あなたにも、絶対にお読みになっていただきたい。周囲への気遣いで、体育会の女子大学生の方に学ばせていただいたこと。
2017年07月27日 07時57分48秒
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おの整骨院は
現在、開業して13年目。
患者さんの数だけ・・・・ではなく
治療という行為と、同じくらいの数の
エピソードや、人間ドラマがあります。
これは、決して過言ではないと思います。
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ぜひとも、あなたにも聞いてもらいたいお話があります。
ご本人から、ご許可は頂戴(ちょうだい)しています。
3年前のお話です。
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おの整骨院の所在地は
東武伊勢崎線:北越谷駅の西口。
徒歩で3分程度の場所にあります。
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ご存知の方も多いと思いますが
こちらは
【文教大学越谷キャンパス】の
最寄駅(もよりえき)です。
http://www.koshigaya.bunkyo.ac.jp/
必然的に、患者様の中での
文教大学の学生さんの割合は、とても多くなります。
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★おの整骨院の特色★
≪外傷≫:骨折・脱臼・肉離れ・打撲・捻挫に特化している。
患者様の割合的に
体育会の部活動に在籍する学生の方が多いのは
そういう特色を、ご理解いただいているのでしょう。
「頑張ってるな~!!」
そう思わせる部活動も、非常に多いです。
その中でも、女子サッカー部。
まだ発展途上ながら、勢いがあります。
向上の勢いと新鮮さを匂わせる
良い雰囲気の彼女たちです。
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ゴールキーパーであった、3年生の女生徒の方が
来院した時のエピソードです。
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上肢の負傷で、彼女はご来院されました。
プレーには、かなりの支障がある状態。
いつも、こういう際は
悩みます。
強く悩み
深く悩み
逡巡(しゅんじゅん:めぐり巡ってという意味)して、なおかつ
悩みます。
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▲医療人としての倫理:無理させたくない。させるべきでない。させるのは間違いである。
▲競技者心理への理解を持つ自分自身(小野卓弥)の心の中で
『上級生でもあるし・・・・「出たい」という心理にも応えたい・・・』
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・・・で、彼女は・・・・
≪大会に出たい≫
明確な、真っ直ぐな瞳でした。
トレーニング・スケジュールを指導させていただき
その内容のチェックなどを毎日おこない
大会当日をむかえました。
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早朝、おの整骨院にご来院いただき
しっかりとテーピングさせていただきました。
本当に、しっかりと、ていねいに
彼女のサッカー・競技に対する真剣な思いに、100%応えるという気魄(きはく)で
私も、テーピングさせていただきました。
『頑張ってね!』
という私の声に、笑顔で応える彼女。
『行ってきます^^!』
と、元気に、本当に爽やかな笑顔で。
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しかし、後日に私が聞いた話は・・・
驚くべきものでした。
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なんと!!
彼女は試合には出ていなかったのです!
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しかも
【当日に決まった】
などではなく
負傷と無関係に、
【試合に出ないコトは決まっていた】
のです。
どういう状況か、あなたはご理解いただけますでしょうか????
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日本代表でも
学校
クラブでも良い
思い浮かべてください。
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ゴールキーパーは、通常は3人、選び出します。
大会への帯同などでも
不意のアクシデント・負傷に備えて、3人選出します。
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第3ゴールキーパーは
100%に限りなく近い確率で
試合には出ません。
しかし、第3ゴールキーパーの役割は、非常に重要です。
試合に出ないメンバーの中でも、特殊な立ち位置であり
極めて重要です。
そこに難しさもあり、チームの成績にも
もの凄く影響を与える可能性が強いです。
他のチームメートを鼓舞して、プレーヤーの立場からアドバイスを与えたり
監督・コーチに情報を提供する
本当に重要な役目でもあるのです。
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◆【内部】の人間であるプレーヤーとしての目。
◆【外部】から冷静な視点から、アドバイス等を行う
ハンドラ―(アドバイザー・トレーナー・指導・調教をする者の総称)の役割。
とても・・とても難しい役割です。
おの整骨院で治療をしている彼女も、同様の立場でした。
サッカーをお知りの方なら・・・分かるでしょう。
ゴールキーパーは、よほどのことが無ければ
交代はありません。
何かが起こっても、第2ゴールキーパーの出場で
用は済んでしまい
そもそも、第3ゴールキーパーをベンチ登録しないことがほとんどです。
(ルール上も、その様になっている大会がほとんどです)
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『控え』を命ぜられた選手が・・・
しかも『出番』の期待が限りなく少ないポジションであれば・・・
彼女の心理状態と人間性に、心から敬意を表さずにはいられません。
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彼女は、本当に、チームのために
万全に練習をこなし、ケアをして
当日もしっかりとテーピングをして、
戦っていたんです。
チームとして、フィールドの仲間と一緒に。
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本当に感動しました。
心から感動しました。
文教大学は、体育系の大学ではありません。
講義数の、とても多い学校でもあり
そこが特色でもあります。
そんな中で、色々な事情をやりくりしながら
活動を続けている生徒の方々がほとんどなんです。
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このような厳しい状況の中で
自分の好きなことに対して
しっかりした意識を持って物事に臨んでいる若い方が
多くいらっしゃるのです。
こんな素晴らしい、若い方々がいるんです。
今どきの若いヒト・・・などという
揶揄(やゆ)を言うのは
ご自分が、年を取った存在である証拠です。
私たちは、年齢など関係無く
素晴らしい方々からは、多くのことを学ばせていただく
姿勢がなければいけません。
それ無しには成長などありません。
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感動をいただきました。
学ばせてもらいました。
この女子サッカー部員の方に。
これ、3年前の話です。
彼女は、現在は教員として、日夜がんばっています。
この素晴らしき若き先生に
薫陶(くんとう:人徳ある人物から影響を受け、人格が磨きあげられること)
を受けた生徒さんは
きっと、また素晴らしい影響を、周囲と未来に
燦燦(さんさん)と降り注がせることでしょう。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
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▲▲▲一般的に診療・治療と呼ばれている行為は
柔道整復師が行なう分野としては
療養行為というものとして
国家が定めています。
ここでは、一般の方々に分かりやすいように
治療・診療という言葉も使用します
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