛かった。
ヘンテコ従業員モーティ役はクリストファー・ウォーケン。この人って、シリアスな作品もよくやるけど、コメディにも分け隔てなく出演してますよね。素敵なオジサマです。
あと、この感想を書くためにallcinemaのクレジットを確認したところ驚きました。ロブ・シュナイダーって…どこに出てきてたっけ? うわー悔しいー分からなかった~。「ロンゲスト・ヤード」はすぐ分かったのにぃ。


アダム・サンドラーの映画は、「ハードロック・ハイジャック」「ダーティ・ボーイズ」「俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル」「ウォーターボーイ」「 ウェディング・シンガー」「ビッグ・ダディ」「Mr.ディーズ」「ホット・チック」「パンチドランク・ラブ」「N.Y.式ハッピー・セラピー」「50回目のファースト・キス」「ロンゲスト・ヤード」を今までに観てます。
もう一度観てみないと分からないけど、今作は、大好きな「ビッグ・ダディ」や「N.Y.式ハッピー・セラピー」と同じくらい好きかも。
確実なのは、今まで観たサンドラー作品の中で一番泣いた作品だということ。
ていうかあのシーンでせつなくならない人がいるとは思えない・・・・・。ヤラレマシタ。


アダム・サンドラー自体は、なんだか濃過ぎでどうもなぁって昔は思ってたんだけど、近頃どんどん好きになっていってる気がします。だって昔は吹き替えじゃないと観る気起きなかったのに、今は映画館で観るぞ!ってなってるもの。
不思議なものですね(笑)。

*

ところで・・・・。今回しみじみ思ったのが、日本におけるアメリカンコメディの人気の低さです。
配給会社からして、最初からアメリカンコメディは日本では受け入れられないって決め付けてるというか・・・・・まぁ現状そうなんでしょうけど。
それを感じたのが予告編。
上に貼ったリンクから飛べる日本語公式サイトの予告編と、英語版の予告編を見比べてもらうと一目瞭然です。ホントもう、顎が外れるくらいビックリしました。
(でも日本版の予告はそこは見せちゃだめだろうっていうネタバレの部分まで見せてるので、映画を観る予定があるなら日本版の予告は観ないほうがいいかと…)

日本版の予告編では涙涙の感動作品として紹介していました。
でも英語版はギャグシーンてんこもり。英語が分からなくても笑えます!
なんで日本も”笑って泣ける”にしなかったんだろう。めちゃめちゃ泣いたから、感動作品とするのは別にいいけど、なんで笑いの部分を予告ではすべて削ったのか・・・・・・。
そこまでアメリカンコメディは日本ではウケないのかなぁ。”感動”を前面に押し出さないとダメなんでしょうか。
それでも、アダム・サンドラーの作品は毎回日本でも劇場公開されているから、ベン・スティラーやオーウェン・ウィルソンに比べたら全然認知されてますけど・・・・・。ベンやオーウェンは、共演者か作品自体がメジャーじゃないとまず無理だもんなぁ(泣)。

*

はてさて。
私がアダム・サンドラーを知るきっかけになったのは、賢雄さんが吹き替えた「ウェディング・シンガー」です。
そしてその後、森川さんが吹き替えているアダム・サンドラーを観まして。
つーかもう今や、アダム・サンドラーの吹き替えといえば森川智之だと思います。森川さん一番のフィックスなんじゃないでしょうか?

現時点で、

「ダーティ・ボーイズ」
「俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル」
「ビッグ・ダディ」
「Mr.ディーズ」
「パンチドランク・ラブ」
「N.Y.式ハッピー・セラピー」
「50回目のファースト・キス」
「スパングリッシュ」
「ロンゲスト・ヤード」

以上の9本が世に出てます。
さらに森川さんからの情報によりますと、機内版「ウェディング・シンガー」も担当したそうな。ナヌー。
ヘタレな森川ボイスが大好物な私にとって、アダム・サンドラーの吹き替えはL・O・V・E!でございます。
だから今回の「もしも昨日が選べたら」の存在を知ったときも、森川さんになったらいいなーと思ってました。

このたび判明、メデタク森川さんとのこと!!!
ちなみにケイト・ベッキンセイルの吹き替えは岡寛恵さんですー(岡さんの公式サイトより)。
最近、森川さんと岡さんて共演が続きますね。「M:i:3」とか「ミュンヘン」とか。正統派カップルって雰囲気でお似合いだと思いますv
コメディだと初共演になるのかな? 「明るい離婚計画」があるけど、こちらではカップルじゃなかったし。
これまでとは違った二人が聴けそう! 楽しみです~。

