2/11、昨夜から降り続く雪の中、一ノ瀬-焼額の順に新雪バーンを味わいます。
同室の方から奥志賀に滑り降りるルートを聞きましたので、連絡コースを探しました。
左側を降りていくとそれらしい斜面がありましたが、ネットが張られて進入禁止。
パトロールが移動した後に行ってみると何人かネット脇から滑った跡があります。
この斜面は確かに未整備のコースで、50cm程の膝上の新雪です。
こんな美味しいバーンがあることにビックリしながら今年一番の新雪を楽しみました。
この下で奥志賀ゴンドラへのルートと合流し、歩かないで済みました。
この先に初めてのリフトとゲレンデがあり、一本滑ってからゴンドラに移動。
尾根コースを二本滑ってから奥志賀の急斜面に向かいます。
深雪でボコボコの急斜面を滑った後に、
トイレに寄った奥志賀のスキーハウスでハンネス・シュナイダー写真展を見学。
玉川学園の生徒達が日本に招聘したことを初めて知りました。
昨年、シュナイダーの生まれた村近くを通ってホワイトリングコースを滑りましたので
何となく懐かしいようで見学しました。
ビデオで来日記録映像などを30分程鑑賞。
スキー用具の進化を考えると昔の体力・スキー技術には完全に脱帽です。
上段は大人用、下段は子供用で写真が配慮されています。
12:15からゲレンデ整備が行われ、アフタヌーントラックを狙って行くと100人位がすでに並んでいます。
ネットで仕切ったままパトロールが付いて一人づつ滑走しますので時間が掛かり諦めました。
尾根コースを二本滑ってからバーンに戻ると、斜面はすでにボコボコになっていました。
焼額スラロームバーンの深雪とコブのゲレンデです。
15:00頃から太陽が顔を出してきました。
一ノ瀬の深雪コブとアイスバーンが混在する斜面。
一ノ瀬リフト、ワンピース・サウザンドサニー号の雪像。
一ノ瀬リフト脇の樹氷群。
美しい夕景の樹氷と焼額山。
雪雲の下が虹のように七色に輝いている岩菅山方面。
夕景の一ノ瀬スキーバーン。
ナイター照明が点灯し始めました。
この夕景に配慮して17:00までリフトが運行してくれました。
新雪・深雪での内足主導練習は、ついつい両足を踏む荒っぽい滑りに終始して成果なし。
18:00から夕食でしたが、追加料理がタップリで食べすぎました。
その後にお風呂に行くとフロントで1月に開催されたツェルマットスキーのビデオが流されていました。
素晴らしい青空に恵まれたようで参加した皆さんが楽しそうに滑っています。
マッターホルンも鮮明に映っていて、ヘルンリ小屋からヘルンリ稜の尾根ルートを見ながら
34年前によくぞ登ったなあと懐かしく拝見しました。
来シーズンも12月にインスプルック、2月にフランス・トロアヴァレーが計画されているようです。
本日の滑走は、標高差:9883m、滑走距離:64km、乗車数:36本
2/12、今日も降雪が続いて新雪三昧、その後は深雪まみれになりました。
一ノ瀬の新雪ファーストトラックを楽しんだ後に、寺子屋経由でジャイアントに向かいます。
寺子屋の緩斜面では新雪でスキーが停止しました。
寺子屋リフトの力作、可愛いスキーネコです。
高天ケ原-東館山-ジャイアントで滑りましたが、心配していた日曜でもリフト待ちなしです。
小回り二本、中回り二本滑って戻ります。
西館山の大回転コースも両脇未整備の深雪バーンで荒っぽい滑りになりました。
西館山-高天ケ原-タンネの森を滑りながら時間調整して一ノ瀬に戻ります。
タンネの森は風が当たらずに居心地が良いですね。
この日は午後になっても降雪が続き、青空は現れません。
13:30に宿に引き上げて入浴、手早くパッキングしてスキーを終了。
内足主導トレーニングは気長に取り組みます。
本日の滑走は、標高差:7395m、滑走距離:49km、乗車数:31本
三日間合計で、標高差:27610m、滑走距離:179km、乗車数:110本
179kmも滑った訳ですが、いかにスキー場が空いていたかですね。
15:15にバスに乗車、雪が降り続く志賀高原から新宿に向かいます。
志賀高原の麓は晴れていました。
帰りのバスでの会話です。(事実です!)
「新雪は後傾で滑るんですよね」、
「いや前傾にならないと前に進まないですよ」、
「後傾になってスキーを浮かすと言いますが・・・」、
「それはマチガイ。ジャンプを見なさい。前傾してスキーを浮かしているでしょう。
ああいう風に前傾しないと新雪は滑れないです」、
「そうなんですか、前傾してスキーを浮かすんですね・・・」
この恐ろしい技術の元ネタは何でしょうか、気になるところです。
前傾できる人はいないと思いますが、この方の滑りを見てみたいです。
日曜渋滞を経て21:00に新宿駅に到着。
2.5泊、3日券付きで27,500円は本当に助かります。
いよいよ2/24、正指導員受験、3/10、準指導員受験が迫ってきました。
受験者の方は最後の仕上げに頑張っていることでしょう。
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