Made in CHINA by JAPAN-日本唯一の中国女性人材育成コーチ&トレーナーのブログ

中国でのコミュニケーション研修と日本でのマーケティングコーチの展開を綴る。手帳術セミナーもやってます。

どちらがいいかではなく、選択肢を増やすということ。

2006-02-26 14:11:45 | 日本語で話す
初めてお会いする方に私の職業を説明して、即理解してもらうのは、
なかなか難しいものがあり、多少の補足が必要になります。
その際は具体的にどのようなカリキュラムを投下して、
その理由はなぜなのかを説明しています。

そのうちの一つに、
「結論を考えてから話始める、もしくは結論から話す」考え方を
身に着けるトレーニングを例として紹介します。
ところがこれに対して、
中には「初めて会った人にいきなり仕事の話をするのは失礼ではないか」と
おっしゃる方がいます。
私はそれの考えを否定するつもりは一切ありません。
ただ、いつも結論を遠まわしに伝えるやり方しか使えないよりも、
結論を先に言う手法を知って、状況によって使ってもいいのでは?
という意味に過ぎないのです。


日本人と話すときは日本語で話し、
中国人とコミュニケートするときは中国語を使うとき頭の中が切り替わるように、
思考回路の引き出しは多いほうがいい。
それを相手や事情で使い分け、幅を広げるという話なのだと
解釈していただけたらと思っています。



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金メダルは、話題の潤滑油。

2006-02-24 02:55:26 | Weblog
荒川静香選手が、女子フィギュアで、
日本人初の金メダリストになりました!

“冬のオリンピックの華”といわれる種目での金メダルですから、
彼女の活躍は、日本人としても誇らしい限りです。

私も別ブログで今朝のフィギュアスケート中継について書いたところ
(荒川選手云々ではなく、中国の放送局への不満でしたが…)、
いつもの倍近いアクセスがありました。
たぶんアクセスされた方は、同じ喜びを共有したい気持ちで
RSSを使って来られたのかもしれませんね。

こういう日は、人と会ってもこの話題が挨拶代わり。
いくらでも話に花が咲きそう。
誰かと親しくなりたいのなら、今日のような日が狙い目ですよね。
ただし、相手は日本人…ですよ(笑)。


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言葉で表現する基礎が解ると、とっても楽しいですよ!

2006-02-23 01:56:38 | 日本語で話す
とある大手日系企業からご依頼を受け、
日本人管理職のみなさんへの「言葉を使ったコミュニケーション力アップ」セミナーの
プログラムを作っています。

そちらの会社に伺って、具体的な内容や日程について打ち合わせました。
その際、担当の方にどんな研修になるのか、一つ一つ説明したところ、
非常に気に入っていただけた様子。
それがうれしくて、「これは絶対に楽しいです。
何だ、こんな仕組みになってたんだ!という発見があると思います」と
思いっきりプッシュしてきました。

言葉で人に表現する方法って、
その基礎が解ると、突然目の前が開けるような感じがします。

正しいスイングの仕方が解った途端、ゴルフが楽しくなる、
それに似てる気がします。
みなさんがスイング練習から開始して、
大きなトーナメントに出場できるようになる=重要なプレゼンで活躍するのが、
トレーニングを提供する側の楽しみです。


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日常生活の中にもプレゼンのヒントが。

2006-02-20 10:11:55 | Weblog
私がおつきあいさせてもらっている北京の人の中に
とてもリスペクトする女性がいます。

誰に対しても目線を同じにして接してくれる態度や、
いつも前向きで積極的な姿勢には頭が下がる思い。
いただくちょっとしたメールにも、その懐の広さが感じられて、
見習わなくては・・・と感化されてしまうのです。

先日、彼女と面識のない別の友人に、この人のことを説明しました。
すると。
「何だか今の話を聞いていて、その人っていいなあと思ったんだけど、
それと一緒に、アナタもおもしろいなあと思ったの」という反応が。


考えてみたらプレゼンテーションって、こういうことなんですよね。
自分がいいと思うもの、好きなものを他人にプッシュするときって、
自分も楽しんでる。自分もテンションが上がっている。

回りまわって、結果的に自分にも関心をもってもらう。
さらに巡って、「次もこの人の話なら聞いてみよう」と思われることは、
公私共に大事なことですよね。

おもしろいなあと思ってもらった分、
おもしろいと思われ続けるような自分をキープできるように、
よいオーラを発している人から吸収し続けないと。



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終わりよければ、かなり良し

2006-02-17 10:44:49 | 留学生トコトコ連載「北京就職指南書」
とある企業の研修で、中国人スタッフのみなさんと個別面接をしたときのこと。

スタッフの方たちにとってこうした研修は初めてだったせいか、
みなさんとっても緊張気味。
中には声が出なくなってしまう方までいました。
ところが、私が提示した課題をやり終えると、
緊張から解放されてすっかり安心してしまい、
私に背中を向けたまま退出する人が続出。
当然、お辞儀もなければ挨拶もなし。まるで逃げ出すかのようです。

でも就活を控えたみなさんはこれを他人事だと笑っちゃいけません。
面接でも同様の精神状態がみなさんに予想されるだけではなく、
最後まで気を抜かない態度が選考を大きく左右しうることを
ちゃんと理解しておかなければ。