映画の最初から最後までアダム・サンドラーが出っぱなしだった本作です。
なので吹き替えも、ホントもう、書ききれないほどの色んなパターンの芝居が聴けるはず!
森川さんの芸達者ぶりにメロメロになれるんじゃないでしょうか! 早く観たいですー
まずは国際線の飛行機内で流れる模様。Yさん、狙ってください!!(笑)
私はおとなしくDVDを待つしかありません。前作「ロンゲスト・ヤード」は日本劇場公開:2006/04/29、DVD発売:2006/08/23でした。
今回もそのくらい早いと嬉しいのですが・・・・・・

X-MEN:ファイナル ディシジョン

2006年09月15日 | 劇場鑑賞映画
映画「X-MEN:ファイナル ディシジョン」を観ました。

原題:X-MEN: THE LAST STAND
2006年,アメリカ,105分
監督:ブレット・ラトナー
脚本:ザック・ペン、サイモン・キンバーグ
映画公式サイト(20世紀フォックス)
映画公式サイト(インターナショナル)

<出演>
◆ヒュー・ジャックマン(ローガン/ウルヴァリン(能力:驚異的な回復能力。両手の甲から金属の爪が出る)
◆ハル・ベリー(オロロ・モンロー/ストーム(能力:天候を自在に操る。武器にするのは主に稲妻・竜巻などなど)
◆イアン・マッケラン(エリック/マグニートー(能力:磁界を操作、金属や鋼を意のままにできる)
◆パトリック・スチュワート(チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX(能力:世界最強のテレパシスト)
◆ファムケ・ヤンセン(ジーン・グレイ(能力:テレパシー&サイコキネシス)
◆ジェームズ・マーズデン(スコット・サマーズ/サイクロップス(能力:目から超強力ビームが出っ放し)
◆レベッカ・ローミン(イブン・ダークホルム/ミスティーク(能力:何者にでも変身できる)
◆アンナ・パキン(ローグ(能力:触った相手の能力・生命力を自分の物にする)
◆ショーン・アシュモア(ボビー・ドレイク/アイスマン(能力:氷・冷気を操る)
◆アーロン・スタンフォード(ジョン・アライダス/パイロ(能力:火種さえあれば炎を作り、自由自在に操れる)
◆ケルシー・グラマー(Dr.マッコイ/ビースト(能力:獣)
◆ヴィニー・ジョーンズ(ケイン・マルコ/ジャガーノート(能力:制御不能の屈強さ)
◆エレン・ペイジ(キティ・プライド/シャドウキャット(能力:床や壁など固体の物を通り抜けられる)
◆ベン・フォスター(ウォーレン・ワージントン三世/エンジェル(能力:白い大きな翼が背中に生えていて飛翔可能)

*

普通の人間にはない特殊能力を持つ”ミュータント”の活躍と、それぞれの苦悩を描いたシリーズ最新作。
前回の戦いでジーン(ファムケ・ヤンセン)を失い意気消沈するウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)たち。
そんなとき、ミュータントの能力を消し去ることのできる新薬”キュア”が人間の手によって作られたことにより、人間VSミュータントの生き残りを賭けた最終決戦が始まる。

*

今作が最終章…なのかな? それにしてはとっても気になるラストでしたが。(エンドロールが流れても、最後まで席を立ってはいけません!)
このシリーズ、1作目「X-MEN」(2000)、2作目「X-MEN2」(2003)と作られてきましたが、全然観てませんでした。むしろまったく興味がなかったといっても過言ではない・・・。
でも今回の3の公開に先立って、2週連続で日曜洋画劇場で1と2がTV放映されて。
結果、自分でもびっくりするくらいハマってしまったのです。すごく面白かった! 特に2!

そんなこんなでワクワクしながら観に行ったファイナルです。
面白かったんですけど、ちょっとシリアスすぎてせつなくなりました。
もっとこう、気分爽快のドカーン!ババーン!だったら良かったのになあ。
(1も2もそうだけど)このシリーズの核となってるのは、人間VSミュータントではなく、ミュータントVSミュータントなんですよね。それが毎度ながらすごくせつないです。
人間と共存したいと強く願っているプロフェッサーと、人間とは決して相容れない者同士なんだからことごとく抹殺してしまえばいいと思っているマグニートー。二人はかつて親友だったのに、根本的な考え方が違っていて。
互いに憎んでいるわけではなく、どうにかして自分の考えを相手に理解してもらいたいと思っているだけで。
それぞれ決して譲歩できない考えなので、二人を別つ溝は深まるばかりなのでした。せつないなぁ。

