「ああ、同期の桜」

友人にチケットを交換してもらい、最前列で鑑賞。

戦争をしてはいけない。
特攻に行かせることなんて、できない。
ストレートに伝わって来るお芝居でした。

好物を持参し、会いに来る母。
母を悲しませることがわかっていて、別れが言えない息子。

好きな人に「好き」と言えない。
人生ギリギリまで全うしたいという思い。

愛する人を、愛する国を守りたいという思いが
一歩踏み出させてしまう。
それを志願というのだろうか？

送り出す上官、
彼らの乗る飛行機の整備士、
それぞれ思いを抱える。

とめどなく流れる涙は、観た人のココロに
残るものがありました。
これぞ、観劇！

「初級革命講座 飛龍伝」

＠つつじホール

アフタートークがあるので、
本日一日、北区ディ。
今回、少年隊の錦織さんの演出。

主役の二人の濃い時間は、「ロマンス」の四畳半を
彷彿させ、台詞回しも心地よい。

恋物語が主軸の「飛龍伝」は、わかりやすいが、
「初級～」は、挫折の在り方など、時代感覚かなあ？
膨大な台詞量を理解するのが、
私にとって大変難しい作品。

でも、半端ない熱さの熱量が伝わって来た。

終了後、２０分間のアフタートーク。
紀伊國屋ホールの全盛期のお話、
来月公演の「ストリッパー物語」の話。
もっといろいろとお聞きしたかった。