きょうも映画館通い by Banzong

わたしたちは世界一の映画の街に住んでいる!

2018.5.5 根津美術館で「光琳と乾山」、山種美術館「桜 さくら SAKURA」、YEBISU GARDEN CINEMAで『ロンドン、人生はじめます』と午後は青山-恵比寿エンタメ小ツアー。

2018-05-05 | 映画レビュー
散歩日和です。美術館スケジュールをチェックして、午後は青山-恵比寿エンタメ小ツアーにしました。

表参道、根津美術館は毎年恒例の光琳の国宝「燕子花図屏風」の展示も含む「光琳と乾山」展。いつ観ても、燕子花の構図にはうなります。お庭のカキツバタも満開です。青山だなんて信じられない別天地ですな。

ここから少し歩いて広尾の山種美術館は「桜 さくら SAKURA」。館所蔵の桜をテーマにした絵画を集めて、「美術館でお花見!」という趣向です。この企画は明日まで。ギリギリで間に合いました。奥村土牛「醍醐」の桜を今年もじっくり観られました。

そして、恵比寿まで降りて。YEBISU GARDEN CINEMAで『ロンドン、人生はじめます』。ダイアン・キートン主演なんだけど、シニアの恋、自立…なんか中途半端で、今ひとつ。歩きすぎ疲れてたのかな。やたらあくびしてた、とカミさんに叱られました。









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2018年5月第1週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週の公開本数は11。

2018-05-05 | 映画レビュー
5月第1週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週の公開本数は11。連休中の公開ですので小粒な感じです。新聞も今日の夕刊はお休み。マークがついているのは先週までに掲載されたものです。

気になる作品が3本。
『サバービコン 仮面を被った街』
ジョージ・クルーニーが監督、コーエン兄弟が共同脚本ときくと食指が動きます。50年代、アメリカンドリームの象徴のような郊外の町が舞台。人種差別がテーマですが、不気味な雰囲気がいいですね。

『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
アメリカを代表するフィギュアスケートで、ライバルを襲ってケガをさせた事件がありましたが、あの事件の加害者を主役にした映画です。確かに不可解な話でした。

『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』
韓国のこういうノワールものは安心して観てられます。刑務所のなかで知り合った男たちの友情と裏切りの映画。



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2018.4.29 番外編 連休中に読む本ーデーヴィッド・マークス著『AMETORA 日本がアメリカンスタイルを救った物語』

2018-04-29 | 映画レビュー
横浜で用事があっての帰り。有隣堂で『AMETORA 日本がアメリカンスタイルを救った物語』をみつけたので買う。ゴールデンウイークはこの本を中心に、積んである本を読むことにします。

最初に知ったのは『フリースタイル』というリトルマガジンの最新号。ここでこの本の著者デーヴィッド・マークスにインタビューした特集が掲載されていたんです。これが面白かった。ききては鏡明氏です。その書き出しはこんな風。「どうやら日本の男性ファッションは独自の発展をしたらしい。デーヴィッド・マークス氏の『AMETORA』は、VANから始まったこのプロセスを丁寧に検証し、この日本のスタイルが、いまやアメリカに影響を与えていることを教えてくれた」。

マークス氏によれば「石津謙介がVANでやっていたアイビー・ファッションは一応存在してたんですけど、それは50年台とか、63、4年くらいまでで……一般的な日本人がアイビーはこういうことだと気付いたときにアメリカではアイビーはなくなっていた」。つまりあれは、石津謙介さんや、くろすとしゆきさんといったアイビー教の教祖さまたちがひねりだした壮大なフィクションだったてこと!? らしい。

マークス氏は、国会図書館に通って日本のメンズマガジンを徹底的に読み込んだとのこと。「そういえば国会図書館にもない資料があるんですね。『Made in U.S.A catalog』。これは讀賣新聞社(版元)の図書室にもないんですよ」。って、あのPopeyeのテスト版として木滑さんらが讀賣でだしたMOOKのことですが。これ結構古本屋じゃ高いみたいですね。







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2018.4.28 シネマート新宿で今日封切りの『犯罪都市』を観る。マ・ドンソク、いいね!

2018-04-28 | 映画レビュー
シネマート新宿で今日封切りの『犯罪都市』を観る。もう笑ってしまうくらい痛快なバイオレンス刑事もの。『新感染 ファイルエクスプレス』で影の主役といわれたマ・ドンソクの主演作。チンピラの小競り合いにたまたま遭遇し、携帯で電話しながら片手でひょいと刃物を取り上げ軽くのして、去っていくタイトル前での登場シーンからもう、かっこいい。ソウルのヤクザ抗争に中国・朝鮮族の過激ヤクザが絡む。マッチョだが女性には丁寧で、子どもにもやさしい、賄賂はもらうが正義が優先。適度にユーモラスなシーンもあり、ドンスクをみてるだけで楽しい大人のアクションでした。





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2018年4月第4週の「わたし的週末映画ガイド」です。『犯罪都市』は必ず観ます!

2018-04-28 | 映画レビュー
4月第4週の「わたし的週末映画ガイド」です。今週の公開本数は14。なかなかの粒ぞろいです。

すでに観たのは、昨年の東京国際映画祭で上映された
『スーパーシチズン 超級大国民』
台湾映画です。国民党による50年代の白色テロで投獄され仲間を売った老人が主人公。日本人にとっては他人事ではありません。「とてもやりきれない話ではあります。苔むした墓石にぬかずくシーンでは涙がでてきて仕方がありませんでした。」というのが観たときに私のFB書き込みです。もう一度観てもいいな。

必ず観よう、と思っているのは。
『犯罪都市』
昨年公開の韓国ゾンビ・パニック傑作『新感染』で、観た人の間では大人気だったやや太めのワル、マ・ドンスクが、こわもて刑事に扮し、韓国ヤクザと中国マフィアとドンパチ、という楽しそうな映画です。

気になる作品、観たい順に。
『ザ・スクエア 思いやりの聖域』
現代アート美術館のキュレーターが手掛けたインスタレーション展示が、さまざまなトラブルをまきおこす、というふうな話とみました。美術館が舞台というのは興味あります。カンヌ映画祭、昨年のパルムドール作品。

『オー・ルーシー!』
43歳のおひとりさまOLが英会話をはじめて…。平柳敦子監督が、桃井かおり主演で作り評価の高かった自作短編を長編作品として再映画化。予告を観ると主演の寺島しのぶがいい感じ。

『パティ・ケイク$』
ニュージャージーの劣悪な環境、太っててそんなに美人でもないパティがラップで成功を目指すという青春感動ドラマ。サンダンス映画祭で話題になったそう。

『君の名前で僕を呼んで』
4Kデジタルで再上映される『モーリス』にしても、こういうボーイズ・ラブ風の映画はあまち興味ないのですが、とても評判がよいので。脚本のジェイムズ・アイボリーはアカデミー脚色賞受賞してましたね。

ま、そんなところでしょうか。アベンジャーズは多分観ないな。





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