（加納朋子著）
★★★★★（ベアの満足度）
この時期に読みたくない本だなあが第一印象。
フルタイムで働く陽子のPTA奮闘記。
著者が女性ということもあり、専業主婦VSやら
愚痴の応酬かと思い、読んだら、
小学校なんて怖くて行けなくなるかと。
なのに５つ星の満足度？
時間のない女性は、問題解決能力が高い！
敵だらけからスタートしたのに、
凹まず、めげず、自分の役割を果たしていく。
その前向きさに元気をもらいました。
逃げていてはいけないな。
敵を味方に変える方法、
この本にはたっぷり書いてありました。
でも、あんなには強くなれないよ。
敷居が高いママワールド。
陽子さんが近所にいたら、近づくのが怖くて、
遠巻きに羨ましい思いで見ているしかできないけど、
カッコイイ女性だよ。
そして、この本を読んで気づいた。
「待っているだけでは解決しない」と。
人に会って、伝えて、
理解してもらうことから始まる。
人に会うのが怖くて、腰がひけていた今の私に、
必要なタイミングで届けられた本でした。