そんなおじじ二人の素敵さは相変わらずながら、今回は、一人ひとりの登場人物への愛情が希薄にも感じられました。
特に……
ああぁぁぁ(号泣)。。

家に帰って「X-MEN2」をまた観たんですけど、やっぱりすごく面白かったです!
私は映画を観るときに監督がどうとかってあまり思いませんが、この3も1と2同様、ブライアン・シンガー監督が撮っていたら違う感じになってたのかなぁと思いました。「スーパーマン リターンズ」もそうだったけど、その映画のキャラクターや世界に愛情が溢れてるんですよね。

というわけで。楽しかったけど悲しくなった、という感想。
あ! あと、ストームの髪の毛が短くなってて残念・・・・。
長いほうが好きでした。短いのも可愛かったけど。

キンキーブーツ

2006年09月12日 | 劇場鑑賞映画
映画「キンキーブーツ」を観ました。

原題:KINKY BOOTS
2005年,アメリカ/イギリス,107分
監督:ジュリアン・ジャロルド
脚本:ジェフ・ディーン、ティム・ファース

出演/ジョエル・エドガートン(チャーリー・プライス)、キウェテル・イジョフォー(ローラ)、サラ=ジェーン・ポッツ(ローレン)、ジェミマ・ルーパー(ニコラ)、リンダ・バセット(メル)、ニック・フロスト(ドン)、ユアン・フーパー(ジョージ)、ロバート・パフ(ハロルド・プライス)
映画公式サイト

*

実話を基にしたハートフルコメディ。
田舎町ノーサンプトンの靴工場の息子として生まれたチャーリー(ジョエル・エドガートン)は、急死した父親の跡を継いで靴工場を取り仕切ることになった。が、工場は倒産寸前で、チャーリーはまず従業員のリストラから始めなければならなかった。
なんとか打開策を見つけたいと願っていたそんなある日、チャーリーはドラッグクイーンのローラ(キウェテル・イジョフォー)と知り合う。
そして靴工場で働いていたローレン(サラ=ジェーン・ポッツ)の、「新商品を開発しないと先はない」という言葉からヒントを得て、チャーリーはドラッグクイーン専用のセクシーブーツの開発を試みようとするのだったが…

*

とにかくローラを演じたキウェテル・イジョフォーの魅力に尽きると思いました。
本物のドラッグクイーンの人を連れてきたんだとばかり思ってたんですが、どうやら違うようで?
(「インサイド・マン」や「フォー・ブラザーズ」にも出てたみたい・・・・覚えてない!)
逞しくてゴツい体の男性なのに、メイクしてウイッグつけてドレスを着てハイヒールを履けば、あらまぁビックリ!
めちゃめちゃ可愛くなるのでした。なんというか内面からキュートさラブリーさが滲み出てたというか。スゴイと感嘆するばかり。

ローラにとっては女性の格好をすることが自分のすべてで、みるみるうちに自信がついて夢の世界へ浸れるのでした。女装を解くと周囲の目から隠れるように縮こまってしまう・・・・・自分の居場所を見出せない彼(彼女?)にせつなくなりました。
主人公のチャーリーはそんなローラと出会って、喝を入れてもらって、ドラッグクイーン御用達のセクシーブーツを作ろうと奮起するけど、ローラも自分になんやかんや言って優しいチャーリーに友愛の情を覚えていったんだと思います。二人の関係が素敵でした。

というわけで、ローラに釘付けになった映画時間でして、ほかのキャラへの印象があまり・・・
あ! ドン役のニック・フロストが太ったアダム・サンドラーみたいだったって記憶あり(笑)。


はてさて、もともとの目当ては、森川さんがファンクラブの会報でこの映画の主人公を吹き替えたと教えてくれたからです。
映画の公開日が8/26なので、DVDの発売は超早くて12月、早くて1月、遅くても来年3月ころまでには出るんじゃないかなと。出てほしいー
なので、映画を観に行って、主人公のセリフを森川さんの声で脳内変換してこようと思ったのでした。
ちょっと(だいぶ?)頼りないぼんやり青年でした。これはヘタレな森川さん好きにはたまらないことになるかも!
個人的には、チャーリーを演じたジョエル・エドガートンが、森川さんが吹き替えるにはちょっと年齢が高めな気がしたんですが(webで調べても生年月日が出てこないので実年齢は分からない…)、役柄的にはとてもハマると思いました。楽しみです♪♪
他の吹き替えキャストは、三宅健太、浅野まゆみ、石塚理恵ということで。誰が誰を吹き替えてるのか分かりませんが(たぶんローラは三宅さんですよね?)DVDのリリースを心待ちにしてたいと思います~

マイアミ・バイス

2006年09月05日 | 劇場鑑賞映画
映画「マイアミ・バイス」を観ました。

原題:MIAMI VICE
2006年,アメリカ,146分
監督・脚本:マイケル・マン
出演/コリン・ファレル(ソニー・クロケット)、ジェイミー・フォックス(リカルド・タブス)、コン・リー(イザベラ)、ナオミ・ハリス(トゥルーディ) 他
映画公式サイト

