図書館の展示コーナーにあった「戦争」関連の図書。
ジュニアノンフィクション
「平和をねがう『原爆の図』-丸木位里・俊夫妻」 楠木しげお 著 銀の鈴社2012年
何冊かあった中でこの本に目が留まったのは「丸木位里(いり)・俊(とし)夫妻」に覚えがあったから。
実は前任校の修学旅行の下見に沖縄に行ったとき、佐喜眞美術館に寄った。
ここは普天間基地の敷地内にある。
これまで嘉手納基地はコースに入っていたが、私の一存で普天間基地を候補にした。
是非とも高校生に観てもらいたかったから。
それまでは佐喜眞美術館のことは知らなかったが、現地入りする前の下調べで美術館を知った。
旅行社に無理をいって急遽寄ってみた。
小さな美術館だが、その中の大広間に「沖縄戦の図」があった。丸木夫妻の大きな絵だった。
初めて見て大きな感動だった。
そして本コースに決めた。
高校生にも感動を与えた。
外に出れば、屋上につながる階段が慰霊の日にちなんで「手前が6段、奥側が23段」になっている。
階段を上がると、すぐ前に普天間基地が見える。ヘリコプターがたくさん並んでいた覚えがある。
ガイドさんの熱の入った解説にみんな集中してしまったほどだ。
その丸木夫妻のことをもっと知りたくて本を借りた。
「原爆の図」は埼玉県東松山市の丸木美術館にあり、シリーズ化されていた。
2人の苦労を是非小学生たちに知ってほしい。
もうすぐ終戦記念日だ。
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