31日午前11時ごろ、チンイー地区(青衣)の警察署に所属する警官が睡眠薬を多量に飲んで自殺を図った。場所はワンチャイ・軍器廠街にある警察本部のトイレ内。病院に収容され胃洗浄を行い、命に別条はないという。
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<追記 11/1成報>
自殺を図ったのは何×倫さん(47)。警官になって長いが、二年前、葵涌警察署勤務の刑事を務めていた際、規律違反で二年の停職処分を受けた。さらに内部調査との目的で何度も呼び出されて面接を受けていた。
一週間前、ようやく停職処分を解かれた彼だったが、「刑事」だったのが制服を着用して巡査をやることは、警察官にとって事実上の「降格」扱い。広東語でいう「シイタケの蒸し煮(燉冬 ダンドングー)」という屈辱。
彼は停職処分の期間中「いつかは解雇までされるんじゃないか」と心配し始め、面接の日を先延ばしにしてきた。そのため、ようやく停職処分期間が過ぎた後も、まだ面接をしなければならないことになっていた。
31日午前、何巡査はワンチャイの警察本部に出頭し、面接を受けることになっていたが、時間になっても会場に現れず。午前11時30分、その彼から家族に電話があった。
「降格処分は不本意だ。それと、首になるかもしれない」と洩らし、本部建物内で自殺するぞと言ったという。
数分後、ある警官が同ビル12階の男子トイレで、なかば昏睡状態にあった何巡査を発見。本人は睡眠薬と抗うつ剤を飲んだと話したという。警官はすぐに彼をルトンジー病院へ送った。胃洗浄をうけ、何巡査は命に別条はないという。
■病院へ送られた何巡査
(写真は成報より失敬)
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<追記 11/1成報>
自殺を図ったのは何×倫さん(47)。警官になって長いが、二年前、葵涌警察署勤務の刑事を務めていた際、規律違反で二年の停職処分を受けた。さらに内部調査との目的で何度も呼び出されて面接を受けていた。
一週間前、ようやく停職処分を解かれた彼だったが、「刑事」だったのが制服を着用して巡査をやることは、警察官にとって事実上の「降格」扱い。広東語でいう「シイタケの蒸し煮(燉冬 ダンドングー)」という屈辱。
彼は停職処分の期間中「いつかは解雇までされるんじゃないか」と心配し始め、面接の日を先延ばしにしてきた。そのため、ようやく停職処分期間が過ぎた後も、まだ面接をしなければならないことになっていた。
31日午前、何巡査はワンチャイの警察本部に出頭し、面接を受けることになっていたが、時間になっても会場に現れず。午前11時30分、その彼から家族に電話があった。
「降格処分は不本意だ。それと、首になるかもしれない」と洩らし、本部建物内で自殺するぞと言ったという。
数分後、ある警官が同ビル12階の男子トイレで、なかば昏睡状態にあった何巡査を発見。本人は睡眠薬と抗うつ剤を飲んだと話したという。警官はすぐに彼をルトンジー病院へ送った。胃洗浄をうけ、何巡査は命に別条はないという。
■病院へ送られた何巡査
(写真は成報より失敬)