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マイアミ警察の特捜課でコンビを組んでいる二人の刑事、ソニー・クロケット(コリン・ファレル)とリカルド・タブス(ジェイミー・フォックス)。
政府司法機関の極秘情報が麻薬密輸コネクションに漏洩する危機を打破すべく、コネクションに潜入捜査することになった彼らの活躍を描いたポリティカル・ドラマ。

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私は「あぶない刑事」が最高に好きでして、この作品の刑事がコンビを組んで活躍するというスタイルは、アメリカのTVドラマ「スタスキー&ハッチ」や「マイアミ・バイス」や「ジョン&パンチ」などから影響を受けたんだそうです。
だから今回、コンビネーションの面白さ・ワクワクドキドキ感が楽しめるとばかり思ってました。
予告編を観たら、オスカー獲ったジェイミー・フォックスがコリン・ファレルより前面に押し出されていて。下手をすればジェイミーのほうが目立ってるのかなーとまで思ってたほど。
しかし実際観てみたら、ジェイミー・フォックスは完全にコリン・ファレルの影に隠れてました。一応コンビは組んでたけど、コンビならではの捜査ややりとりはまったくなしといっていいくらい。そもそも二人だけの会話があったかどうか・・・・・(イザベラに執心気味のクロケットにちょっと警告したくらいかな?)。
これが本当に残念でした…。
昔の海外ドラマのリメイクという点で同じな「スタスキー&ハッチ」のベン・スティラー&オーウェン・ウィルソンのときのような過剰なラブラブっぷりまで期待してはいませんでしたが(笑)。シリアスでクールな雰囲気で作られてるんだろうなーって思ってたけど。
あまりにコンビである必要性がまったく感じられなかったので悲しかったです・・・・・。
会話に楽しみが見つけられなくて、登場人物そのものにもあまり魅力を感じられませんでした。

あと潜入捜査の際、クロケットはコン・リー演じるイザベラと恋に落ちるんですが、これがまた何ともかんとも。。
恋愛エピソードは要らなかったと思います。
ラブシーンはどれだけあってもいいけど~~!(ん?・笑)


…とまぁいろいろ書いちゃいましたが。それでも!
コリン・ファレルはハイパーにキュートでしたね・・・・・!
ばふっと抱きつきたくなるワンコのようで! めっちゃ可愛かったです! 声もかわいかった!
だからこそ残念。ストーリーがなぁ・・・・・。

でもこの映画、評価真っ二つなんですよね。好きな人は大好きみたい。
マイケル・マン監督のテイストが好き方にはたまらないようです。
私、「ヒート」も「コラテレル」もそこまでハマれなかったので、やっぱ今回も…でした。
バディ・ムービーとして期待しすぎてた部分が大きかったのかも。

*

あとは吹き替え版ですね。キャストに期待。
現在、安藤麻吹さんがコン・リーを吹き替えたとご自身のサイトで告知されてます。主役二人が誰なのか気になる~。
コリン・ファレル:森川智之、ジェイミー・フォックス:高木渉でお願いします、UIP様!

マッチポイント

2006年09月01日 | 劇場鑑賞映画
映画「マッチポイント」を観ました。

原題:MATCH POINT
2005年,イギリス/アメリカ/ルクセンブルグ,124分
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ジョナサン・リース・マイヤーズ(クリス・ウィルトン)、スカーレット・ヨハンソン(ノラ・ライス)、エミリー・モーティマー(クロエ・ヒューイット・ウィルトン)、マシュー・グード(トム・ヒューイット)、ブライアン・コックス(アレックス・ヒューイット)、ペネロープ・ウィルトン(エレノア・ヒューイット)
映画公式サイト

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プロの世界をやめ、会員制テニスクラブのコーチとして働き始めた元テニスプレーヤーのクリス・ウィルトン(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は、そこで生徒の一人だった実業家の息子トム・ヒューイット(マシュー・グード)と仲良くなり、彼女の家族とも知り合いになる。
いつしかトムの妹クロエ(エミリー・モーティマー)と恋仲になり、彼女の父親の会社で働き始めたクリスは、しがない貧乏生活とはおさらばし上昇気流に乗ったように思えた。
そんなある日、トムの婚約者で女優の卵のノラ・ライス(スカーレット・ヨハンソン)に出会う。
彼女の薫り立つようなフェロモンに眩暈を覚えたクリスは、後先考えずノラを口説いてしまうのだった。

