Made in CHINA by JAPAN-日本唯一の中国女性人材育成コーチ&トレーナーのブログ

中国でのコミュニケーション研修と日本でのマーケティングコーチの展開を綴る。手帳術セミナーもやってます。

今年一年、ありがとうございます。

2013-12-31 09:36:56 | お知らせ
2013年も間もなく暮れようとしています。
我が家は今年祖母が亡くなったので、新年は祝えませんが、
掃除や洗濯など一年の仕舞いをしてして、新しい年を迎えたいと思います。

今年も一年、お世話になりました。

今年は小さな前進の一方で、横への転換が大きかった気がします。
年明けは北京在住者の立場から
日本国内で『在中国緊急時のSNS情報収集術』というテーマで
セミナーをやらせていただきましたが、
現在は一旦足場を日本に戻して、
新しい切り口で中国やビジネスに関するサポートをしていくことにしています。
確かに潮目の一年なったような気がします。

それと同時に、ちょっとずつですが、
以前ほどものごとが面倒に見えなくなってきた気がします。
例えばブログや、腰痛防止のエクササイズ、
手帳術が毎日継続できたことが例でしょう。

掃除をしている最中の幸福感や、
頭に浮かんだことを即行動に移した後のスッキリ感は、
この数年感じてこなかったことだったので、
これを今後も継続、加速させていきたいと思います。

今年中にやるべきことは手帳に書き込んであるので、
このあとそれを実行するのみ。
チェックボックスにチェックを入れるのが楽しみです。

では、みなさまもよいお年を。

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日本のフィギュアスケートの強さの裏側に。

2013-12-30 09:45:22 | Weblog
昨日のWEBサイトでチームワークに関するこんな記事が掲載されていました。
日本のフィギュアスケートに関するコラムです。
チームワークについて興味深い内容がありました。

『村上と鈴木の抱擁、織田の激励…。ライバルというよりチームとして。』
http://topics.jp.msn.com/sports/number/column.aspx?articleid=2798045

個人競技でありながら、
世界的にもトップの層の厚さを誇る日本のフィギュアスケート陣の強さの秘密。
ここにもチームとしてのクオリティの高さを感じます。

また文中に出てくる、日本、中国の2チームを率いた経験を持つ
シンクロナイズドスイミングの井村コーチの言葉が刺さります。

北京生活で失ったもの。

2013-12-29 09:10:24 | Weblog
10年前に北京に住まいするようになって以降、
年越しも北京という生活が続けているうち、
年賀状を出す習慣がなくなってしまいました。


この数年、ネット経由でも年賀状は出せるのですが、
問題はそれがまだできなかった頃です。

年賀状のやりとりができたら相手の状況を知ることもできたのでしょうが、
北京から出せないとなると、そこで関係が途絶えてしまったのです。


北京に行く前に日本でお付き合いのあった人たちが
もともと異動の多い人たちだっため、
部署が変わるとメールアドレスも変わり、
連絡を取るすべもなくなってしまった…というわけです。
Facebookなどで消息の判った人もいるものの
いまだ不明というほうが圧倒的に多い状態です。

現在では住所のわかる人はわずかになり、
ほぼメールアドレスとSNSのアカウントから連絡を取る状態なので、
年賀状はほとんど出さないのですが、
日本で年末を迎えると、
何か一つ年越し作業が抜け落ちているような気分になります。

過去の全ての人間関係が今でも必要とは言えないでしょう。
ただ連絡がつかなくなって残念と思っている相手がいるのは本当です。

中国にいると太陽暦の年末の感覚が今一つ実感できないのはわかります。
でも可能なら年賀状の習慣は続けたほうがいいと思っています。
中国から正月休みで帰国された方は、
今からでも投函をおすすめします。

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この時期北京で反日デモが起こった場合を想像してみました。

2013-12-28 10:14:39 | Weblog
昨日ブログを更新したあと、ちょっと思いました。
もしこの年末の時期に、去年の秋の反日デモのようなことが起こったとしたら。
またあれだけの人数が北京の日本大使館前に押し寄せたとしたら。


