勤め先隣のビルが4、5日前から解体中である。当初は雷でも落ちたかと思われる騒々しさであったが、覆いが大方外された今日は開いた窓の隙間から作業を眺めておった。解体用の大型重機がアームを延ばしてコンクリート片やら鉄筋を隅にどかしている。付近は病院やマンションなどが建設ラッシュ。一方で建物の解体も続く。アメリカ湯があったビルはとっくに解体撤去されたが、更地のままである。スクラップ&ビルドはコンビニエンスストアによく見られる。人間の記憶は覚束ないもので、ある日、更地になった場所は以前、何が建っていたか?記憶が怪しいものだ。既存の建物をリニューアルすれば什器などを入れ込んで別形態のコンビニエンスストアに早変わりなんてケースも多い。セブンイレブンの開店ラッシュも早い、え?ここにも?そこにも?しかしオジサン、未だにセブンイレブンを利用していない。タバコを買う位の利用なので近場にセブンがないためだ。そう、スーパーの店頭から灰皿が消えて自販機が撤去され、スモーカーは排除されるばかり。立派な納税者なのに。
本日は那覇市制施工百周年、地元紙は特集を組んでいる。かつてラジオ番組で週一の広報番組があって、市役所から送られた資料をアナウンサーが読み上げていた。番組タイトルは「那覇市民の時間」懐かしいのはバックに流れる那覇市の歌。🎵あけぼの清き南の 港賑わう百船や (中略) いや栄えゆく我が那覇市🎵実は勤め先が泉崎にある頃、スタジオのピアノを伴奏に当時は小学生の女子2名が歌って録音された音源が使われていた。その後、企画でお会いした当時は沖縄コンベンションセンター の館長、比嘉悦子さんが「あの那覇市民の歌、私ともう1人で歌った」と聞いて感心した覚えがある。あのピアノは何処に?とか尋ねられたが、社屋の引っ越しとピアノの劣化で処分されたみたいだ。さて、本日は浦添市立図書館で本の返却と貸出し。中庭に白いモジャモジャした植物が幾つも木々の間に垂れ下がり、風に揺れて涼感を醸し出している。名前が気になってネットで延々と調べて分かったのが、空気中の水分を取り込んで成長して土を使わない植物、エアープランツの一種でウスネオイデスというのが判明した。ウスネオイデス、別名スペインモスとも言うそうな。勉強になった。