ピンホール写真初体験！

先日、ピンホール写真初体験しました。
北広島町（旧・千代田町）の楠苑で行われた伊藤敦友氏の「針穴写真教室」にエディションで参加したのです。

実は針穴写真にはさほど興味はなかったのですが、写真の原点みたいなところはあるし、軟焦点のゆるーい写真はきらいではないので、それと曲者レンズも嫌いではないし。何事も経験か？って感じで。

実際やってみると、これが結構おもしろい。
おもしろかったポイントは、

*一眼レフを使って作ったので、普通のカメラと同じように撮影が簡単に出来たこと。一眼レフでなくてもレンズ交換できるカメラでバルブがついていれば出来ます。さらにプラスティック製のボディキャップがあれば一番簡単です。

*世界に一つしかない自分のレンズ（穴）を作る楽しみ。これは色々遊べます。穴の大きさ、形状、数、、、等を変えれば色んな個性的なレンズを作れます。

*撮影の楽しさ。腕時計の秒針を見ながら４秒、８秒、１６秒、３２秒、１分、、、とアバウトに露光して、これで写る！
しかもファインダー覗いても真っ暗でなにも見えないのでフレーミングは感！

*最後に現像して水洗を終えたフィルムをリールからほどいて光に透かして見た時、
「おおー！写ってる～！」
あんな20分くらいで作ったレンズ、といってもただの小さな穴でシャシンになってる、という感動がありました。
プリントしたらきっとまた感動があるのではと思います。現像液から浮き出てくる像を見て。

何よりも大切なのは、深く考えずにとにかく作って撮ってみることみたいです。f値がどうだとか、穴の大きさは何ミリだとか、材質は何がいいとか、露光時間は何秒とか、、、深く考えない。おおらかになってやってみて失敗してまたやってみてという感じで。

これからも針穴するかどうかはわかりませんが、もしやるなら、もう少し小さな穴にしてシャープな写真にしてみたいですねえ。
それと一眼レフでは無理ですが、２０mmくらいの広角レンズを作ってみたいです。

一番興味あるのは、この一眼レフピンホールカメラはデジ一眼でやればすごーく手軽で楽しいものになるのではということです。

ピンホール写真。僕は何かを得たような気がします。
いい経験でした。皆さんも是非一度やってみてください。




これがニコンＦピンホール




そしてこれが世界に一つしかないレンズ、ズベンタール約45mmｆ40位？


・・・ちょっとのぞいていってください。

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（撮影カメラ）
パナソニック　ルミックスDMC-LC20
ライカ　DC VARIO-ELMARIT

実写例は作品になってませんが、とにかく撮ってみました。
撮れるんですよねえ。これで16秒だったと思います。
カラーも楽しいでしょうねえ。

最初はミノルタα507siで作ろうと思ったのですがだめでした。
フィルムを入れないでボディキャップつけてシャッター切るのはＯＫなのですが、フィルムを入れると切れなくなるのです。
やっぱり電子カメラは融通がききませんねえ。
もしものためにニコンＦ持っててよかった～。
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