もうめちゃくちゃ大変に違いありません。

当然あの時もめちゃくちゃ大変だったわけですが、
いろんな意味でもっと大変でしょう。

以下、想像してみました。

北京の今の気温、日中でも最高気温が0度を下回ります。
運が悪ければ、外出禁止令が出るほどのスモッグも発生します。
ここで何時間も外に立っているというのはかなりハードです。
みんな、できるだけ暖房の効いた部屋に駆け込みたい気分です。
前回は職場で動員されたグループによる官制デモで、一度集合地点で点呼して、
係員の誘導に従って行進開始。
その後何時間にもわたって複数回行進ということらしいので、
外にどれだけいたらいいんですか!という気分になります。

かわいそうなのはデモ隊だけでなく、駆り出された武装警察官もそうです。
彼らはぴくりともせず周りを取り囲むだけ。
いくら屈強とはいえ、体を動かさずに
氷点下の屋外で立ち続けるというのはかなりきつい話です。
おまけに、生卵とペットボトルが降ってくる。
寒さが加わってぶつかった時の痛さは夏の比ではないでしょう。
飛んでくるペットボトルが凍っていることもあるでしょう。
ここまでくると警備側には命の危険さえあります。

こんなときにデモがしたいか、というと全然やる気起こらないです。
むしろやってしまったがために不平たらたらになりそうです。
北京市側も去年警備がどのくらい大変か思い知って、
さらにその上を行く悪条件で警備となったらもううんざりです。

柳条湖事件の日のような記念日もないことですし
(南京事件の日はすでに過ぎてしまいました)、
デモが発生する動機としてはだいぶ弱い気がします。

日本大使館でも、今回は起こらないと見ているようです。
靖国参拝はかなりインパクトのあるできごとでしたが、
それがデモに直結するのは相当難しい気がします。

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靖国参拝と中国の世論

2013-12-27 10:05:01 | Weblog
昨日、安倍総理大臣が靖国神社を参拝し、
ただでさえ冷え込んでいた日中、日韓関係は
一層波風の立つものとなりそうです。

日中の間に立つ方たちにとっては、
またも突発的に猛烈な逆風が吹いたような感じでしょう。

日本人が中国国内で法律に抵触する行為を犯したという情報が流れるだけでも
中国の大型の訪問団が来日を取りやめる事態になるのに、
またこれは大きく影響でそうです。

某大手企業の中国ビジネスの窓口になっている友人は、
年末の業務にさらに仕事が増えててんてこ舞いのようです。

北京の日本大使館のメーリングリストからは
注意を呼びかけるメールが届いています。
ただ、昨年の尖閣諸島国有化直後の
反日デモのような騒動にはならないと思われます。

靖国問題が中国人にとっても関心事だとはいえ、
直接双方の国の利害に関係しないからです。

領土問題は主権の侵害にあたりますが、
靖国については直接損なうとはなりません。

同時に、中国の世論を研究している方の
FBで書いていたことも気になりました。
情報拡散のツールとして使われてきた微博(ウェイボー)の
中国人の利用が減少しているのも影響しているのではないかということです。

中国人自身が、情報がオープンに拡散されていく微博に飽きて、
個人同士でコミュニケーションするクローズな微信(We Chat)へと
主に使うSNSが移行し、
去年ほどWeb上のオープンな情報に接しなくなっていること。
また、中国当局の微博への規制が厳しくなっていること、これも原因で、
この話題が反日デモの時ほど市民の行動を促さないだろうとの考えです。

さらに、「デモをするには寒すぎる」という落ちがあったりして、
「ふふっ」と思ってしまいました。
確かに、あれは暖かくないとできませんね。(実感)

地道に交流を重ねて信頼醸成している民間人が大勢いる一方で、
上のレベル同志がどんどん問題をエスカレートさせていっている気がしてなりません。
短期的にではなく、二手、三手先を読んだ大局的な行動をお願いしたいものです。

新しい手帳と2014年への期待

2013-12-26 09:10:48 | 手帳術
今さらな話ですが、気が付くと今年の手帳のウィークリー欄は
残り2ページになっていました。

自分で言うのもなんですが、
ほんとうに惚れ惚れするくらい手帳を使い倒しました。
能率手帳のキャレルA6版バーチカルタイプには
本当にお世話になりました。

この一冊は記念として保存しておかなければならないでしょう。

実は来年どんな手帳を使うかでかなり悩みました。
今年と同じものでも構わないのですが、
「もっとこうだったらいいのに」と思う箇所、
「ここはなくてもいい」「これはこの機能で代替できる」と思う箇所を検討し、
高橋のTクリエイティブダイアリーを使用することにしました。

