足立美術館で「日本一」の庭園と、横山大観をはじめとする巨匠たちの作品を堪能しました。
時計を見ると、時刻は正午前。
少々早いですが、お昼ご飯をいただきます。

足立美術館に隣接する安来節演芸館。
「アラエッサッサ~」の掛け声によるどじょうすくいで有名な安来節を演舞する劇場施設ですが、

その敷地内にある「どじょう亭」にお邪魔します。
私が訪れたときは先客が数組で、席はガラガラ。
ですがその空席は、安来節の演舞を観たツアー客の予約席だったようです。
先客が帰るまで約10分ほど待って、着座。
メニューを見ると、当然ながらどじょう料理ばかり。
その中でも王道というべきまるごと柳川御膳(当時1,300円)をオーダー。
さらに先付として、どじょう唐揚げ(当時650円)もオーダーしました。
オーダーから数分して・・・

どじょう唐揚げ、うまい!
付合せの調味は塩と味噌の2種類ですが、まずはそれらをつけずにいただくと、あっさりとした味の中で徐々に旨味が増幅していく感じ。
しかしながらその旨味は前面に出てくることもなく、あくまで奥に控えている・・・って、私は何を云ってるんでしょう?
そして唐揚げを2本ほどいただいたところで、

メインが登場。
柳川鍋は初体験なので、メニューとともに据え置かれている「柳川鍋のおいしい食べ方」に従い、鍋から湯気が出るまで待機。

生卵を溶いて鍋へと流し込み、ふたをして30秒。

いただきます!

柳川鍋、うまい!
どじょうとごぼうの相性がぴったりで、うまいです。
唐揚げは衣に覆われていてわからなかったのですが、どじょう1匹1匹が細身ながらぷっくりと肥えていて、私の想像以上にボリュームを感じました。
どじょうが丸々入っていますが骨っぽさはほとんど感じられず、するするとわが胃袋に収まっていきました。

完食! ごちそうさまでした。

どじょうのお店なので、観賞魚もどじょう。
じっくり見ると、どじょうもかわいいものですね・・・って、さっき食ったばかりの人間が云うのもなんですが。

でっけぇ~!
その足元にあったバケツにいらっしゃる彼らは、うなぎではなくどじょうです。
長さは20センチを優に超えています。
どじょうってこんなに大きくなるものなんですね~。
お店の方によれば、この巨大などじょうは土用の丑に蒲焼きにして食べるのだそうです。
どじょうを食べて英気を養ったところで、難攻不落の名城へと足を運んでいきます。
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