順風ESSAYS

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ペンケース携帯

2008年12月12日 | 時事
小中学生が学校に携帯電話を持ち込むことを禁止すべきか、ということが話題になっている。色々と議論があるが、少なくとも小学生は禁止になるであろう。まだ学生の私でも携帯電話が普及したのは中3から高2にかけてで、携帯電話のある小学校生活というのが想像できず、学業への支障がないか不安を拭えないからである。

私が小学生のころは「ねりけし」や「ドラゴンクエスト・バトル鉛筆」が存在していたが、いま思うと「学用品」という名目で持ち込み禁止をくぐり抜けた玩具であった。いかに持ち込み禁止を回避するか、昔から子供は基本的な法解釈の課題に知らず知らず取り組んできたのである。面白い。

さて、携帯電話の持ち込み禁止をくぐり抜ける方法を考えてみると、上の例と同様に学用品の一部にしてしまう、というのが最も簡単である。そして、携帯電話と一緒になれる学用品はペンケースくらいしかない。くっつけるとなると、上下開きのペンケースの片方にソフトバンクの922SHを搭載した感じの商品になるであろう。

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きっと小中学生はメールがメインで通話はあまり使わないだろうから、いっそのこと通話機能も削ってしまう。メールとiモード・iアプリを使用できるかたちにする。進化すれば電子辞書や計算機・スケジュールの機能もつくだろう。これにより「これは携帯電話ではない(たしかに電話機能がない)」「これはペンケースだ(メール機能はおまけにすぎない)」という言い訳が可能になる。商品名指しで禁止になるまで数ヶ月間は堂々と持ち込めるだろう。

以上、電車の中で思い浮かんだ冗談でした。

追記:似たようなものをみつけました。