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愛か肉欲か、運か偶然か・・・・
いつ切れるか分からない細い糸のようなタイトロープの上を危なっかしく歩く、ギリギリな主人公の人生を描いたラブ・サスペンスでした。面白かった!
いったん味わった蜜の味は忘れがたく、かたや上流階級のリッチな生活、かたや骨の髄まで溺れることができる愛人との日々、主人公はそのどちらも失いたくなくて。
自分で蒔いた種を刈り取れない、ずるくて卑怯で小心者の男。決してハンサムではないジョナサン・リース・マイヤーズがそれはそれは見事にハマってました。だけど憎めない、放っておけない気にもさせて。悔しいけど。

そんな彼につかまってしまった二人の女性。
欲しいものは何不自由なく手に入れてきた社長令嬢のクロエと、女優になる夢に懸命にしがみついてるノラ。
ふたりともなんでクリスなんか好きになっちゃったの~~!って思うけど、好きになっちゃったのはしょうがないですよね…。
しかもふたりとも”諦めない”女性だったので、そんな彼女たちの根深い鎖のような愛情がさらにクリスを苦しめるのでした。自業自得ですが。

人生がどう転ぶかなんて誰にも分からない。
一秒後でさえ、どうなるのか誰にも分からないのです。
そして傍観されたとき、同情される人生だけはイヤだと思いました。
運さえ物にできるように生きていきたいです。


スカーレット・ヨハンソンがめちゃめちゃ可愛かった。
きらめく金髪! 挑戦的な瞳! 肉厚な唇! 豊満なボディ!
フェロモンがスクリーンを飛び越えてきました。声も低めのハスキーボイスで色っぽかったです。
現在の恋人はジョシュ・ハートネットですが、彼にはもったいないとさえ思いました(笑)。
そりゃウディ・アレンも骨抜きにされるわと~。
次回作「Scoop」でもスカーレットをヒロインに迎えてます。この映画も楽しみ♪

ハッスル&フロウ

2006年08月30日 | 劇場鑑賞映画
映画「ハッスル&フロウ」を観ました。

原題:HUSTLE & FLOW
2005年,アメリカ,116分
監督・脚本:クレイグ・ブリュワー
出演:テレンス・ハワード(Dジェイ)、アンソニー・アンダーソン(キー)、タリン・マニング(ノラ)、タラジ・P・ヘンソン(シャグ)、DJクオールズ(シェルビー)、アイザック・ヘイズ(アーネル)、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス(スキニー・ブラック)
映画公式サイト

*

アメリカのメンフィスで、ポン引きで生計を立てているDジェイ(テレンス・ハワード)。彼にはラッパーになる夢があったが、腐って汚れていく日常にいつしか希望は潰えていた。
そんなときメンフィスが生んだスーパースター、人気ラッパーのスキニー・ブラック(クリス・“リュダクリス”・ブリッジス)が凱旋公演を行うと知ったDジェイは、彼に自分のデモテープを聴いてもらい夢への活路を開こうとする。
サウンドエンジニアをやってる旧友のキー(アンソニー・アンダーソン)、キーが連れてきたビートマスターのシェルビー(DJクオールズ)、身重になってしまい商売できなくなった娼婦シャグ(タラジ・P・ヘンソン)、稼ぎ頭の娼婦ノラ(タリン・マニング)など、様々な人たちに協力してもらい、何度も壁にぶち当たりながらも、Dジェイはがむしゃらにデモテープ作りに励んでいくが…

*

すごく良かった・・・・・・。
繰り返しの毎日の中で埋もれていく夢と希望、だけど主人公はある日衝動に突き動かされ、どうにかしてそこから這い上がろうとします。
そして彼の変化に戸惑いながらも、彼の力になろうとする人たち。
それぞれに抱えているものがあって、どうしようもできないこともあって、何かを得ようとするためにはそれ相応の代価がいるのだと痛感しました。お金があればどれだけ楽か・・・・。お金って魔法のようなものだと思います。

そして私は女なので、出てくる女性の登場人物たちにすごく胸を打たれました。
Dジェイは商売のために3人の売春婦を抱えてて。
一人は妊娠したため商売ができなくなったことに負い目を感じ、一人はどうしてもDジェイのやろうとしていることに共感できず衝突ばかり、もう一人はDジェイを兄のように恋人のように慕うばかりに自分の居場所を見失いがち・・・・。
苦しむ彼女たちからは懸命さが滲み出ていて、観ながら私も悲しくなったり幸せになったり。
Dジェイは彼女たちを”都合のいい商売道具”と扱うときもあれば、海よりも深い愛情を見せるときもありました。人間には心に余裕があるときとないときがあるから、それは仕方ないけど、彼女たちは揃ってDジェイに愛されたかったんだと思います。必要とされたかったんだと。
Dジェイを演じたテレンス・ハワードがとても温かみのある人で、どれだけ冷たい酷いことを言ってもその奥の苦しみや(自分自身への)苛立ちが見えて、まったくもって憎めませんでした。だからこそ彼の支えになりたいと、彼女たちは強く思ったんでしょう。

