BEELUCK(ビーラック)店主の拙いけれど真実を語る健康小話

BEELUCK(ビーラック)の店主が自身の経験と知り得た情報を元に「真の健康」について、コツコツとお話しするブログ。

大切な大腸の働きと正しい姿勢

2007-07-28 11:59:54 | Weblog
前回、食物繊維の重要性について考えましたが、その食物繊維が有効に作用する場所が消化器官の最終直前にありますながーい器官の大腸であります。

その大腸が日本人の場合、穀類、根菜類、緑黄色野菜と小魚類を主として食してきた民族史からして、欧米人よりも長いことが明らかにされています。

ところで、肉をたくさん食べる人の大腸の壁には、大便が腐敗した層が特に分厚く宿便として付着しています。

その人が何かのきっかけで心をいれかえて、穀類、根菜類、緑黄色野菜と小魚類を主としたメニューにしてそれを続けますと、やがてお腹のなかがゴロゴロし出してきて、その結果、悪臭を放つ宿便が排泄されます。

これは穀類、根菜類、緑黄色野菜などに多く含まれる食物繊維の働きで正常に大便が作られると共に大腸のうねり運動がはじまり、壁に付着していた宿便がはがれてきた証拠そのものです。

このことからもお分かりいただけると思いますが、体内に生じた毒素、老廃物を解毒、除去する上で、食物繊維の作用と相伴って活動する大腸の働きは非常に、非常に大切なことであり、健康、生命維持の上で不可欠なことであります。

これほど重要な働きをする大腸が弱い点といいますと、ぐるっとお腹のなかをほぼ一周しているために、真横になっている部分(横行結腸)が重力の影響でだらんと下がりやすいということです。

腸が下がると上にある胃も下がってきますが、これがよく言われる胃下垂の状態ですし、又、女性の場合は、下がってきた腸がのしかかるようにして子宮までへしゃがることになり、不妊の原因にもなるほどです。

胃腸が下がらないようにするには、特効薬的に効くといった方法があるわけではありませんが、子供の頃からよく言われてきましたように常にしゃんとした正しい姿勢で生活することです。

昔から言われていることの中には迷信もありますが、その当時には理由が分かって言っていたのではないですが、自分達が実際にしてきた経験に基づく訓話といえる話が沢山あることも事実です。

現代人はそれらの話を科学的な判断基準で取捨選択すること、脚色することは必要ですが、先人達の言い伝えに素直な心でもってもっと耳をかたむけるべきではないでしょうか。

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