鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

鶴見・東福寺

2014-07-11 | 寺院仏閣

2 0 1 4 年 5 月 6 日 ( 火 )

午 前 1 1 時 3 5 分

横 浜 市 鶴 見 区

京 急 花 月 園 駅 付 近



花月園駅わきの開かずの踏切を超えた私は、そのまま坂道を上っていきました。
すると小さな駐車場とともに、由緒ありそうな山門が建っています。

ここは總持寺・・・ではなく、東福寺というお寺でした。
静かなたたずまいに魅かれた私は、このお寺に立ち寄ってみることとしました。


東福寺は、真言宗智山派の寺院で、山号は子生山といいます。

・・・終わり。
鶴見の東福寺の解説文はこれだけです!・・・なにぶん信頼に足りる情報が少ないのです。東福寺の公式サイトはないですし。
あのWikipediaですら、鶴見の東福寺の記事はありません。あるのは紅葉で名高い京都の東福寺と、同じ横浜でも西区にある東福寺です。
でもこれだけだとちょっと・・・と思ってもう少し調べたところ、

東福寺は寛治元年(1087年)醍醐寺の勝覚僧正により開かれました。
堀河天皇の治世、天皇は皇子の誕生をご祈念し、東福寺の子育観音に願かけをなさいました。
その3年後、堀河天皇の皇子(のちの鳥羽天皇)がお生まれになったので、「子生山」の号と宸筆の額を賜ったといいます。





まずは入口に建つ山門です。
しっかりと「東福寺」と書いてあります。





石段を上がると、正面には本堂と思われるお堂が建っております。
こちらで旅の無事を祈願します。

「チャリにトラブルなく、無事に着きますように」
「少し寒いので、気温がちょっとでも上がりますように」


あまり広くない境内には、像やらお堂やらが所狭しと配置されていました。



堀河天皇のくだりで登場する子育観世音像は、ここ数年で新調されたものなのでしょうか。
ただ、ご本尊の如意輪観音は、子年ごとのご開帳となっているようです。



真言宗の寺院とあって、空海が諸国を行脚しているさまを像にした修行大師像もあります。



写経を収めている心経塔が立っています。
そしてこれらを覆っているかのように生い茂る緑がなかなかよかったです。



子育観世音像の周囲にある庭園には入れなかったのが少しばかり残念でしたが、静かな寺のたたずまいは心持ちを癒してくれました。



◆参考文献
 ・鶴見の歴史(横浜市公式サイト)  http://www.city.yokohama.lg.jp/tsurumi/information/introduction/sasshi/rekishi.html
 ・鶴見みどころ(横浜市公式サイト) http://www.city.yokohama.lg.jp/tsurumi/kanko/midokoro/midokoro80.html#44






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