私は音楽のことはよく分からないので(特に洋楽でラップなんかときた日には…)、その部分に対しては何がどうとは言えないんですけども。
吹き替えなしですべての曲をこなしたテレンス・ハワードの歌にはシビれるほど感動しました。
中でもアカデミー賞歌曲賞を受賞した「It's Hard Out Here For A Pimp」にはもう・・・! なんて素敵! なんてクール!!
彼の映画は「クラッシュ」と「フォー・ブラザーズ」を観たけど、そのときは(他にお目当ての人がいたから?・笑)何とも思わなかったのに、今作では超ストライクでした。
こんなにカッコ良くって色気があって暖かそうな黒人アクターはそうそういないんじゃないかと・・・!

ストーリーは、映画時間に合わせて展開を早めてる印象があったものの(もっともっと彼らを見ていたかったです)、単なるサクセスストーリーにはなっておらず、心がひりつく痛みやせつなさに打ちのめされながら最後まで飽きることなく観ることができました。
私はずっと、誰か実在する有名ラッパーの半生を描いた映画だとばかり思ってたので(今この感想を書くために公式サイトを見るまでそう思ってた・苦笑)、予想外の展開にかなりびっくり・・・。
スキニー・ブラックを演じてた人にすごく覚えがあって、あーきっとこの人は本人役で出てるんだなーと勝手に思っちゃってたのでさらに驚きました。
・・覚えがあるのも当然、「クラッシュ」に出てた人だった(笑)。


観終わって一夜明け、今もまだまだ余韻が胸に残ってます。
すごく好きな映画のひとつとなりました。
何かを始めることに遅すぎるということはないのです。




そして。誰が吹き替えるとかはさておき、吹き替え版が早く観たいです。
言い合ってるシーンがたくさんあって、字幕だと誰か一人のセリフしか表示されないから、他の人が何を言ってるのか全然分かりませんでした。
吹き替え版だと全部分かりますからね~。早く観たい!

ハイジ

2006年08月29日 | 劇場鑑賞映画
映画「ハイジ」を観ました。

原題:HEIDI
2005年,イギリス,104分
監督:ポール・マーカス
脚本:ブライアン・フィンチ
出演:エマ・ボルジャー(ハイジ)、マックス・フォン・シドー(おじいさん)、ジェラルディン・チャップリン(ロッテンマイヤー夫人)、ダイアナ・リグ(ゼーゼマン夫人)、ポーリン・マクリン(デーテ叔母さん)、ジェシカ・クラリッジ(クララ)、サム・フレンド(ペーター)
映画公式サイト

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アニメ「アルプスの少女ハイジ」の印象が強い名作童話の実写映画化。
両親を亡くした幼い少女ハイジは、欲深いデーテ叔母さんにアルプスの山奥に連れられて、父方の祖父に預けられることになる。

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私のハイジに関しての知識は、懐かしのアニメ特番でクララが立つところを観てたくらいで、ロッテンマイヤー夫人をサリバン先生ってよく言い間違えてたし(間違えすぎ)、ホントまったく分かってない状態でした。
知ってたキャラはハイジとおじいさんとクララとペーターくらい。ヤギの名前がユキちゃんてことも知らなかった(これは日本のアニメだけ?)。
ハイジが何故クララと出会ったのかも知らなかったので、報酬目当てでデーテ叔母さん(張り倒したくなるくらい嫌な人だった)にクララの家へ売られていくハイジを見たときはビックリしました。
おじいさんが村里を離れてアルプスの雪山でひっそりと暮らしてるのは、人を殺したことがあるからだというのにも驚いた。けっこうシビアな話だったんですね、ハイジって。

さてはて。私は女なので、やはり女性に対しては辛い評価になるのか・・・・いやーでも、10人に聞いたら8人は同意してくれると思います。
ハイジやクララがずえんずえん可愛くなかった・・・・!
これ致命的じゃないすか??
ハイジの子は、体型はものすごくハイジだったんだけど(そこは可愛かったです)。
クララの子はもうちょっと儚い美少女って雰囲気のほうが良かったんじゃないかと・・・・・・
ロッテンマイヤーさんもあんまり好みじゃなかったなー。もう一人いた若いメイドの女性はめっちゃ可愛かったですが!(ただの意地悪な人で残念)

