
展望デッキを目の当たりにして、いままでの景色とは違うと感じた。〔Am9:16〕
「ぜったい、そこにある」と、思った。

急いで、階段を登っていくと。

展望デッキの配置図があった。
「この先にある
」

「あった
」
縄文杉が目の前に大きくその姿を、君臨していた。〔Am9:17 標高1310m〕
あきらめていただけに、本当に嬉しかった。
しばらく、縄文杉を眺めていた。
良く見ると、霧がかかっていて、ボヤけて見えた。

デッキは広いが、大きな縄文杉を色々な角度から撮影するには、狭く感じる。

霧が少し晴れてきた。
「やっぱり、縄文杉は大きい」
途中で、やめなくて良かったと思った。
木を見てると、「自分がいかにちっぽけな存在か」と思えた。
そして、なんだか、心が洗われたような気がした。
そもそも、「縄文杉」は縄文時代からある杉ではない。
1966年5月、上屋久町小杉谷の標高1300メートル地点で、樹高30m、根廻り43mの縄文杉が発見された。
発見された当時は、発見者(岩川さん)の名前をとって大岩杉と呼ばれていたが、取材した新聞記者が縄文土器の火焔土器に似ているということからこの名前を付けたと言われている。
推定樹齢は7200年、世界最古の植物ともいわれているが、あくまで推定樹齢で、確かなことはわからない。

大きくて、広角28mmでも入らない。
上の部分は、別に撮影した。

根元は、保護されている。
ここに、侵入すると、防犯カメラで撮影される仕組みになっていた。
気持ちも落ち着いたので、付近でお弁当を食べて、帰ることにした。
〔Am9:42 休憩 0:25〕

帰り道は登ってくる方が多く、横に避けて待機するので、結構時間がかかり疲れた。
それに、すれ違う方全員に「こんにちは」と、あいさつをするのが大変だった。

無事、山道が終わった。
そして、「大株歩道入口」に着いた。〔Am11:09 標高930m〕
ここから、苦手な「トロッコ軌道(線路)」になる。
さらに、雨が降ってきた。
一つの考えが浮かんだ。
「走って帰ろう。約8Kmなら行ける」
そう思って、Tシャツのまま、リックを締め走った。

途中から、ドシャ降りになった。
ビニール傘を45度に傾け、そのまま走り続けた。
途中、何度かバランスを崩し、転倒しそうになりながら、なんとか「荒川登山口」に着いた。〔Pm0:20〕

公衆トイレの外ベンチで着替え、同行したメンバーを待った。
一人、雨模様をボーっと見てると、目の前を見たことが無い白いカニが現れ、カニ歩きで消えていった。

ゆっくりとした時間。雨音しか聞こえない。でも、不思議と心地よかった
~その5~へ続く

「ぜったい、そこにある」と、思った。


急いで、階段を登っていくと。


展望デッキの配置図があった。
「この先にある


「あった

縄文杉が目の前に大きくその姿を、君臨していた。〔Am9:17 標高1310m〕
あきらめていただけに、本当に嬉しかった。

しばらく、縄文杉を眺めていた。
良く見ると、霧がかかっていて、ボヤけて見えた。

デッキは広いが、大きな縄文杉を色々な角度から撮影するには、狭く感じる。

霧が少し晴れてきた。
「やっぱり、縄文杉は大きい」
途中で、やめなくて良かったと思った。
木を見てると、「自分がいかにちっぽけな存在か」と思えた。
そして、なんだか、心が洗われたような気がした。

1966年5月、上屋久町小杉谷の標高1300メートル地点で、樹高30m、根廻り43mの縄文杉が発見された。
発見された当時は、発見者(岩川さん)の名前をとって大岩杉と呼ばれていたが、取材した新聞記者が縄文土器の火焔土器に似ているということからこの名前を付けたと言われている。
推定樹齢は7200年、世界最古の植物ともいわれているが、あくまで推定樹齢で、確かなことはわからない。

大きくて、広角28mmでも入らない。
上の部分は、別に撮影した。


根元は、保護されている。
ここに、侵入すると、防犯カメラで撮影される仕組みになっていた。
気持ちも落ち着いたので、付近でお弁当を食べて、帰ることにした。
〔Am9:42 休憩 0:25〕

帰り道は登ってくる方が多く、横に避けて待機するので、結構時間がかかり疲れた。
それに、すれ違う方全員に「こんにちは」と、あいさつをするのが大変だった。

無事、山道が終わった。
そして、「大株歩道入口」に着いた。〔Am11:09 標高930m〕
ここから、苦手な「トロッコ軌道(線路)」になる。

一つの考えが浮かんだ。

「走って帰ろう。約8Kmなら行ける」

そう思って、Tシャツのまま、リックを締め走った。






ビニール傘を45度に傾け、そのまま走り続けた。
途中、何度かバランスを崩し、転倒しそうになりながら、なんとか「荒川登山口」に着いた。〔Pm0:20〕

公衆トイレの外ベンチで着替え、同行したメンバーを待った。
一人、雨模様をボーっと見てると、目の前を見たことが無い白いカニが現れ、カニ歩きで消えていった。



~その5~へ続く


雨の中どうなるかと思いましたが、本当に縄文杉が見られて良かったですね。
何回、あきらめようと思ったことか・・・
良い思い出になったと思います。
今回、ケンタロくんに助けられました。
一緒にゆっくり歩いてくれたから、縄文杉が見られました。
本当に、ありがとう。
気が付くと、遅いと思っていたが、歩くの普通だったね。
返って早かったのかもしれない。
次回もし行くことがあったら、2泊して、ガイドさんをお願いして、足元ばかり見ずに、景色をゆっくりみながら歩きたいですね。
その時は、一緒に行きましょう。