BEELUCK(ビーラック)店主の拙いけれど真実を語る健康小話

BEELUCK(ビーラック)の店主が自身の経験と知り得た情報を元に「真の健康」について、コツコツとお話しするブログ。

新聞記事(ダイエット薬の米国事情)読後雑感

2007-12-03 19:08:06 | Weblog
少し古くなりますが、2月10日付けの日本経済新聞9面(国際2)のダイジェスト欄に「ダイエット薬、処方せんなしでも[米FDAが販売許可]」(シカゴ=毛利靖子)という記事が出ていましてた。
内容は、米国の食品医薬品局(FDA)が欧州製薬大手のグラクソスミスクラインに対して、処方せんなしでの肥満治療(ダイエット)薬の販売を初めて認可したことについてです。

 この肥満治療薬は腸での脂肪吸収を防ぐ働きがあるもので、従来は病院のみの取り扱いでしたが、1回の服用量を減らしたものを米国内の薬局、スーパーで今年の夏にも購入できるようになるということです。
因みに、価格は1日分2ドル程度になるとのこと。

 副作用の懸念から、FDAはダイエット薬の処方なし販売に慎重だったが、食べ過ぎや運動不足による肥満の増加が社会問題になっており、注意書きを分かりやすく明記する条件を付け、認可に踏み切ったということです。

 人間は、知能と貪欲さにかけては地球上で一番の動物ですから、できる限り努力をせず(運動不足)、できる限りやりたいようにやりたいことをする(食べ過ぎ)ことを旨とし、その結果生じた状況(肥満)をできる限り楽をして簡単に解決(肥満治療(ダイエット)薬)しようとする人がその割合は分かりませんが非常に多い(肥満の増加が社会問題になっており)ということなのでしょうが、これは米国だけに限ったことではなく、また同様の展開パターンの現象は肥満問題に限らず人間の行動すべてに当てはまることで、人間の持つ物欲、金銭欲、性欲、名誉欲その他諸諸の欲望はその度合いがどんどんエスカレートして行き、その結果基礎的体力、精神力の弱り果てた人類がいずれはウイルスとの戦いに敗れてしまうようになるといったことを心配するのは悲観的過ぎるのでしょうか??

 人間の知能の発達による精神面を除くあらゆる分野での進歩により通信手段、交通手段から政治、経済のグローバル化は世界中の大きな流れとなっていますが、麻薬はもとよりひとつの国、地域に在りし悪しき習慣、物が他の国、地域に拡散することもご多分にもれず驚くべき展開となっています。

昔から、「人間良きに向かうには困難が多く多大な努力を必要とするが、悪しきに向かうのはいとも簡単である」と、言われていますが、個人、家族、地域、地方、国(地域)、人類と拡大していきますと、現在の地球上での多くの国、地域の争いごとを見るにつけ恐ろしいことばかりが気になり、やはり人間一人では弱いものですが原点の個人、個人がしっかり勉強して努力する必要性を痛感するものであります。


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