秋たけなわとも言えるこの時期、先日は親戚の結婚式があり、出雲大社に向かった。
近頃、晴天の日もあるが雨も度々降るのですっきりとした晴れの日は少ない。
幸いにして、この日は、朝から何の心配もない快晴に恵まれ、
結婚式らしい素晴らしい一日であった。
出雲大社は縁結びの神様として全国に知られている。
いま、修復お披露目されている神社は、オオクニヌシの時代から祭祀を務めてきた
アマテラス大神を租霊に持つ千家氏の祭殿である。
ここに取り上げる話題は、秋になって本殿屋根が完成して参詣者にお披露目されているが
あの高く大きく本殿を持つ社殿ではない。
出雲大社の本殿東に、川を挟んでもう一つの神社がある。
ここは、出雲地方では、「北島さん」といわれ、オオクニヌシの本流の祭祀であるという人が多い。
であるから、出雲の人は結婚式となるとこの「北島殿」にお願いする場合が多い。
もう一言付け加えると、この「北島殿」が本流とされる理由は
中世の平安か鎌倉の時代に、神代の昔から祭祀を務めてきた国造家に後継ぎ
のトラブルがあり、千家家と北島家が別々に祭祀をしているとされる。
この度の結婚式もこの本家とも言える北島家の社殿で行われた。
社殿は大きくはないが結婚式には雰囲気の良い境内庭園もあり、おごそかと
言う言葉ピッタリする式場である。
式の始まる前、社殿の左庭奥に小宮さんが三つ並んでいる。
ここへお参りをした。
この小宮の真ん中の社殿が「天穂日命」を祭る社殿である。
「天穂日命」というのは古事記に記されたアマテラス大神の命でオオクニヌシの
もとに出雲の国を譲れと使いに派遣されたのが「天穂日命」である。
「天穂日命」はオオクニヌシのもとに国譲り交渉にきたがオオクニヌシと
仲良くしてアマテラス大神のもとに帰らなかったとされる。
そうしたことから出雲大社は柔和な交渉のうまさから縁結びの神とされただろうか。
「天穂日命」にお参りしたのは、この度の結婚に至った良縁がここに始まったというのだ。
新郎は40歳あまり。
長年待ち望んできた結婚である。
数年前、知人からこの神社に熱心にお参りして良縁をお願いすると
必ず願いがかなうと父親は聞かされていたそうだ。
以来、5~6回のお参りをされたように聞く。
知人のアドバイスが現実の良縁につながったと聞かされた。
嫁がない、娘が結婚する気がないそんな悩みをお持ちの方はお参りして見ては!
近頃、晴天の日もあるが雨も度々降るのですっきりとした晴れの日は少ない。
幸いにして、この日は、朝から何の心配もない快晴に恵まれ、
結婚式らしい素晴らしい一日であった。
出雲大社は縁結びの神様として全国に知られている。
いま、修復お披露目されている神社は、オオクニヌシの時代から祭祀を務めてきた
アマテラス大神を租霊に持つ千家氏の祭殿である。
ここに取り上げる話題は、秋になって本殿屋根が完成して参詣者にお披露目されているが
あの高く大きく本殿を持つ社殿ではない。
出雲大社の本殿東に、川を挟んでもう一つの神社がある。
ここは、出雲地方では、「北島さん」といわれ、オオクニヌシの本流の祭祀であるという人が多い。
であるから、出雲の人は結婚式となるとこの「北島殿」にお願いする場合が多い。
もう一言付け加えると、この「北島殿」が本流とされる理由は
中世の平安か鎌倉の時代に、神代の昔から祭祀を務めてきた国造家に後継ぎ
のトラブルがあり、千家家と北島家が別々に祭祀をしているとされる。
この度の結婚式もこの本家とも言える北島家の社殿で行われた。
社殿は大きくはないが結婚式には雰囲気の良い境内庭園もあり、おごそかと
言う言葉ピッタリする式場である。
式の始まる前、社殿の左庭奥に小宮さんが三つ並んでいる。
ここへお参りをした。
この小宮の真ん中の社殿が「天穂日命」を祭る社殿である。
「天穂日命」というのは古事記に記されたアマテラス大神の命でオオクニヌシの
もとに出雲の国を譲れと使いに派遣されたのが「天穂日命」である。
「天穂日命」はオオクニヌシのもとに国譲り交渉にきたがオオクニヌシと
仲良くしてアマテラス大神のもとに帰らなかったとされる。
そうしたことから出雲大社は柔和な交渉のうまさから縁結びの神とされただろうか。
「天穂日命」にお参りしたのは、この度の結婚に至った良縁がここに始まったというのだ。
新郎は40歳あまり。
長年待ち望んできた結婚である。
数年前、知人からこの神社に熱心にお参りして良縁をお願いすると
必ず願いがかなうと父親は聞かされていたそうだ。
以来、5~6回のお参りをされたように聞く。
知人のアドバイスが現実の良縁につながったと聞かされた。
嫁がない、娘が結婚する気がないそんな悩みをお持ちの方はお参りして見ては!