これまで手帳を使ってみて、自分にとって大事だなと思ったのは、
時間の使い方のチェックと、
To Doリストの内容がちゃんと実施されているかということでした。

ポイントとして「ちゃんと実行している」という実感が欲しかったのでしょう。
また、もやもやしながらなんとなく時間を過ごしているのを
修正したかった思いも強かったからだと思います。

そういう意味で、高橋のTクリエイティブが市販のものでは
最も適当と判断したというわけです。

自分の要求すべてを満たす手帳を探すのは難しいかもしれません。
ただし、それぞれ強化したいと思う箇所、
記しておきたい内容があると思います。
優先順位の高い要望に
一番叶ったものを選ぶのがよいのではないでしょうか。

もし書いていて違和感があるようであれば、
そこで別の手帳へ「引っ越し」してもよいと思います。


まだ白い空間がたくさんある手帳を見ているとワクワクしますが、
今年はそれにいろんなものが書き込まれているのを想像して
さらにワクワクできるようになりました。
「どこかから舞い込んでくるもの」に加えて、
「自分の行動」にも期待できるようになったという変化でしょうか。


来年の今頃は、手帳を見返しながら、
「去年の年末よりだいぶ前進してるぞ」という
実感を持てたらと思っております。


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鈴木明子選手の“自信”

2013-12-25 08:46:32 | Weblog
全日本フィギュアスケート選手権がドラマチックすぎたせいか、
ニュースもワイドショーもそれに関する報道が続いています。
おかげで選手たち自身が発する「いい言葉」が伝えられ、
そこにも心動くものを感じます。

女子シングル優勝の鈴木明子選手の言葉は、今朝から心にしみました。

「自信を持てるまで準備できてはじめて、自信が持てる。
いくら外から「自信を持て」と言われても、
準備できていると感じられなければ自信は持てない」。


やるべきことがわかっているなら、
それを自信がつくまでやり切れという
ごくごくシンプルな言葉なのですが、
摂食障害のどん底から200点越えのスコアで日本一の栄冠に輝くまで
コツコツその気持ちで努力を積み重ねてきた鈴木選手だから、
余計に心にしみます。

自身の特徴をネガティブにとらえず、
良いところにスポットを当てて自信を持つことも大切ですが、
一方で、揺るがない自信を作るために
日々、コツコツと努力を積み上げていく、

これももう一方で忘れてはならない自信の源ですね。

私たちも、目の前にあるところから地道に積み重ねましょう。


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全日本フィギュア選手権に思うこと

2013-12-24 10:27:21 | インバウンド対策
この3連休の夜は、テレビに食い入っておりました。
何にと言えば「全日本フィギュアスケート選手権」にです。

ご承知の通り、この大会は2月のソチオリンピックの
日本代表の最終選考会です。
おまけに今シーズンを最後に引退を表明している選手が多く、
各3枚ずつのソチ行のチケットが手にできないことは、
「競技生活の終わり」を意味します。
だからこそ、それぞれの演技の一つ一つのに思いがこもり、
それが見る側にも伝わりました。
多くの人の心に残る名勝負だったと思います。

アスリートの勝負の世界は
「これが最後かもしれない」の積み重ねの上に成り立っています。

こうした大きな大会でなくても、
常に誰かが「これが最後」という思いを込めて競技に臨みます。
選手は、いつ選手生活が終わるやもしれないと思うから、
今にフォーカスして、その時のベストを尽くそうとするのでしょう。

ここからわれわれ一般人の生活を省みると、
なかなか「これが最後かもしれない」と思うことはないものです。
これは、日常の生活がそれなりに安定し、
終わってしまう想像がしづらいからかもしれません。
常に今できるはずのことまで先延ばししてしまうことがままあります。

一方で「これが最後」と思ってやった場合、
どれだけ退屈に思われている状況はいろいろに変化していくでしょうか。
また、日々の何気ないことへの感謝の気持ちも強くなっていくでしょうか。

ソチ行を争う選手の中で誰一人楽な道を通ってきた人はいないでしょう。
またそれぞれに人の心を揺さぶるドラマを持っていたと思います。
「これで最後」にするには惜しい選手ばかりでした。
だからこそ「これで最後かもしれない」という思いの重みを感じました。

そして、一緒に考えてみましょう。
「これが自分にとって最後ならどうしたいのか」。

イチゴに憧れるのは日本人だから?