しかし誰も彼もがミスキャストだったわけでは決してなく。
おじいさんがめちゃめちゃカッコ良かったのです・・・・・・・・・・・・・!!!
ガッシリと引き締まってる(と思われる)体、いかめしい顔、不器用な愛情表現、孤独に慣れてたはずなのにハイジによって覆されたことに対する苛立ち・・・・惚れる要素てんこもりでメロメロでした。ホント素敵だったわーv

ペーターの子も可愛かったし、クララの屋敷の執事セバスチャンも二枚目半でラブリー、屋敷の前でアコーディオン弾いてた男の子も超可愛かった。
男性陣キャストはことごとくハマってたんじゃないでしょうか。
そう思ってしまうのはやっぱり私が女だから?(苦笑)

アニメにまったく触れてない自分は新鮮で楽しめましたが、アニメを好きだった友人も楽しんだようです。
あと、日経エンタでダウンタウンの松ちゃんが感動どころをすべてズラしていると書いてたけど、その通りだったなぁと。
そんなに大きな事件が起こるわけでもなく、ほとんどテンションが一定のお話でしたが、でも退屈することなく楽しめましたです。

トランスアメリカ

2006年08月28日 | 劇場鑑賞映画
映画「トランスアメリカ」を観ました。

原題:TRANSAMERICA
2005年,アメリカ,103分
監督・脚本:ダンカン・タッカー
出演:フェリシティ・ハフマン(ブリー)、ケヴィン・ゼガーズ(トビー)、フィオヌラ・フラナガン(エリザベス)、エリザベス・ペーニャ(マーガレット)、キャリー・プレストン(シドニー)、バート・ヤング(マレー)、グレアム・グリーン(カルヴィン)
映画公式サイト

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性同一性障害(トランスセクシュアル)の男性ブリー(フェリシティ・ハフマン)は、数日後に完全に女性になる為の手術を控えていた。
そんなとき警察署からかかってきた1本の電話。トビー(ケヴィン・ゼガーズ)という少年を保護したというもので、少年はスタンリーという父親を探していると・・・・・
それは、ブリーがまだ”スタンリー”という男性だった時代、一度だけ付き合った女性との間に出来た子供だった。
息子の存在をまったく知らなかったブリーは驚愕、困惑しつつも、トビーの元へ向かうが……

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とても素敵な映画でした。
けっしてお綺麗な映画ではなく、人が堕落していくのや、もがき苦しんでいるのや、どうしようもない気持ちなど、けっこうシニカルに描いてる部分もあって、一見爽やかっぽいんだけどエグさもあって。面白かったです。

父親と一緒に暮らすのが夢なんだと笑うトビーに、自分が父親だとはどうしても話せないブリー。
この二人の関係がめちゃめちゃ良かったです。103分の映画の中でグラデーションのように様々な形に変化していきました。
ホントちょっともうスゴかったですよ。こんな父子はどこ探してもいないと思う!
”血の繋がり”ってあやふやなもんなんだなーと改めて。

トビー役のケヴィン・ゼガーズがむちゃくちゃ可愛かった・・・!
映画を観る前から気になってましたが、映画を観たらもっと好きになってしまいました。
躊躇なく何でもやってます。素敵すぎ!
最後の金髪だけはいただけなかったけど(似合ってなかった)、とにかく色々(ホンットにいろいろ!)楽しませていただきました。
放っておけない危うさと可愛さがあって、そりゃ愛されるわと。抗えない魅力にメロメロ~。
特に後半ブリーの家に行ったときの愛されっぷりときたらもう…! この一連のシーン、最高に好きなシーンです♪
今後に期待の新星なのではないでしょうか。要チェックです。

そしてなんといっても主役ブリーを演じたフェリシティ・ハフマンを忘れてはいけません。
性同一性障害の男性を演じたのは”女優”。
なんて難しい役どころなんだろうと閉口しました。
ギャグにも出来ない、女らしく見えすぎてもいけない。
気が遠くなるほどの匙加減だったのではないでしょうか?
歩き方や喋り方も試行錯誤の研究が重ねられたそうです。
その結果、見事なブリーになってました。
女性に見えるんだけど、女性じゃないんだよなぁって、観ているこっちが納得できて。
”アレ”もぶらぶらさせてたし……す、すごい(苦笑)。
彼女の演じたブリーには弱さも強さもあって、とってもとっても魅力的で、そばにいたら絶対に惚れてしまうと思いました。

ちょっとひねりの入ったラストはもどかしく、でもそこもまた良し、かな?
人を想う心って美しいと、しみじみ感じた作品です。

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(吹き替え版)

2006年07月31日 | 劇場鑑賞映画
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」を日本語吹き替え版で観ました。
大ヒットムービー「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」の続編。
第3弾「パイレーツ・オブ・カリビアン/アット・ワールズ・エンド」は来年5/25に全米公開、5/26に日本公開予定です。

