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今日はどこへ行こうかな 

ノルウェー・ソグネフィヨルド遊覧

2013年02月19日 | 旅行

世界三大フィヨルドの一つ、ノルウェーのソグネ・フィヨルドに向かっています。

2012/06/27、午後11時10分に日の入を撮影。

今夜の月は半月ですが、本当に明るい夜空です。

日の入りを撮影して部屋に戻り、就寝。

【2012/06/28、世界遺産・ソグネフィヨルド遊覧】

約4時間の睡眠を取って日の出を撮影。

複雑に入り組んだノルウェーの海岸線です
ソグネ・フィヨルドの入り口に近づいてきました。

ノルウェーの陸地から太陽が登ります。

朝4時10分の日の出。

沖合いのため強風と大揺れの船上から撮影し、
部屋に戻る途中、肩にかけたカメラが振られて階段の手摺に当りました。

伸びていたズームレンズが変形し、自動焦点、手振れ補正、ズーム機構が壊れました。
航海の目玉であるフィヨルド遊覧の日に一眼レフが壊れて最悪です。

予備にデジカメ二台を持参しましたが、一台は貸出中で残った古いデジカメでの撮影となりました。
*掲示板でカメラが壊れて困っているというマリアさんに連絡すると、若い男性が取りにきました。
名前を確認するとユースケサンタマリアが好きでマリアと名乗っているそうで、紛らわしい貸出話です

朝6時からデッキに出て、古いデジカメと壊れたズームレンズを18mmに固定して撮影開始。

 ソグネ・フィヨルドは、ノルウェー西部にあるフィヨルドである。
ノルウェー最大のフィヨルドであり、グリーンランドのスコルズビ湾に次ぐ世界で2番目に大きいフィヨルド。
入口はベルゲンから約72km北のソグン・オ・フィヨーラネ県にあり、内陸に203km離れた
Skjolden の町辺りまで伸びている。

 フィヨルド内の最も深い場所は内陸部にあり、その水深は1,308mに達する。
逆に入口付近はそこが土台のように盛り上がっており水深は100m程度である。
フィヨルドの幅は平均5kmほどであり、両岸は1000mを越える崖に囲まれている。

フィヨルド沿岸の町は、フェリーボートなどによって結ばれている。
主な町にはバレストランド、グドヴァンゲン、フロムなどがある。

波も無く快晴に恵まれて暖かな遊覧となりました。

フィヨルド内を走るフェリーボート。

心配した寒さ対策としてノルウェーやスウェーデンで買い込んだ防寒着を着用。

しかし、フィヨルド内は鏡のような穏やかさ。

峡谷の残雪も予想外に少ないようです。

地球温暖化の影響でしょうか。

この素晴らしい快晴と予想外の暖かさに乾杯!!!

空撮映像をBSテレビで見ましたが、海面からのフィヨルド観光とは別物です。

フィヨルド内に住む人達の集落。食料自給は可能でしょうか。

 フィヨルドを含む風景の美しさは世界的に観光客にもよく知られ、
観光業による収入がこの地方の大きな収入源になっている。

迫力ある見所は両岸に見られる無数の滝と断崖です。

フィヨルド内の貴重な緑の丘陵。

舗装道路を走る観光車両が見られました。

道路が造れない断崖ではフェリーボートに乗って移動するようです。

無数の沢や山頂には全て名前が付けられているのでしょうか。

スキー場もありそうですが、見つけられませんでした。

断崖でのロッククライミングも気になります。

豪快な水量の滝。

壊れたズームレンズのため、ピント合わせは運です。

古いデジカメでの撮影は途中で止めました。

4倍ズームでのピントがボケボケで使えません。
ズームアップ撮影を諦め、徐々に高度を増す両岸を広角18mmで撮影。

水量を見ると滝の上には相当の雪原が残っているようです。

小型船での観光が一番人気とのことで、多くの船とすれ違いました。

見た目の残雪は少ないが、滝の水量はタップリです。

日本の山とはスケール感がかなり違っているようです。

トレッキングや気球観光等で断崖の上も見たくなります。

また、夏季と冬季の違いも見てみたいところです

  