ではその理由は何か。
こんな例を挙げてお話しましょう。

あなたがテレビでニュースを見ていたとして、
アナウンサーが聴き手にはっきり判るくらいの読み間違えをしたとしますね。
そしてそれ以外は大きなつまずきもなく順調にニュースを読み終え、
別の番組に切り替わりそう…と思った瞬間に、
アナウンサーが「心配した~!」という表情を見せて画面が替わったとしたら。
印象に残るのは、ニュースを読み違えたことなのか、
それとも去り際に見せた表情なのか。

もうお気づきでしょう。
人間というのは、別れ際の印象を大きく引きずる生理を持っています。
出会った瞬間の印象も大事なのですが、
別れ際が持つ逆転効果はそれを打ち消してしまうほど強力です。
また、面接官は相手の「素」が見える瞬間を期待しています。
どんなに流暢に自己PRができたとしても、
すっかりリラックスして挨拶もせず部屋を出て行ってしまったとしたら、
「彼(彼女)は素の状態だと挨拶もしないのか。
緊張を辛抱するのにも慣れていないようだなあ」と結論付けられかねなく、
すべての努力は水の泡に。
着地がぴたりと決まって高得点が期待できる体操競技のように、
面接会場からの退出は肝心なことなのです。

ただし、これは逆の意味にも取ることができます。
つまり有効に使って好印象を与えることも可能だという意味です。

もし面接で自分の気持ちを思うように話せず、
納得しきれない状態で部屋を去ることになったと感じたら、
心をこめて面接官にお辞儀をし、「ありがとうございました、失礼いたします」と、
誰よりもはっきり大きな声で挨拶して部屋を出てください。
少なくともあなたの誠意は面接官に伝わるはずです。
そしてその他の関係者にもきちんと挨拶し、
緊張を維持したまま面接会場を後にして下さい。

なぜなら、それこそがあなたの印象を覆す、
最後の一発逆転ヒットのチャンスだからです。

営業マンでもっとも成果を出すとされているのは、
クロージング能力(締める能力)が高い人と言われています。
最後に気を抜いていてはどんないい商品も売れないものです。
面接とは、すなわちあなたという商品と売り込む営業活動。
そして最後まで緊張を維持することは、
自分自身をしっかりと「着地」させる必要不可欠な要素と言い換えられるのです。

これが“究極のデリバリースキル”なのかも。

2006-02-16 01:54:10 | Weblog
写真家・土門拳さん(1909~1990)の言葉。

「気力は目に出る。生活は顔に出る。教養は声に出る。
心に秘めた感情は口の周りに出る。
年齢は後ろ姿に出る。そして悲しみも。」


意識しなくても、人からはおのずと風格がにじみ出る。
それならば、それが魅力として醸し出される人になりたい。
その理想に近づけますように。


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一時帰国は、情報のチャージでもありますね。

2006-02-14 01:42:16 | Weblog
北京に戻りました。今日から仕事、再開です。

日本滞在中に人とお会いしてお話するのは意味がありますね。
その方たちから情報をいただいたり、別の展開のアイデアをいただいたりと、
中国にいるときとはまた違う発想が得られます。
そもそも専門性や経験値という点では、
日本にいる方たちのほうが私よりも何倍も優れていらっしゃるので、
こうした機会にご相談できるのは本当に助かります。
そして、いただいたものを中国という環境に
どうやってマッチさせるかを考えるのが、私の役目となるわけです。

仕事に関しては、半年ごとのスパンで展開を構想してみようかと考えているのですが、
次の半年は結構おもしろいんじゃないかなあと勝手に期待しています。
その期間中に何をやるかというと…それはお楽しみです。
何だかもったいぶった表現で申し訳ないんですが、
このブログでも少しずつ公表していきますので、こうご期待!としておきます。


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「速読」って、頭がギシギシいう感じ。

2006-02-09 22:19:58 | ブック・レビュー
最近巷で流行の脳のエクササイズ本に挑戦!

「速読~らくらくエクササイズ」(松田真澄著・日本実業出版社)



この本は、問題を解く形式ではなく、
また単に読む速度を速くする目的のものでもなく、
視覚の鍛錬を通して、脳の使われずに衰えた部分を鍛え直そうというもの。

この数年なんだか物忘れするし、覚えられないしって感じてましたけど、
これをやってみたら衰えを実感~。
もう全然エクササイズの課題ができない。あせります…。(^-^;)
おまけに、エクササイズやっている間、錆びた機械を久々いじったみたいに
ギシギシいうのを感じます。

脳も筋肉みたいに鍛えておかないと萎えていくんですね。

しばらくがんばってみます…。


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日本語の洪水の中で、読書

2006-02-06 23:58:35 | ブック・レビュー
中国にいる間は日本語の活字に飢えているのか、
日本滞在中は本屋に行くのが一番の楽しみ。
母国語に囲まれて生活するって、快適ですね。

北京にいる間にAmazonで予約した本を、ようやく手にしました。
その中の一冊。

「新選教育研修ゲーム」(田中久夫著・日本経団連出版)



私の研修でこの中のすべてのゲームをするわけではありませんが、
ゲームのやり方をただ読んでいるだけなのですが、
人間の心理がぼんやりと見えてきて不思議であると同時に、
そういえばそうだな、という気づきもあります。

社会人になりたての頃新人研修で受けたこうしたゲームを思い出します。


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