原題:PIRATES OF THE CARIBBEAN: DEAD MAN'S CHEST
2006年,アメリカ,151分
監督:ゴア・ヴァービンスキー
製作:ジェリー・ブラッカイマー
脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
映画公式サイト

<CAST>
ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ):平田広明
オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー):平川大輔
キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン):弓場沙織
ステラン・スカルスゲールド(ビル・ターナー):柴田秀勝
ビル・ナイ(デイヴィ・ジョーンズ):大塚芳忠
ジャック・ダヴェンポート(ジェームズ・ノリントン):森田順平
ナオミ・ハリス(ティア・ダルマ):高乃麗

*

海賊船ブラックパール号のお気楽船長ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)は最近何かに怯えていた。挙動不審なキャプテンに仲間がいぶかしる中、とうとうそのときが訪れる。ジャックが13年前に交わした、海の怪物・幽霊船フライング・ダッチマン号の船長デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)との”血の契約”の期限が来てしまったのだ。危うしジャック。
一方、ポートロイヤルに住む鍛冶屋のウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)と国の総督の娘エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)はこのたびメデタク結婚式を控えていたが、以前投獄されていたジャック・スパロウを逃がした罪で捕らえられてしまう。

*

何がビックリって、ジョニー・デップとキーラ・ナイトレイは22歳差ってことですよ・・・・・! ジョニーさん、若っ!

世間の大フィーバーとは打って変わって、個人的にはまったくもって思い入れのないこのシリーズですが(オイ)、今回も目的はひたすら『平田広明』でした(笑)。
もうね・・・・! 平田さん、カッコ良すぎで・・・・・・!
ジャック・スパロウが本気で日本語喋ってるようにしか聞こえませんでした! すごい!
ふらふらへらへらよれよれしているキャプテンのその動作&表情のひとつひとつが平田さん自身にリンクしていて、ここまで俳優の雰囲気に合ってる吹き替えもそうそうないのではないかとずっと惚けてました。
私は吹き替えにおいてそこまでフィックス主義ではないけど(好みはありますが)、ジョニー・デップというより”ジャック・スパロウ”には平田さんしかありえないと改めて強く思った次第です。いやー素敵だったわ~v

他の吹き替えキャストでは、平川さんが1作目に比べて100倍くらいカッコ良かった! 出番と見せ場が多くなってたっていうのもあると思うけど~。精悍な声にドギドキ☆
芳忠さんのデイヴィ・ジョーンズもめちゃんこ良かった。通常以上にうねらせたあのセリフ回しときたら!!!(でも最後の「ジャック・スパロウーーーーーーーー!!!!」はビル・ナイのほうが好きです~。←予告編で聴きました)
森田さんのノリントンも好みでした。ノリントン自体、前作より美味しい役どころに・・・・・・! 柴田さんのウィルパパにもラブでしたv
弓場さんはちょっと個人的に苦手なんですけども・・・前作よりは好きでした。


さて映画自体の感想。
前作「パイレーツ・オブ・カリビアン」のときとは打って変わり、今作ではオーランド・ブルームやキーラ・ナイトレイも眩いスターに躍進したので、そうなるともうジョニー・デップの一枚看板から三枚看板になったようなもので、オーリーやキーラの見せ所もたくさん用意しないと・・・・・となったのでしょう、かなり四方八方に見せ場があって、ちょっとめまぐるしかった気が。
でも基本はディズニー映画ということでファミリー向けで大味なので、その辺のゆるさ・アバウトさは残っててそこは面白かったです。
エリザベスが剣を普通に扱えるようになってたことを「ウィルに剣術を習ったのよ!」の一言で済ませちゃってたのとか(笑)。
ジャックとキーラのやりとりも前作にまったく布石がなかったから(あったっけ?)、ものすごく唐突に思えたし。

前作は、アドベンチャー大作と銘打ってたのに観てみたらなんか普通のゆるいコメディで肩透かしを食らいましたが、今作は無理にアドベンチャー大作にしようとしているような気がしました。
面白かったんだけど。

個人的に、視覚的なときめき要素が少ないのもつらいところ。
つーか、オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイがそんなに好きじゃないので・・・・・・・オホホ。
映画中一番ときめいたのはエンドロール前のラストカットです。す・・・・素敵すぎ!!!!!

ウワサでは、このシリーズは全6篇だとか。
「ヤング・ジャック・スパロウ」ってアニメシリーズも始まるとか?
史上最高の興行収入を叩き出したこのシリーズ、どこまで大きくなっていくんでしょう。
まずは第3弾「パイレーツ・オブ・カリビアン/アット・ワールズ・エンド」の公開を待つばかりです。