鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

花火!歓喜と悲劇

2015-10-21 | 公園・庭園


2 0 1 5 年 8 月 4 日 ( 火 )

午 後 4 時 2 5 分

横 浜 市 中 区

山 下 公 園



マリンタワーから下りてきました。

「神奈川新聞花火大会」打上開始時刻・午後7時まで、あと2時間30分。
打上げまで時間はたっぷりありますが、ここで場所取りに着手しました。



マリンタワーが立つ公園の南側から入り、海沿いを歩き、花火を見上げる場所を探します。



氷川丸が停泊しています。
乗船することもできますが、この日はそのようなことをしている暇はありません。



もやい綱・・・ではなくチェーンには、カモメが羽を休めています。
我々も腰を休める場所を探さねば。


そして、



水の守護神像(噴水のところ)のとなりにある芝生の緑地に目をつけました。
この中の適当な場所を見つくろって着座・・・しようとしましたが、

ビニールシートを買い忘れた!!

我々はなんとも重大なミスを冒していたのです。
しかしここは手持ちのタオルなり何なりで凌ぎました。



花火が打ち上がる大さん橋方向。
なかなかよろしい場所を取ることができました(*^^)v


飲み物を買うなり、トイレを済ますなりして、花火が打ち上がるその刻を待ちます。



空はしだいに宵闇に包まれていき、氷川丸にも明かりが灯り始めます。



大さん橋もライトアップがなされます。




午 後 7 時 0 0 分

打 上 げ 開 始


いよいよ打上げが始まりました!
花火の見え具合も良好(#^.^#)



しかし撮影の腕前が全く追いついていない(T_T)







何度か失敗を繰り返し、





ようやく満足のいく画を収められるようになってきました。


しかしここで、デジカメのバッテリが悲鳴を上げています!

ここへ来てまさかのバッテリーレベルが1(T_T)
そういえば「アートアクアリウム」でばっしばし撮影しまくりました。
そこは暗所であるため、想像以上にデジカメさんに負担を強いたようです。

とはいえ、どのような花火が上がるか全くわからない状況。
ここはとにかくデジカメさんがダウンするまで撮影しまくるしかない!!









打上開始から約30分。









このあたりから打上げは盛り上がりを見せ始め、













大きな4尺玉(だったか??)も大輪の花を咲かせます。
観客からは歓声が漏れ、打上げのひと段落ごとに拍手喝采。



午後7時53分。





特大スターマインの画を収め、ついにデジカメさん、休眠に入られました(T_T)



相方さんのスマホさんも休眠状態に入ったため、この後は、大輪の花々をこの眼にしかと焼き付けよう。
そう誓い合って、花火をじっと見つめていました。



この時、公園の外で異常事態が起きていることなど、知る由もありませんでした。




午 後 8 時 3 0 分

打 上 げ 終 了


静寂を取り戻した夜空。
見物客は、ある者は早々に帰路につき、ある者は余韻を楽しみ着座し、ある者はさらに海を見つめていました。

相方様がうっとりとした顔で余韻にひたり、かくいう私も同様。
そして海のほうへと歩きますが、ベンチはすでにカップルに占拠されています。

この後は、近くにある中華街で食事をして帰路につく。
その予定でしたが、公園を出たところで重大な情報に接します。

JR根岸線、架線事故のため運転見合わせ。
JR東海道線、運転見合わせ。
JR横須賀線、運転見合わせ。
JR横浜線、運転見合わせ。


この状況下でも、「中華街でメシを食べている間に復旧するだろう」と楽観的にとらえ、中華街方向へ歩いていきました。



そしてとある小道を歩いているときのこと。

パァァァン!!!!!!


1台の車が目の前の道路を横切ったときのこと。

その刹那、我々を得体の知れぬ液体が襲い掛かってきました!
その液体は顔にもかかり、服にもかかり、目にも入ってしまい、口にも入ってきました。
嫌でもその味を見ることとなったのですが、その味が到底味わったことのない苦味。
たしか苦味=アルカリ性の液体、と理科の時間に習った覚えがあります。

これはシャレにならない一大事!!
そう感じた私は、まず失明の危険を払うべく、近くのコンビニに駆け込みトイレを・・・トイレねぇのかよ、ここのコンビニは!
次に、コンビニの店員にありったけのお手拭タオルを要求。
とにかく洗い流すことを最優先に行動しました。

なんとか目からは洗い流すことはできた(と思われる)のですが、花火大会の余韻はこの一事で一気に吹き飛んでしまいました。



相方様が現場からつぶれたコイツのパッケージを拾い上げました。
これが史上名高いヒヤロン顔射事件です。


髪が汚れ、服が汚れた彼女はもはや中華街で食事するなど思いもよらず、ただひたすらヒヤロンを洗い流せる施設を探し回ったのでした。



完全私的旅「日本の夏の美」 完

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