ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

「想い出あずかります」

2011-10-28 21:15:22 | 読書

(吉野万理子著)
★★★★(ベアの満足度)

魔法使いの質屋に
子供達は「想い出」を預け、お金を受け取る。

期限は20歳まで。
それまでにお金を持って行けば
想い出を返してもらえるけど、忘れてしまう子が多数。

新聞部員の里華が、魔法使いさんに取材を申し込んだ。
素直に話してくれるけど、それを記事にするのに
友人と一悶着。
その里華の中学から高校時代が物語の軸となる。

恋、友情、親子関係...
いろいろあるよね、懐かしい。

魔法使いさんにしゃべった訳でもないのに
私の想いでがぽろぽろと抜け落ちているのは
なぜだろう...。