2013-12-23 10:46:01 | 中国人とコミュニケート
日本でクリスマスケーキと言えば、
チョコレートや抹茶クリームを使ったものもありますが、
やはり雪を思わせる生クリームの上に
かわいいサンタの人形とお菓子の家、
さらには赤いイチゴがアクセントになっているものが王道と言えるでしょう。

そして、欧米ではポピュラーでない「ショートケーキ」は、
日本人の心を否応なく揺さぶります。
あのイチゴの赤×生クリームの白のコントラストは、世代を超えて大人気です。

しかし、中国人にとって、日本人ほどイチゴのショートケーキに心は動きません。
特に「いつ食べるか」で心が揺れる「イチゴ」については。

なぜなら、イチゴが決して高いものではないからです。
初夏のころになると、中国の市場や露店にはイチゴが並びます。
物価は上がったとはいえ、かなり大粒なものが20元も出せば相当量買えます。
甘いものに遭遇するのは少ないものの、赤くて香りもそこそこいいので、
それほど価値があるように思えないのです。

むしろマンゴーのような単価の高いもののほうが憧れ感をそそり
大手のベーカリーではマンゴーが
生クリームの上にトッピングされていることも珍しくありません。

むしろ、イチゴのケーキが欲しいと思ったら、
日本人経営のところでないとという印象です。

イチゴに関して冷静に考えてみると、
スーパーに並ぶお菓子に関しても、
グリコのポッキーシリーズと明治のMelty Kissは別として、
日本ほどイチゴ味は出回っていない気がしています。
(もしほかにもあったら教えてください)

思い入れや、品種の問題などもあるのでしょうが、
日本人がありがたがっているほど、
中国人がありがたがっていないもののいい事例でしょう。


昨日、冬なのにイチゴのお菓子フェアが開催されている
日本のスーパーの売り場を見て思い出しました。
ちなみに私、あまおうのイチゴパイ買いました。
すごい美味しかったです。やっぱり私は日本人だ。

懐かしい何もないクリスマス。

2013-12-22 10:02:22 | 中国人とコミュニケート
北京生活の最初の数年は、
クリスマスと言っても本当に何もなかったのがとても新鮮でした。

日本では11月に入ると、いきなりクリスマス色が強くなり、
「クリスマスは祝わねばならない」とか、「もうすぐ一年終わります」という
追い立てられるような感覚があって、
それに違和感があったので、
「別にクリスマスだろうが何だろうが、関係ないよ」という
あの雰囲気が不思議でもあり、
意外と心地よいものだなあと思った記憶があります。

それがこの10年足らずで、
上海や北京などの大都市のクリスマスのイルミネーションは
東京も真っ青なきらびやかになり、
クリスマスの意味を知ってか知らずか、あちこち大賑わいです。
この辺は純粋な信仰のアニバーサリーとしてとらえていないので、
日本とだいぶ似たところがあるような気もしなくはありません。

わずかな外国人のものだったクリスマスが
中国を侵食したのは本当にあっと言う間でした。
現代化や国際化の尺度として、
クリスマスというコンテンツがいかに強力かを物語っています。


当然これは宗教的な浸透というより商業的な要素が色濃く、
キリスト教の信者からはうがった解釈なのでしょうが、
これを通し、海外の文化を知ったり、
それをライフスタイルに取り入れた中国人は少なくないでしょう。

また、人が集まる、贈り物をし合う習慣も、
中国人のもともとのライフスタイルと接点があったことも
重要な理由
でしょうね。

私は「クリスマス反対派」ではありませんが、
あの「クリスマスだろうが何だろうが関係ない」的雰囲気が
北京ではもう味わえないのがちょっと残念です。
ジングルベルも何も聞こえない胡同に
積まれた白菜の山の風景を思い出します。