バンコクから愛を込めないで (ボクシング奈落編)

ボクシングから離れていたあたしは復活するのか(゜Д゜)!?

(タイのボクシング) ペッ、ギリギリでのユース防衛!ポンサックの相手は向井で許可申請中。

2011年11月25日 22時28分26秒 | タイボクシングランキング
(初めて撮れた「ネ申画像」♪ペッ(赤)の腕に注目)


昨日(タイ時間25日で本日)行われたWBCユースフライ級タイトルマッチはユース王者で全試合KOで勝ってきたペッ・ソー・チッパタナー(タイ)が初めて当たったフィリピン人選手に大苦戦の末に初めての判定勝ち。またWBCフライ級王者ポンサックレックの対戦相手が日本の向井という報道がありましたが、確認できた範囲では現在承認待ちの状況です。


  タイへの旅のホテルの予約はこちらからどうぞ♪
  
  (愚連隊の一言)今回は家から近くてよかった♪


バンコク大洪水の恐れもあった今回の洪水なんですが、幸いバンコク北部に設けられた排水機構と堤防によって、洪水本体のバンコク市中心部侵入はギリギリで抑えられています。ちょうどそのせめぎ合いの影響がもろにでていたのが


  ナロンワット・プロモーションの事務所の近くのナワミン通り


で同通りの北側ラマインドラ通りとの交差点が完全に冠水し、南ではパタウィコーンの交差点が一時かなり浸水しました。ひどかった時はナロンワットの事務所のあるナワミン・ソイ139近くまで歩道上浸水し、ナコンシータマラーッ遠征のときに外人ボクサーを連れてタクシーで行こうとしたら拒否られて、最後は途中からバスに乗り換えていく羽目に。しかし試合が終わって戻ってくると事務所近くは水が全然ありませんでした。その後も行く度に水かさが減ったり増えたりしててちょうどこの辺でせめぎあってる状態でした。
もっとうちに近い場所では、スクンビット通りソイ77(ソイ・オヌッ)と並行して走ってるオヌッ運河は現在も満水状態なものの、そこから周囲にだーっと溢れるほどではないけど、一部低いところはちょっと浸水しています、という状態。
正直


  来るならさっさと来いやああああ!!!!(絶叫)


って感じだったのですがその線を越えずに済みそうな気配です。まあその方がもちろんいいんですけどね。近くのスーパーなどにもものが続々と入ってきてて平常どおりに戻りつつあります。まあまだまだ北部では浸水したままの家も多いわけでまだまだ被害を受けた方々は大変な状態な訳ですが。


では本題から入ります。

[[ 2011年11月25日 ]] ペッインディー・バンコク大会
場所:バンコク都内スクンビット通り103(ソイ・ウドムスック)ウドムスック58
時間:タイTV7チャンネルで午後3時から午後5時まで(日本時間午後5時から午後7時)生放送

▼第1試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量124ポンド
ピチッチャイ・ツインズジム(タイ) VS ローマン・サカロフ(ロシア)

ユースタイトルを狙いたいピチッチャイの相手は国際式初戦のムエタイ選手ローマン。身長182センチで懐も深いローマンを中々攻め切れなかったピチッチャイでしたが最後はスタミナを消耗しつくした感のあるローマンを5Rに一度ダウンさせた末に、その後の連打で沈黙させてレフェリーストップ。



<赤がピチッチャイ>


  5R0分59秒TKOでピチッチャイが勝利

しかしタイムキーパーがすぐそこにおるんやから時間ぐらい自分で聞け!>タイのメディアの中の人


▼第2試合:WBCインターナショナル・Sフライ級タイトルマッチ
ペッ・ソー・チッパタナー(タイ) VS ジェシー・ジャスティヴァ・トゥヨー(フィリピン)

ユース王者ペッが初めて迎えるフィリピン人選手。そのジェシーは体ごと突っ込むような左のロングフックやストレートでボディーを狙ってきます。大振りすぎて空振りも多いんですが、その威力にペッの勢いも止められます。
3Rまでの中間採点は29-28でペッが3人。





大振りのジェシーに対して細かいパンチでポイントを稼いだペッ。中盤以降さすがにジェシーも疲れが見えて相変わらず飛び込むもののそこでクリンチ、というパターンが多くなります。
6Rまでの採点は58-56でペッが3人

しかし信じられないことにここからまたジェシーの突撃が再開(驚)飛び込みボディーフック、ストレート、逆にペッの手数が減ってしまったのであたしがジェシーにポイントを振る場面が増えてきます。最後の10Rこそ落ち着きを取り戻したペッがうまく裁く感じでしたが、負けててもおかしくない終盤の展開。

最終採点は97-93、97-93、96-94





個人的には引き分けか、ジェシーの勝利もあった展開と思いました。


  ただテクはないんですけどね…>ジェシー(汗)


▼第3試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量118ポンド
ビッグベック・マノーダークへアージム(タイ) VS モンコン・パタナカーンジム(タイ)

名前を知らないのに知った顔がいる何度かあったこのパターン。ビッグベッグに話を聞いたら「前にゲーンペッの名前で試合してます。」ああ、ゲーンペッ・マノップルンローッね。よさげな選手の一人として記憶に残ってたんだよな。今回はボクシング興行の常連スポンサー、毛染めの「マノー・ダークヘアー」やビタミン剤「マノー・プロヴィタップ」の会社の名前をしょって戦います。



<激戦を制したゲーンペッもといビッグベッグ(左)>


試合自体はものすごい打撃戦を展開。両者ともガードを無視して打たれても打ち返すような


  絶対体に悪い試合展開…(汗)


試合は左目上をカットしたモンコンの出血がひどくなったところでドクター・チェックの結果TDへ。判定でビッグベッグが勝利。


▼第5試合:ノンタイトル、6回戦、契約重量126ポンド
ガウナー・シッツプーペッ(タイ) VS リエムペッ・シックルーエクジム(タイ)

予定にあった第4試合がはしょられて(よくある話です)第5試合が第4試合に繰り上がり。
しかし締めにしてはつまらない試合展開に。上背・リーチで勝るが体力で負ける感じのリエムペッが相手のパンチを嫌がって組み付いての戦いを繰り返すのでクリーンヒットが少なすぎ。体力で勝るガウナーは組んでからでもボディーにパンチを入れてリエムペッの体力を奪います。これでリエムペッはさらに接近戦へ、の繰り返し。



<リーチの長さを生かしきれなかったリエムペッ(右)>


結果は判定でガウナーの勝ち。まあ仕方ないでしょう。


さて、タイ国内として最初にポンサックレックの次戦が日本の向井だ、とすっぱ抜いた「バンコクポスト」なんですが、ある筋からネタ元を聞いたら納得。まあ「WBC」については間違いは少なそう。(なんなんだ)
一昨日の記者会見のときは口を濁してたプロモーターだったんですが、WBCの中の人に話を聞くと


「WBCに承認申請をして承認待ちの状態だがまず承認されるのではないか?」


との話でした。先般プロモーターとWBCのランキングを見ながら物色していた際は向井は16位にいたので気がつかなかったんだけど、西半球の選手やフィリピン人強豪がひしめいてたランキングの中で向井が15位以内に入ってくればそりゃ選ばれますね。(その裏に何があったかは知らないが)なお試合会場はバンコクの北郊のラーブ11(国王警護隊第11駐屯所)になるそうです。これはしかしライトフライ級のコンパヤックの試合の方が楽しみになりそうですね。


ではまた


皆さん、クリックお願いね♪♪
にほんブログ村 格闘技ブログ ボクシングへ

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ

タイ・ブログランキング

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。