「喋々喃々」 2011-12-29 23:38:05 | 読書 (小川糸著) ★★★★(ベアの満足度) 谷中でアンティークきもの店を営む栞。 お客さんの春一郎さんが気になるのだけど、 彼の指には指輪が...。 2人が囲む食卓はいつも幸せそうで 少し脆そうで...。 谷中の街、恋愛、家族のこと、 そして美味しいモノがいっぱい出て来ました。 本の地図を見ながら、 谷中の街を歩き、2人の生活を感じたくなる。 不倫でなければ、微笑ましく、応援したい恋。 それは懐かしいような、遠い日の思い出のような。 ちょっと余韻を引きずる本でした。