なんくるないさぁ~だんな と わたし と SLE と

  12歳SLE発症。ループス腎炎Ⅳ型。
早発閉経で妊活強制終了。子なし人生の幸せ模索中。

初めての「よもぎ蒸し」

2016年10月31日 | 志織のあしあと
「よもぎ蒸し」に行ってみました。

前々から気にはなっていたのですが
なかなか重い腰が上がらず。

なんとな~くネットで探してみると
我が家の近場で結構あるyellow25

っていうか、県内にある「よもぎ蒸し」が
かなり我が家付近に集中している(笑)

これは行ってみないと思い、
ネットで色々探してみると。。。

個人でやっているお店で元看護師。
しかも不妊治療中というオーナーのブログを発見。
しかもかなり近場で車で10分くらい。

これは行ってみるしかないと
すぐに予約して行ってきました。

外人住宅が連なるうちの1件。
「よもぎ蒸し」とだけ書かれた小さな看板。
隠れ家的な可愛らしいおうち(^^)

ニャンコのお迎えを受けて店内へcat2

真っ裸になってケープをかぶり、
その姿はまさに「てるてる坊主」状態w

岩盤浴に慣れているので
多少の熱さは平気σ(・_・)

最初は余裕だったのですが
5分くらいすると…結構、熱いyellow25

まさにダイレクトに、
女性の部分に蒸気があたりますからね(^^;)

すぐに温度を下げてもらいましたase2

それからは不妊治療トーク(笑)

年齢も近い…かな?

LINEの出産報告とかが嫌とか。
券\人の妊娠ラッシュにイライラしちゃうとか。
やたら妊婦の姿が目につくとか。

互いに「わかる~わかるぅ~(><)」の連発w

おしゃべりしてる間にアッという間の30分。
おまけで5分延長してもらいましたw

もう汗がダ~ラダラです。
この短時間でこの発汗量は
岩盤浴以上かもしれないです。

オーナーさんは今は人工授精の段階。
そろそろ体外受精も考え始めてる感じ。

久しぶりに他者に対して
「この人が妊娠したら私も嬉しいだろうな」と
思えるような人に会えましたmeromero2

オーナーさんの人柄かな。

胚移植するまでの少しの間、
たぶん2~3回くらいになると思うけど
通ってみようと思います(^^)






不妊治療、仕事と両立

2016年10月30日 | 志織のあしあと
読売新聞の記事からの引用です。

不妊治療、仕事と両立へ制度創設…政府方針
 読売新聞 10月12日(水)6時17分配信

 政府が2017年度から、
仕事を続けながら不妊治療を受ける
従業員を支援するための制度創設に
乗り出すことが分かった。

現在の不妊治療に対する助成制度だけでなく、
治療と仕事の両立に向けた企業支援の枠組みを創設し、
女性の社会進出を阻害する要因を取り除きたい考えだ。

頻繁な通院が必要な不妊治療は仕事との両立が難しく、
従業員が退職を余儀なくされるケースが少なくない。
政府は新たな制度を、安倍内閣が掲げる「働き方改革」に
位置づけたい考えだ。
 
 17年度は企業や従業員を対象に、
不妊治療に関する初の本格的な実態調査を実施し、
両立に向けた課題を洗い出す。

18年度以降、不妊治療に利用しやすい勤務体系や
休暇制度などの両立支援の枠組みを策定し、
導入した企業に対する支援制度などを創設する方針だ。』


σ(・_・)当事者としては
不妊治療について周りの理解が
得られやすくなるのは大歓迎。

・・・・もう遅いけどねyellow3

「頻繁な通院が必要な不妊治療は
 仕事との両立が難しく、・・・・」

先の予定がわからないから
急に休む必要があるのは事実です。

でもそれだけじゃぁないのよ。
と、声を大にして言いたい(笑)

もちろん、周りの理解を得るための制度を
創設することは必要不可欠だと思います。

でも仕事を続けられない理由で
精神的な辛さ
かなり大きなウェイトを占めてると思います。

私はそうでしたyellow13

私の職場は仕事の面では
かなり優遇して貰えていました。

まぁ~元々σ(・_・)はSLEの受診のために
月1は確実に休んでましたから、
休むことに抵抗は無かったんですけどyellow12

でもさすがに採卵のための注射や
急に「明日の午後休みます」とか
治療のために頻繁に休んだ時は
「主任が『志織さん大丈夫かなぁ』って心配してたよ」
と上司に言われましたけど。

…あれは仕事での私の立場は
「大丈夫?」の意味だったのか
それとも私の体調を気にしての
「大丈夫?」だったのかは不明ですが(==)

不妊治療休暇なんてものがあったとして、
その休暇を消化しても
子どもが授からなかったら…?

