子供達の予定を考え、皆の1番都合のよい日に集まってもらい
お墓を綺麗に洗って、今までの平穏を感謝して、これからの平穏をたタップリお願いいたしました。
こうして家族で先祖のお墓に向って合掌していると思い出す言葉があるのです。
遠い昔、小学校4年生の頃読んだ<一休禅師物語>の中の一説です。
内容は不確かかもしれませんが、
臨済宗の檀家のお金持ちにお正月に
”家宝にするので一句詠んで欲しい”といわれ
<親死に、子死に、孫死ぬ、>と、読んだのですが、
当然其の金持ちの檀家は、死、死、死、とは何だと
烈火のごとく怒こりました。
禅師曰く <順番通り死ぬという事は当然のようでとても難しい。
世の中は思い通りには行かないものだ、
順番どおりということはとてもおめでたい事だ>
と諭したそうです。
順番通りに死ななかった家族が一概に不幸とは限りませんが、
順番どおりだと家族の皆が”長寿”である事はたしかですね。
実家の母も今卆儒です。口癖のように、<親より早く逝くのが1番の親不孝>と言っております。
お墓参りをしている子達の後姿を見ながらこのことを思い出しておりました。
花のタイル画を作ってみました。
蓮、鶏頭、セッコク、オンシジューム、ラムジーイヤー、の花達です。 | |||
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