ベア日記

幸せ。嬉しい。楽しい。美味しい。 心が動いたことを綴っていきます。

女友達。

2005-12-04 23:26:19 | 読書
「対岸の彼女」(角田光代著)
★★★★★(ベアの満足度)

同じ年の「働く女性」と「専業主婦」の話だと思っていた。
そんな話ではなかった。(リクエスト半年待ちでやっと入手!)
私も同じ...と心に深く突き刺さってくるものがある。

人と関わる、友人を作るのが苦手な親子。
公園の人間関係にもなじめず、公園ジプシー。
意を決して、働きに出ようと思うところから、物語は始まる。

高校時代の仲間はずれ、いじめの問題。
一度仲間はずれにされると自分の何かが悪いのではと自信がなくなる。
変われないまま時間が過ぎることもあれば、
何かのきっかけで違う自分になれることもある。

この2つのストーリーが同時進行する。
こんな文章が印象的。
「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達より、
ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことが大事。」

自信のない私は、悪口を言われているのでは?
と人の視線や気持ちが気になる時がある。
気にしたいためには、
「頭の中が真っ白になるほど、何かにのめり込むといい」とこの本で教わった。

それにしても、人との距離感は難しいなあ。


心地よい泣き疲れ。

2005-12-04 19:24:00 | 芝居
楽しみにしていた「蒲田行進曲」。
数日前から、マイマイとすべり台に行くと
「あがってこい、マイマイ」と右手を差し出し、盛り上がっていた。
もちろん、すべり台から突き落としたわけでもなく、
マイマイもすいすいとあがってくるのですが...。

舞台は、期待以上!すっごく良かった!!
今年はこれで見納めでもいいくらい!(まだ1本あるよ~!)
「蒲田行進曲」という演目は、久しぶりだったので、
次の台詞が自分の中でわき上がってこないため、
1つ1つの台詞に笑わされたり、泣かされたり・・・。
この目の腫れは、泣かされることの方が多かったかな。
それも泣きじゃくりたくなるくらい。

大好きな川畑さんの出番は少なかったけど、坂本竜馬役
かっこよかったですっ!(大好きな人が何人いるのでしょう?)

ヤス役の吉浦さんの魅力再発見!
銀ちゃんと結ばれず、ヤスさんと一緒になり、母になる。
小夏の成長と心の動きに共感しながら、この続きが観たくなった。

銀ちゃん役の山本さんのご長女誕生記念の芝居だったのですが、
山本さんは、すっかり銀ちゃんでした~。
そして、このチームの素敵なリーダーでした。
あと2日ありますが、公演成功おめでとうございます!
千秋楽まで、お怪我のないように祈っています。