周りには秘密にしている人、
秘密にしたいって人もいるんです。

だって万が一授からなかった時に
不妊治療をしていることを知っている人たちの前で
どんな顔で仕事していいのかわからないから。

私が気にし過ぎなのかもしれないけど。

だから、ただただ我慢するしかない。
耐えるしかないんです。

そして身も心もボロボロになるんですyellow13

不妊治療のゴールは妊娠・出産だとするならば
それまでずっと企業は一個人に配慮し続ける?
年齢制限を設ける?期間を決める?

いったいどんな制度を作ればいいのか?と
問われてもわかりません。。。

難しいですね。

自然妊娠して。
産休・育休をとって。
職場復帰する。

そんな「普通」が羨ましい。



選んだ方が正しい選択として努力するしかない

2016年10月28日 | 志織のあしあと
朝から怠さMAXですyellow6

インフルエンザの予防接種のせいだと思われますase

毎年のことながら
予防接種のワクチンでインフルエンザに
なっちゃんたんじゃないかと思うくらいyellow25

まだ発熱していないだけマシかも(--;

予防接種を打っているので
原因がよくわからなくて混乱中ですが。

起床時になんだか
顔が浮腫んでいる気がしてなりませんase

妊活OKは貰ったものの
自分の体調が不安で不安で仕方ない(^^;

自分の感覚として
「eGFRが70以下になると浮腫み感が出る」
そんな感じがします。。。

eGFRは60以上であれば
腎機能区分で言えばG2の軽度低下。

これ以上は下がらないようにase2

昨日、職場に「退職の方向へ」と電話してから
「働く」ということについて
色々と考えてしまいましたase2

以前、休職し始めた時に
お坊さんに相談できるサイト
「hasunoha」(ハスノハ)
悩みを相談したことがあります。

厚労省が行っている
「働く人のこころの耳メール相談」にも
相談したことがあります。

もちろん明確な答えが返ってくることは
期待はしていませんでしたyellow25
(この辺は職業病?w)

だからわかっていました。
自分で答えを出すしかないということを。

ただ誰かに話したかった。
誰でもいいから気持ちを聞いて欲しかった。

根管処置の再治療で「抜いた方がいい」と
ハッキリ言ってくれた時みたいに
「仕事なんて辞めてしまえ」って
すぐに誰かがそう言ってくれたら
どれだけラクだっただろうと思います(笑)

「hasunoha」で解答してくれた住職の中に
とてもココロに響く解答がありました。

「後悔しない選択って
  人生ではなかなかありません。

 どんなものでも100対0はないのです。

 必ずメリット・デメリットがあります。

 たとえデメリットが1でもそこを見てしまえば
 後悔してしまいます。

 また、メリットが大きい方が
 正しい選択でもありません。

 たとえメリットが1でもそこを見れば
 成功ともいえます。
 
 自分の生き方を考えて
 メリットを選択するしかありません。

 そして選んだ方が正しい選択として
 まずは努力することです。」


あぁ~スゴイなと思いましたw

全く後悔のない人生なんて無い。

どの選択をしたとしても
悲しみも苦しみもあるし。
喜びも楽しみもある。

様々な事象に遭遇したときに
自分がどう感じるのか。

どう行動するのかで
「正しい選択」にも「間違った選択」にもなる。

旦那に仕事で悩んでいることを話した時に
「自信が無いなら辞めていいんじゃない?」
とアッサリ言われましたyellow25

結局は自分の考え方次第。

気持ちひとつで~symbol7
新しい扉が開けるんだろうな~symbol7
(B'z:National Holiday)




未来があるから変化する

2016年10月27日 | 志織のあしあと
診察のあとにインフルエンザの予防接種も接種。

患者も多くて相変わらず騒々しいMy病院。

近隣のかかりつけ医に
うまく分散したのかと思ったけど
週によって患者数が違うってことかなyellow25

会計を待っている時に
とても懐かしい名前を耳にしました。

私が幼稚園の時に同じ組だった
ダウン症の子の名前。

思わず振り向いて確認してしまいました。

そこにはダウン症の特徴をした顔立ちの
男性が大人しくソファーに座ってて。

向こうから何となく見覚えのある
年老いた母親らしき女性が男性に駆け寄り
「待っててよ(^^)」と声をかけました。

あ、やっぱり「○~○~(呼び名)だ」と。

まだ幼稚園の頃の話です。

何故かその子は私に懐いてて。

私の姿を見つけると、
笑顔で後ろを追ってくるような子でした。

ある日、靴箱で左右反対に靴を履こうとする彼に
「靴が逆だよ(^^)」と直してあげました。

すると「ありがとっ」と
ほっぺにチュウをされました。

ファーストほっぺにチュウです(笑)
(両親とか親族は除いてねw)
 
