B.M.D.式カルボナーラ＆ボーナスの使い道・夜の街編

【呑んだくれブルース１】
翌日に行きつけのクラブ「Ａ」のママの誕生日会をひかえた金曜の夜、無性に飲みたくなったオイラはショットバーに足を運ぶ。

２杯目のジントニックを飲んでいるとようやく手の空いたマスターがやってきて「○○(クラブ「Ａ」の女の子の名前)の所には今日は顔出さないんすか？」と訊いてきた。携帯電話の時計を見るとちょうどラストワンセットの時間だ。「さぁてどうするかな？」と答えつつもう行く気満々のオイラ。(^^;)
勘定を済ませて外に出る。

クラブ「Ａ」の扉を開くと一番手前の席で接客中の前出の彼女と目が合う。席に着きヘルプの女の子と他愛もない話をしていると彼女がやってきて隣に座る。最初は他愛のない話をヘルプの女の子と３人でしていたがヘルプの女の子が呼ばれるとさっきまで着いてた席の愚痴をこぼし始めた。
まあいつもの事なので聴いていると愚痴りながらボロボロ泣き始めた。どうやら女の子に無理やり飲ませるのが好きな客だった様で当然飲める彼女は呼ばれて散々飲まされたらしい。しかも一番嫌いなスコッチをストレートで飲まされてかなり酔ったらしくヘルプの席で飲まされてる(ヘルプ席なので客にボトルを卸させても彼女の給与には関係ない)自分が情けなくなってきたらしい・・・それでも我慢していたのだそうだがオイラのノーテンキな顔を見たら緊張の糸が切れて泣き出してしまったらしくオイラのせいにされちゃいました。(^^;)

時間が来たので勘定を払って外にでる。終電にはまだ間に合うが見送りに出てきた彼女はヤケ酒に付き合って欲しいらしく「すぐ出てくるから隣のバーで待ってて」と言うので待つことに。ズブロッカロックの２杯目を飲んでいると彼女が来た。「お腹がすいた」ということで残りのズブロッカを２人で分け合って飲んでからバーを出る。

彼女の行きつけの総菜屋さんでお腹を満たしてスナックラウンジに向かう。途中で別の店で働く彼女の先輩ホステス(オイラも顔見知り)と出くわす。「送り待ち」と言うことなので先輩も一緒にスナックラウンジへ。彼女の愚痴は先輩に任せてオイラはマスターとチャンピオンズリーグ等の話で盛り上がる。そうこうしていると先輩の送りが来たらしく先に店を出る。入れ替わるようにクラブ「Ａ」のチーママ(と言っても彼女より年下で彼女の親友)が入って来る。愚痴は十分言い終わったらしくそこからはカラオケをみんなで歌いまくる。結局明け方まで飲んでしまいました・・・(--;)

お水のおネエさんの涙にも弱いB.M.D.でした。(^^;)

【B.M.D.式和風カルボナーラ】
材料
パスタ、パンチェッタ、パプリカ(赤、黄)、玉ねぎ、濃縮昆布だし、卵、牛乳、黒コショウ、オリーブ油、パルミジャーノ

作り方
１．パスタを茹で始める。
２．パンチェッタ、パプリカ、玉ねぎは好みの大きさに切る。
３．オリーブ油を熱したフライパンでパンチェッタをじっくり炒める。
４．パンチェッタの油分が溶けたらパプリカ、玉ねぎを加えて炒める。
５．パスタの茹で汁、濃縮昆布だしを加える。
６．ボウルに卵(全卵＋卵黄)、牛乳、黒コショウを入れて混ぜ合わせる。
７．茹で上がったパスタを５のフライパンに入れソースと絡めて火を止め少し冷ます。
８．７を６のボウルに入れパルミジャーノを卸してよく混ぜ合わせる。
９．皿に盛って完成。

【食べる】
朝まで飲み続けた日の昼下がり濃いカルボナーラが食べたくなって作ってみました。(^^;)
卵の濃厚さと彩りに加えたパプリカの甘さが心地よい。