故郷大分に戻ると必ず寄るところが此処「富貴寺」である。
本尊は阿弥陀如来。国宝の富貴寺大堂(おおどう)は
数少ない平安建築のひとつとして貴重な存在である(ウィキペディアより)
駐車場から路を挟み、石段をゆっくり登って行く。ほどなく仁王門が現れ、その中に丸く大きな宝珠が姿を現す。
宝珠から四方に流れるような瓦葺きの美しい屋根が大きくなってくる。
その全貌が徐々に明らかになる時、「綺麗」!思わず声が出る。
御堂を包み込む清浄な大気のせいだろうか、それを抱く黄葉の木々のせいだろうか。
この日800年の黄葉は1枚残らず
国宝富貴寺を埋めていた。
色鳥の絶へ間無き声富貴の寺 瓢花
大分県には全部で4つの国宝がある。
この富貴寺大堂の他、宇佐神宮本殿、その宝物館に工芸品の孔雀文馨、臼杵摩崖仏、の4つである。
いつか臼杵摩崖仏拝顔に是非お参りをと思っている。