ばくっちの巣穴 ドット blog

熱しやすく冷めやすい。新しもの好き、ばくっち

thank you♪~小鍛冶

2016-06-24 | 能楽堂
本日お能鑑賞デー
外国人向けの鑑賞教室に日本人の私も紛れて観た。
野村万蔵の「柿山伏」と観世喜正の「小鍛冶」。
最初の英語解説は日本語字幕見ながら聞いた。
基本的な内容だったけど、知らない人に説明するには…
と思いながら聞いたら、改めて勉強になった。

液晶画面の字幕は、英語、中国語、韓国語、日本語の
4カ国語が選べるようになっていた。
(いつもは英語・日本語のみ)
どんな訳になってるか分かりませんが、
狂言のギャグポイントで外人さんがウケてると、なんだかホッとしたし、
お能で鋭く面を切る所作や、力強い足拍子がいちいちキマる度に
なんだか誇らしい気持ちになった。
日本人でよかったー。(他がダメという意味ではなくて。)

ただ、なんだか終始、やかましかった。
喜正といい、とのけんといい、声のよく通る人が
揃っていたのか、または外人さん向けに楽団のかたがた
含めてみんなオーバーアクションになっちゃったのか、
または私が慣れない正面席で見ていたからなのか…、
とにかくなんだか、ずーっと、やかましかった。
小鍛冶って、こんなに賑やかだったっけ。
まあいいか。みんな寝る暇もなく、楽しめたと思う。

そして帰りがけ。
アンケート用紙と引き換えに、ノベルティの
メモ帳をもらったのだが、
日本語の用紙だったにもかかわらず、劇場のおじさんに
「テンキュー。スモーる、プレゼンと」と言われた。

そんでまた、そのメモ帳が…恐い。

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