弘明寺でたか氏と別れ、この日は自宅に戻るべくママチャリをこいで北上を開始します。
弘明寺からは鎌倉街道をまっすぐ進みます。
30分後、みなとみらいへ。意外と時間がかかりました。
せっかくのみなとみらいも曇天では少しばかり寂しいものです。
そしてこの日は、前日までの暑さとは打って変わって、半そででは肌寒いくらいでした。
チャリ旅の場合、荷物は最小限にとどめる必要が出てきます。
そうすると削ることになるのは衣類、とくに長袖です。この日は長袖、長ズボンを1枚も持っていませんでした。
↑前フリっぽい記述ですねぇ。
そうです前フリです。
艦船「日本丸」が泊まっているところ。
それには似つかわしくない、なんだかポップな音楽が聞こえてきたので、様子を探ってみました。
小学生の女子がダンスをしています。
そして30歳近い女性がひとり、中心で踊って掛け声をかけています。
おそらくは横浜市内のダンススクールのイベントだったのでしょう。
これこれ、「ババアはいらねえ」なんて言うのはどこの同好会員ですかな?
みなとみらいからそのまままっすぐ進み、国道15号・第一京浜へ入ります。
横浜・東京間のルート、こたびは第一京浜を使うことにしました。
アップダウンのない平坦なルート、長距離移動をするのにこれほどよい条件はありません
1Kmも進まないところに最初の青看は、「東京 29Km」とあります。
つまり横浜の第一・第二京浜の分岐点から日本橋までは、約30Kmです。
ちなみにこちらは、日本橋から3Km進んだ霞ヶ関にある国道1号の青看、「横浜 32Km」。
この場合の「横浜」は横浜市役所と考えられますが、そこは京浜国道の分岐点から1Kmほど南側にあります。
そこから考えると、京浜国道の分岐点から第二京浜を通って日本橋までは、約34Kmということになります。
やっぱ第一京浜がいいね!
さてさて私は、その青看から7Km先の鶴見で最初の寄り道をするつもりでおりました。
鶴見といえば・・・
花月園の競輪場。これはもう廃止になっています。
箱根駅伝の最初・最後の中継所。いまは正月ではありません。
テツ分色濃いJR鶴見線。しかしこの日はチャリ旅です。
總持寺。そう、總持寺です。
鶴見で広大な境内を有する・・・というより石原裕次郎の墓があることで有名な曹洞宗の寺院です。
花月園駅のあたりで、「總持寺 左」の案内表示が出たので、ここで第一京浜を外れて商店街へ入っていきます。
おでんやさんでは、すべての具が1本60円で売っていました。おおいに惹かれます。
しかしながら、まずは總持寺に行こう、おでんはお昼に食べよう、ということで通過。
すぐ先のJR、京急の2段構えの踏切へ。
いつまでたっても踏切が開きません。とくにJRの踏切はひどい。
私は京急線とJR線の間に取り残されてしまいます。
「この踏切道をご利用の皆様でお急ぎの方は、横浜方にある花月園跨線橋をご利用ください」
京急の踏切前にある、この勧告を無視して待つこと15分。
遮断機は下りたままです。
いったん引き返し、商店街のおでん屋さんに行っちゃいます。
この日最初の朝食は、おでん6本(360円)です。
具はなんだったかおぼえていませんが、踏切を待つ間、あつあつおでんに食いつきます。
おでんを食べるのが先か。
遮断機が上がるのが先か。
むちゃくちゃ行儀が悪いですが、チャリにまたがっておでんをはふはふ。
あつあつおでんをムリヤリ急いで食べた結果、遮断機は上がらず。
それから5分後、ようやく遮断機が上がり、私はJR京浜東北線&JR東海道線&JR横須賀線を越えていくことができました。
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