大学入試で世界史の問題を作るとしたら、こんな問題を作ってみたい。
皆さんはジュール・ヴェルヌの『八十日間世界一周』をご存知だろうか。この作品が書かれたのは1872年であり、新聞紙上に連載され大好評を博したという。この背景には、現実として八十日間での世界一周が夢ではなくなってきた、ということがある。この時代背景は帝国主義の幕開け、世界の一体化と見ることができる。図は作品の中の主人公が通ったルートである。これを参考にして、1872年当時の世界像を15行以内で説明せよ。解答欄(イ)を使用し、指定された語句には下線を引け。
【レセップス セポイ 同治帝 江戸幕府 南北戦争 鉄道】
中学のとき簡略版の英語で読まされ、後に文庫で日本語訳を読み、高2で演奏会のテーマとして設定、と多くの思い出が詰まった小説です。映画はアカデミー賞を受賞したとのこと。参考リンク(amazon)