その光景を先生に見られてて
「志織さんは優しいから(^^)」
と言われたのをハッキリ覚えています。

もちろん当時の私は
「ダウン症」という障害を知る由もなく。

ただ「この子はみんなとちょっと違うんだ。」
というのはわかったし。

「守らなきゃいけない存在なんだ。
 助けなきゃいけない存在なんだ」
そんな風に思っていた記憶があります。

「守らなきゃいけない」なんて
おこがましいことですが

たぶん彼との出会いによって
「障害」とか「福祉」というものを
何かしら感じとっていたと思うんですよね。

小学校にあがると、
彼は学校内の特殊学級に通うようになり、
毎日会うことは無くなりました。

でも私の姿を見つけると遠くからでも
あの笑顔で手を振ってくれました。

大人になった彼の姿を見た時、
母緒に見せたあの笑顔を見た時、

あぁ~みんな頑張って生きてるんだよね…と。

なんだろう。

なんだかとても励まされた気がしました(^^)

そんな出来事の直前に
ネットで話題になっているという漫画を
スマホで見つけて読んでいました。

「過労自殺
 『死ぬくらいなら辞めればいい』ができない理由」

電通の新入社員が過労自殺した問題を受けて、
ある女性イラストレータ-が描いた漫画。

私は過労自殺してしまった彼女や
この漫画のようにまでは
追い詰められてはいないかもしれないけど。

とても共感できる部分が多々あって

「でも…でも…」と何度も繰り返す
その漫画の一コマは、まさに私と同じでした。

もう私の心は決まっていました。

家に帰ってから
職場に電話しました。

「不妊治療を優先したいので
 退職にむけて調整お願いします」
と。

今、職場復帰して無理してしまって
ほんとに子どもを諦めざるを得なくなったら。

私は一生後悔すると思います。

不妊治療を始めると決めた時。
退職するかどうか迷って
結局、退職せずに頑張ったけど
流産してしまって…。

後悔の念に駆られてきた日々。

もう同じことは繰り返さない。

電話を切った後は
ほんっっとにスッキリしました。

「肩の荷が下りた」ってコレか?って感じw

ずっとムカムカして気持ち悪かったのに
急にお腹も空いてきました。
身体は正直ですねw

…おまけを言えば。

育休から早期復帰した理由を上司に問うと
ただいま3人目を妊娠中で
2月からまた産休に入るらしいです。

「あ、やっぱりもう戻りたくないわぁ」
ってサクッと思いましたyellow25
また妊婦のいる職場は今は耐えられません。

でも「おめでとうございます!」と
ウソ偽りない気持ちで言えたし、
退職についても笑いを含めながら
明るく話せた自分が意外でしたw

もう迷いません




  


そしてスタートラインに立つ

2016年10月27日 | 志織のあしあと
結局、昨日は上司と電話できませんでしたyellow25

上司さんは早々に育休を切り上げて
既に復帰しているそうです。

そして私と電話する時間が確保できないほど
我が職場の忙しさは増しているようです(^^;

…もう働けるんだyellow13
…そんなに忙しいんだyellow7

色んな感情が複雑に交差します。。。

「電話できる時にメールください。
 こちらから電話します。」と
メッセージを送って連絡待ちです。

そして今日はSLEの診察日です。

先週にプレを10㎎に増量して
体調はどうなのかの確認です。

検査結果を先週と比べると

クレアチニン:0.82 right 0.79
Alb:1.7 right 1.4
eGFR:63.2 right 65.8

C3:68 right 60
C4:11 right 9

蛋白半定量:(3+)600 right(3+)300
潜血反応:(2+)0.2 right (2+)0.2

1週間で血液検査や尿検査の数値が
劇的に変化するとは思わないので
この結果は想定内。

悪くなっていなければ良しです(^^)

それに尿検査は前回は生理直前ということになるし
今回は生理直後になってしまったので
正確な結果とは言い難いase2

でもほんの僅かながらにも
クレアチニンやeGFR、蛋白半定量が
良くなりつつある(?)のが救いです。

湿疹も消失。体温は36.8℃。

先々週の体調不良はなんだったんだ?
ってくらい今は元気です。
仕事の件でのメンタル的なこと以外は…(^^;)

プレは10㎎維持で
様子を見ていくことになりました。

そして気になる不妊治療の件。

主治医「すすめていきましょうか(^^)」

ということになりましたniko

待ちに待った不妊治療再開OKの言葉。
この瞬間をココロ待ちにしていたのに。

想像していた瞬間とは程遠い、
大きな不安を抱えたスタートライン

でも90%くらいの不安の中にも

「先日、不妊外来に行って良かった。

 今周期を無駄にせずに済んでよかった。

 やっと堂々と通えるんだ!」と

喜んでいる自分がいます。

この喜びを大きく育てていきます(^^)