パン屑に大きなカモメが集まってきます。

遅く昼食会場に行ったら、パン類が無くなっていました。

皆さんがカモメの餌に持ち出した結果です。

仕方なくパン抜きの昼食となりました。

船上ではワインやドリンク、コーヒー等を臨時販売。

湖の様な広さから徐々に深い峡谷になりました。

今日は船首のデッキを開放しての観光です。

場所取りに苦労しながら撮影。

羊などの放牧も見られます。

滝や集落の近くで、キャンプを楽しんでいる人達がいます。

ソグネフィヨルドの支流のひとつ、ネーロイフィヨルドに入ります。

氷河に削られた固い岩盤は、崩落の恐れがないようです。 

氷河期に削られたままの荒々しい岸壁。

ネーロイ・フィヨルドの最奥にあるグドヴァンゲンの手前で船はUターン。
乗船したパイロットの指示で、大型船がやっと方向転換できる箇所になります。

 グドヴァンゲンはソグネ・フィヨルドの支流の一つであるネーロイ・フィヨルドに面しており、
壮大な風景で知られている。

私達の船の煙突から流れ出た煙が峡谷に漂っています。
ひとつの環境汚染源になり、申し訳ない気持ちになりました。

次の峡谷に入ってフロムに向かいます。

峡谷奥のフロムには例の豪華客船が停泊していました。

オーバーランドツアーでフロム鉄道に乗り、ここに宿泊していた人達が
我々の船が航行するのを見ていたそうです。

  

フロムからは観光路線として有名なフロム鉄道線が走っている。
この鉄道は20km離れたミュルダルに着くまでに864m上昇しており、世界一急な勾配とされている。

ソグネ・フィヨルドの峡谷はまだまだ枝分かれして奥に続いていますが、
私達はネーロイフィヨルドでUターンしての帰路となりました。

ネーロイ・フィヨルドは、ノルウェーのソグン・フィヨーラネ県アウルランドに位置するフィヨルドである。
ソグネ・フィヨルドの支流であり、長さは20km、幅は250mである。

2005年にネーロイ・フィヨルドは、西ノルウェーフィヨルド群 - ガイランゲルフィヨルドと
ネーロイフィヨルドとして世界遺産に登録された。

午後3時でさらに暖かくなり、日光浴しながらの観光になりました。

薄い虹が掛かっています。

 両岸で見かける断崖、流れ落ちる滝、集落、斜面の畑などの見所が続き、
雄大なスケールのフィヨルド遊覧を満悦しました。

のんびりと宿泊してもっと楽しみたい気持ちになります。

カヌーを漕いで楽しむ観光客も見かけました。

夕食後になるとデッキの人達が少なくなりました。
太陽に当り過ぎて皆さん疲れたようです。

三角錐の岩山を見た例の叔父さんがモンブランだと騒ぎます。
それならマッターホルンでしょうと私が言うと、マッターホルンを撮ったと見せ廻っています。

英会話講師の外人女性にも見せ歩いている行動的な叔父さんです。

フィヨルド航行のパイロットとお別れ。

  

午後8時30分頃に外洋に出ました。
のんびりと楽しめた12時間のフィヨルド遊覧でした。

ここでもフィヨルド観光の客船と遭遇。

  

今夜の日の入りになりました。

海底油田の掘削所が見えます。

夕日と海底油田堀削所

今日の日の入は午後11時18分。

 船内掲示板でキヤノンレンズを貸してくれる人を探そうと思いましたが、
夕食のテーブルで顔なじみさんと話していると「貸してあげる」と、あっさりと見つかりました。
デジカメで充分なので一眼レフを使っていないとのことで、これぞ天の助けです。感謝!!!!

しばらく白夜が続きますので、2~4時間の睡眠となりそうです。

寄港地でズームレンズを探しながら、借りたレンズで撮影を続けます。
次は3日後にアイスランド・レイキャビクに寄港します。


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