高島彦志遺作展

浦添市美術館で開かれている高島彦志遺作展を観てきた。南国沖縄の自然や土壌から滲み出る原色の世界を独特の感性で油絵、イラストなどに描き、かつては沖縄のピカソと呼ばれたと云われている。放送局に勤めていたが、残念ながら2019年1月に病で倒れた。友人らが作品の展示会を模索して昨年開催がコロナの影響で今回の遺作展となった。展示された150点近い作品は100号越えの大作からイラスト入りの年賀状まで多彩。黒い背景に明るい茶系統の色合いは漆喰が使われている。アカバナー(ハイビスカス🌺)、ヒージャー(山羊)、はたまたシーサーなどユーモラスに描かれた世界は子供たちにも観て欲しい。５日まで、入場無料。