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今日はどこへ行こうかな 

快晴の野伏ガ岳

2012年04月23日 | 登山

5:30に起床、6:00に朝食。
素晴らしい快晴となり6:30に専用バスで登山口に出発。

【4/15、300名山:野伏ガ岳(のぶせがたけ)-1674m】

10分程の走行で登山口の白山中居神社-725mに到着。

ここは白山への旧参拝道で、15時間以上の道のりとなるため今は利用されていないようです。

大きな杉の下で出発準備。
日曜日の快晴を見込んでか、周辺には数十台の車が停車しています。

6:50に野伏カ岳に向けて長い林道歩きを開始。
橋を渡ると谷間の奥に白山が見えています。

残雪林道を2時間歩きましたが、猿ケ馬場山と違って固い踏み跡があり楽でした。

9:00に開けた広大な雪原-1100mに出ました。
開拓牧場の石碑があり、開拓された牧場跡のようです。

目前にパノラマ展望が広がり、左に野伏ガ岳、中央に薙刀山、その右奥には白山が望めます。

右の樹林帯から大勢の登山者が登ってきます。

別ルートがあるようで、格好いいテレマークスキーと、スノーシュウ、ワカンが多く
どうも登山靴は我々だけのようです。

平原に記された長い踏み跡を辿ります。
途中で薙刀山への踏み跡と別れ、我々は左側の野伏ガ岳の直登ルートに進みます。

 

野伏ガ岳への直登ルートに取り付きました。
先行者の踏み跡が続いており、昨日のようなラッセルの苦労はありません。

この山も積雪期に登る山で夏道は無いようです。

急斜面を登りきると山頂までの尾根ルートが見えてきました。

山頂間近になると数人のテレマークスキーヤーが滑走してきました。
周囲の登山者も注目して見ており、絵になりますね。

暑いくらいの日差しを浴びながら最後の急登を頑張ります。

雪庇に亀裂が数本走っていましたので相当な積雪量のようです。

今度は女性のテレマークスキーヤーです。

12:00に広い雪原の野伏ガ岳山頂-1674mに到着。
昨日と違って今日は素晴らしい天気と展望に恵まれました。

標識類は埋まっているため、白山を背景に300名山の登頂撮影。

御嶽山系の遠景です。

こちらは乗鞍山系の展望。

北アルプスの白い稜線です。

白山-別山方面が本当に良く見渡せました。
手前の尾根筋の白いピークが薙刀山です。

明日登る200名山の大日ガ岳-1709m。
明日まで晴れていてほしいところです。

快適な山頂でゆっくりと昼食後、アイゼンを装着して12:30に下山開始。

途中からガイドの許可を得て単独で雪面を駆け下りてみました。

落差と体重を使ってクロカンの要領で駆け降りると疲労も無く500mを下山できました。
野伏ガ岳はスキー滑走を楽しめる斜面に恵まれていますね。

直登ルートの急斜面では、サブガイドから列に戻るように言われて隊列の中に戻りました。
やはり、スリップ量を抑えて降りるため時間と脚力を使います。

下に沼地でしょうか、マムシのような川筋が目立ちました。

下りきると長い平原を歩いて林道終点まで戻ります。

途中で薙刀山からの多くの下山者と合流しましたが、人気のルートのようです。

林道終点で多くの登山者が登ってきた沢筋の樹林帯をチェックすると、踏み跡がありました。
14:40に踏み跡を辿って下りましたが、林道歩きの大幅な短縮になりました。

登りで2時間歩いた林道をショートカットのお蔭で1時間程で下り、
最後のコーナーを回って登山口が近づきました。

15:40にバスの待つ白山中居神社に帰着。

 12km、8時間の予定通りで約30,000歩の残雪歩きでした。
終日快晴に恵まれ、踏み跡を辿れたので快適な残雪登山となりました。

登りの林道ショートカットを使えていたらもっと楽に登れましたね。
明日は200名山の大日ガ岳-1709mに登ります。


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