なんくるないさぁ~だんな と わたし と SLE と

  12歳SLE発症。ループス腎炎Ⅳ型。
早発閉経で妊活強制終了。子なし人生の幸せ模索中。

最後の診察日

2016年04月07日 | 志織のあしあと
SLEの診察日でした。

今日も順番取りのために早朝から病院へ。
まだNsも受付の人も来てません。
でも既に患者は私を含め20人くらい待機。

旦那には今日も仕事を休んでもらって
診察に付き添ってもらいました。

今の主治医は今日で最後なので。

主治医が変わるのはスゴク不安です。。。
特に今の主治医はCNS発症した時から
ずっとお世話になっていた主治医。

つまりは私が1番酷い状態の時を診ています。

My病院で働いてた時は主治医が相談室の室長だったので
職場仲間でもあり。(My病院は「上司」とか「部下」の壁はありません)
忘年会や新年会とか数々のイベントでは
患者と医者の壁を越えて(?)ビールで乾杯したりw

私らの結婚披露宴にも出席してくれました。

σ(・_・)披露宴前まであまり病状も良くなかったので
「『どうなるかと思ったけどホント良かったよ(^^)』って
 ○○先生、とっても喜んでたよ~(^^)」と
主治医と同テーブルにした職場の上司が教えてくれた時は
なんだか主治医孝行(?)できたみたいで嬉しかったな~

それで気になる検査結果。※()内は正常値

ALB(3.6-5.5):2.1
U-クレアチニン:129
C3(86-160):69
C4(17-45):18
eGFR(90以上):82.1

尿蛋白半定量:(++)200
尿蛋白定量:196

DS-DNAIG(12以下):29.1
※DS-DNAIGは前回の採血時の数値

クレアチニン比:1.51


クレアチニン比が今までと比べて良くなってきているので
セルセプトが効き始めてるんじゃないかと。
確かに今までは「3.0以上」はあったからねぇ(==)

σ(・・)「こんなに蛋白尿が続いてて大丈夫なんですかね?
    前回の診察の時に代診の◎◎先生に
    ‛腎生検してもいいかも…’って脅されたんですけど(笑)」
主治医「ん~~・・・腎生検??腎生検してもねぇ~
    腎生検してパルスって…‥要らないんじゃないかなぁ。
    セルセプト効いてきてるみたいだし。」

セルセプトはかな~りゆっくり効いてくるらしいです。
幸運にも下痢などの副作用も無いので
そのまま飲み続けて様子を見ることになりました。

まぁ~ホッとしたような。そうでもないようなw
何だか複雑なんですよね(^^;)
 
セルセプトは昨年の9月に飲み始めました。
今回の検査結果がセルセプトの薬効だとして
効果がでるまでに約半年か…これは遅い??早い??? 

休職してからもうすぐ1年になるので
セルセプトも1年近く飲んでいる気がしていましたが。
そうでも無いんですね。

病院に居る時は
「こんなに時間がかかるなんて。
 いつになったら妊活再開できるんだろう…」って
ちょっと一瞬、途方に暮れる感覚に陥りましたが。

家に帰ってから、落ち着いて指折り数えてみると
半年で薬効がでるのはもしかして早い方かも??
なんて気もしますね(^^)

「そっか~」「ですよね~」なんて
いつもののほほ~ん とした診察が進む中、

旦那「最近、とっても体調悪そうな時があるみたいですけど
   大丈夫なんですかね?」

突然カットインしてきた旦那yellow25

主治医「そうなの?」
σ(・・)「ま~そうですねぇ。波がありますね。
    ダルイ時はもう午前とかダウンして寝てます(^^;)」
主治医「検査結果からはSLEの病気自体は
    悪くなってないみたいだから大丈夫じゃないかな(^^)」

・・・ということですyellow16

そして話はいよい次からの診察について。
主治医「それで実は僕はもう退職してるんだよね~」
σ(^^)「えぇ~もちろんご存じですよ(笑)」
主治医「次からは☆☆先生が診てもらうことにするからさ…」
σ(^^)「おぉ。ご子息でw」

良かったぁ~niko
☆☆先生で良かったぁ~~~(><)


実はその先生は主治医の息子さんですw
もちろん私も知ってる先生。
知ってるも何もレジデント時代から知ってます。

経験年数からすればちょっと頼り無いかもしれないけど。
My病院はグループ診療なのでその辺は大丈夫でしょう。

☆☆先生は人柄も良くて職員にも人気です。
雰囲気は今の主治医と似てるかもしれないw

なにより安心なのはbackには今の主治医がいるw
今の主治医とも繋がっているってことだしねgood
   
患者を持つようになった☆☆先生を知らないので
ホントに大丈夫かはわからないけどyellow25
今の主治医同様に私は何でも言える先生です

診察というシリアスな場面でも、患者側はフランクに何でも言えて
Dr側はお高くとまらずに、ちゃんと考えて応えてくれる。

この先の長い長ぁ~い付き合いになるであろう主治医。
私にとってはそういう関係がホントあり難いんですよね。

とりあえずホッとしました。

前回の診察から今ままでの生活を振り返ると
やっぱり休むのが1番なんだろなぁ~と痛感します。
    
この1カ月半はダルイって感じていたのもあるけど
横にっていることが多かった気がします
旦那は今回の検査結果が良くなっていたことに
「悪くなってなくて良かったね~♪」と喜んで
休みの日はドコに行こうかとワクワクしているようですがw

決して良くなったわけじゃないからねyellow22
もし「悪い度レベル」の「上中下」があるのなら
‛上’が‛中’になったくらいの程度ですよ

患者嫁の夫としては、まだまだ未熟なんだから…

せっかく良くなる兆しが見えてきたんだから。
焦らず、焦らず、とにかく焦らずに。
グータラ主婦のダメ人間になるように頑張らないと 
頑張るってのも変か~yellow25

診察の最後には
「今までありがとうございました」
旦那と一緒に感謝の言葉を。

すると主治医がボソッと一言。
主治医「しばらく病院にいるんだけどね…」
・・・・なんじゃそりゃ(笑)

でもホントにホントにお世話になりました。
もしかしたら先生じゃなかったら
私はココに生きてないかもしれないしね。
そしたら旦那とも出会えていないかもしれない。

出会いと別れは不思議なものです。
生きている限りは無駄な出会いは何ひとつ無いんですって。
これからも生きていかなきゃね。